西和賀町地域おこし協力隊　西崎　太郎　さん

　西和賀町地域おこし協力隊の西崎太郎です。

　岩手県盛岡市出身で、県内一の羊飼いになるために日々活動しています。協力隊に着任する前は、北海道の約200頭の羊を扱っている牧場に就職し、2年半、繁殖から肥育までの仕事をしていました。

　北海道で仕事をして2年目を迎えた時、友人から「岩手に戻って羊を飼わないか」と誘われました。羊飼いとして生活してみたいという想いがあったので、友人の誘いに乗り友人の地元であった西和賀町に協力隊として移住することになりました。

　2020年5月に着任し、その年に羊の飼育環境を整え、2年目に羊を県内や県外から導入し、2021年5月から飼育を始めました。放牧を中心とした飼育を行い、羊もすくすくと成長し、2022年2月ごろから元気な子羊が続々と生まれています。これから、肥育や羊毛を生産していく中で、まだまだ足りない知識を深め、羊の小さな変化に気付けるよう日々観察していき、質の高い岩手県の国産ラム肉と羊毛を生産し、皆さんに提供できるよう残り1年頑張りたいです。