紫波町地域おこし協力隊　岡本　夏佳　さん

紫波町地域おこし協力隊の岡本夏佳です。現在、岩手大学の農学部に通いながら活動を行っています。弘前でりんごと米を作っている祖父母の存在もあり、将来は古民家で暮らしながら農業を生業として生きて行きたいと思っていました。大学に進学したものの、農村での暮らしや農業に近づく道をうまく見つけられずにいました。

そんな時に出会ったのが、夏休みのインターンシップで訪れた紫波町でした。古民家探しが趣味だったことから空き家問題に興味があった私は紫波町で空き家管理やリノベーションについて学びました。紫波の人と関わっていくうち、どんどん紫波に惹かれていき、一年通い詰めた後に移住してきました。

里山リノベーション担当として、畑でのイベントや四季折々の手仕事を体験すワークショップなどを企画していきます。自分自身も農村に暮らしながら、そこで暮らす人々の暮らしや農業の魅力を私なりの目線で同世代のみなさんに伝えていきます。私と同じように、農村での暮らしや農業に近づく道を見つけられずにいる人たちが、農村の暮らしにちょっと入り込み、自分の生き方を見つけるきっかけになればと思います。