知事からのメッセージ 平成30年1月

ID番号 N61280 更新日 平成30年2月5日

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平成30年1月15日

1月14日から1月15日にかけて、台湾を訪問しました。

平成30年3月28日から10月24日までの間、タイガーエア台湾によるいわて花巻空港と台湾・桃園国際空港との定期チャーター便の運航が決定したことから、このチャーター便の利用促進、さらには定期便化の早期実現を目指し、岩手県とタイガーエア台湾との間で「国際定期路線の実現の連携に関する覚書」の調印式を行うために訪問したものです。

調印式では、タイガーエア台湾の張会長と私が「国際定期路線の実現の連携に関する覚書」に署名をし、

  • チャーター便の利用促進、定期便化の早期実現に連携して取り組むこと
  • 広報PR等のプロモーションに関し、相互に協力すること
  • 持続的な協力のため、緊密な連携を図ること
について合意しました。

併せて、調印式に集まった台湾の報道機関や観光関係者の方々に対し、岩手県の二つの世界文化遺産をはじめとした歴史文化、海と山の二つの国立公園などの雄大な自然や、これに育まれた食や食文化、良質な温泉を紹介したほか、「春の桜」や「秋の紅葉」といった人気のあるコンテンツに加え、「夏の祭り」や「冬の雪」を紹介するなど岩手県の観光の魅力についてPRを行いました。

今回の覚書調印を機に、チャーター便の利用や定期便化の早期実現に向けた機運、岩手と台湾の交流とつながりが更に拡大し、深まるよう努めていきます。 

台湾トップセールス調印式の写真

台湾トップセールス調印式で知事が握手する写真

平成30年1月27日

1月27日、盛岡市で開催した「いわて三陸復興フォーラム(全体会)」(併催:「いわての復興を自治の進化に」第5回シンポジウム、平成29年度第3回いわて復興未来塾)に出席しました。

このフォーラムは、東日本大震災津波からの復興の情報を発信することにより震災の風化を防止するとともに、復興を担う個人や団体など多様な主体が、復興について学び合うことにより、復興や地域づくりの更なる推進につなげていくことを目的として、開催したものです。

今回のフォーラムは「復興の希望 未来予想図を語る」をテーマとし、三菱総合研究所理事長の小宮山宏さんに「プラチナ社会の実現と復興」と題した基調講演をいただきました。

また、「希望をつなぐ地域防災とコミュニティ」をテーマとして、中越防災安全推進機構マネージャーの山崎麻里子さん、大槌町安渡町内会会長の佐々木慶一さん、釜石リージョナルコーディネーター協議会(釜援隊)の二宮雄岳さん、大槌町震災検証室長の小山雄士さんが登壇し、パネルディスカッションを行いました。

本県の未来に向けた可能性と復興の先を見据えた取組の在り方や、地域防災とコミュニティの在り方について考える良い機会となりました。今後も、機会を捉えて復興の情報発信を行うとともに、復興や防災について学び合う場をつくっていきます。

知事挨拶の写真

小宮山さんによる講演の様子の写真

パネルディスカッションの写真

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