東日本大震災に関する第三セクター鉄道等への支援についての要望書（平成23年4月26日）

国土交通大臣　大畠 章宏 殿

　東日本大震災の発生により、第三セクター鉄道等では鉄道施設の損壊をはじめ、運輸収入減少による大幅な収支悪化など大きな被害を受けております。
　第三セクター鉄道等は、地域の基幹的な公共交通機関として重要な役割を担ってきましたが、その経営基盤は脆弱であり、今回の震災によってさらに経営が圧迫され存続が危ぶまれる事態に陥っております。
　一方、地域の第三セクター鉄道等を支える地方自治体においても十分な財政余力がなく、国による支援措置を是非とも必要としております。
　つきましては、上記事情を御賢察の上、次の事項について格別の御配慮を賜りますようお願い申し上げます。