知事からのメッセージ 平成27年9月

ID番号 N39202 更新日 平成27年10月1日

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平成27年9月19日

9月19日、盛岡市で、いわて国体・大会開催1年前(冬季大会100日前)イベント「希望郷いわてスポーツフェスタ2」を開催しました。

希望郷いわて国体本大会と希望郷いわて大会の開催まであと1年、そして冬季大会まであと約100日の節目を迎えることから、イベントでは、今年のわかやま国体・大会へ出場する岩手県選手団への激励を目的とした結団壮行式や、わんこダンスコンテスト決勝大会、デモンストレーションスポーツ体験会などを行い、いわて国体・大会ムードを盛り上げました。

選手団結団式は、これまで国体と全国障害者スポーツ大会をそれぞれ別に実施してきましたが、今回は合同で行い、「オール岩手」での活躍を誓い合いました。また、希望郷いわて国体冬季大会の候補選手も参加して、意気込みをアピールしました。

来年のいわて国体・大会は、東日本大震災津波の被災地域で開催される初めての大会であり、復興支援への感謝の気持ちや復興に力強く前進する被災地の姿を、全国の方々に伝えるという大きな意義を持つ大会です。

岩手県では、今年を「本格復興邁進年」として、復興をさらに加速させるとともに、「復興のシンボル」となる両大会の成功に向けて、県民の皆さん、市町村、関係機関・団体と力を合わせて「オール岩手」で開催準備に万全を期していきます。

いわてスポーツフェスタ2
岩手県選手団の結団壮行式で活躍を誓い合いました


平成27年9月21日

9月21日、遠野市で、「怪フォーラム2015inとおの」を開催しました。

怪フォーラムとは、岩手・鳥取・徳島の3県が、連携や交流を深めながら情報発信と地域活性化を推し進めようと、平成24年度から3県を巡って開催しているものです。ゲゲゲの鬼太郎などで有名な漫画家水木しげるさんが会長を務める世界妖怪協会が、妖怪文化の普及に貢献した地域として本県遠野市、鳥取県境港市、徳島県三好市を「怪遺産」に認定したことが縁になったものです。2巡目となる本年は、再び遠野からスタートすることとなり、妖怪や伝承、伝統芸能を通して、人間と妖怪との関わりを探りました。

当日は、3県の知事・副知事や荒俣宏さん、小松和彦さん、京極夏彦さんたちと怪遺産大談義を繰り広げました。また、3県の民俗芸能の紹介も行われ、本県からは、遠野の山口さんさ踊りの一行が参加し、集まった方々に華麗な舞を披露しました。

地方創生を進めるにあたり、それぞれの地域は「オンリーワンな地域振興策」を工夫していく必要があります。今回の怪フォーラムは、妖怪文化という共通の財産を持つ他の2県と連携して、怪遺産「遠野」を通じ、自分たちの持つ地域文化に誇りを持つ機会とし、またファンによる聖地巡礼などによる集客に結び付けようとするものです。岩手県には遠野のほかにも「ざしきわらし」や「スネカ」などのような伝統的な地域文化が数多くあります。こうした地域の資源を生かすことで「オンリーワン」をめざす地域振興にも力を入れていきます。

怪フォーラム1
怪遺産大談義では、妖怪文化を通じた地方創生を語り合いました


怪フォーラム2
怪遺産大談義の最後は妖怪もステージに大集合


平成27年9月26日

9月26日、和歌山市で開催された第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」開会式に、岩手県選手団団長として参加しました。

当日は、選手、役員など約70名が参加し、出陣式で活躍を誓い合った後、開会式では復興支援の感謝と来年の「希望郷いわて国体」のアピールを行いながら、力強く入場行進しました。

わかやま国体への本県からの参加人数は、ここ10年間では最大規模となる655名となりました。また、国体ブロック予選である東北総合体育大会では、本県の競技別総合優勝の数は8競技となり、昨年度を上回りました。同大会での上位入賞者数やブロック予選突破数をみると、選手強化の成果を実感することができます。

わかやま国体での選手の皆さんの活躍が、岩手のスポーツを一層盛り上げ、来年の「希望郷いわて国体」、さらには2020年の東京オリンピックの盛り上がりにつながっていくものと大いに期待しています。すべての競技において、岩手県人のねばり強さを発揮し、「オール岩手」の団結力で上位入賞を目指し、明るい話題を県民に振りまいてくれるよう、心から応援しています。

わかやま国体開会式
開会式に先立ち出陣式を行いました


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