知事からのメッセージ 平成23年5月

ID番号 N14501 更新日 平成26年1月16日

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平成23年5月26日

山田町大沢小学校

東日本大震災津波の被災地お見舞いのため、秋篠宮殿下、同妃殿下が5月25日から26日に大槌町、山田町をご訪問されました。
25日は大槌町の城山公園の高台から被災状況をご覧いただいた後、避難所となっている城山公園体育館を訪れ、避難している被災者の皆さんを励まされました。


山田町役場屋上より

翌26日は山田町役場屋上より被災状況の説明を受けられた後、被災地に向かって黙礼をされました。続いて訪れた避難所(大沢小学校)では被災者を慰問されるとともに体育館で同校児童とご交流いただきました。


臼澤鹿子踊保存会館伝承館

また午後から訪れた大槌町の避難所では被災者の皆さんが披露した伝統芸能の臼澤鹿子踊りをご覧になったほか、殿下が以前より観察に何度か訪れていた希少魚「イトヨ」が生息する源水地区にも足を運ばれました。
今回のご訪問先は殿下にとってもご縁の深い場所であったことから、各訪問先での両殿下の心温まるお言葉に町民の皆さんも感激され、復興に向けて大きな力と希望をいただきました。

平成23年5月22日

官房長官を案内する知事

東日本大震災津波で被害を受けた久慈市、宮古市など沿岸北部5市町村を枝野幸男(えだの ゆきお)内閣官房長官が視察に訪れ、私も案内役として同行いたしました。現地では久慈市の国家石油備蓄基地をはじめ、野田村の避難所、三陸鉄道施設などにご案内し、各施設の被災状況についてご確認いただきました。


要望項目を説明する知事

私から長官に対し、各地域の特性に応じた復旧・復興対策へのご支援をお願いし、特にも水産業の再生や被災者(企業)の二重債務問題などでは既存の枠組みを超える政府の取組をお願いしました。

平成23年5月20日

FDA社須川専務と知事

航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、本社:静岡県)の須川恒次(すがわ つねじ)専務取締役が、5月21日からの「いわて花巻・名古屋小牧線」の定期便就航に合わせ、県庁を訪問されました。

本県と名古屋との航空路線の復活は、昨年5月の運休以来、本県関係者の悲願であったことから大変ありがたく、県民を代表して感謝を申し上げました。


FDA

その他、同社からは、今回の震災にあたり、静岡空港からの救援チャーター便を5便運航いただくなど継続的なご支援をいただいております。さらに今回の就航は、本県経済の復興に向けて、本県のものづくり産業や観光など産業面の復興を支えるものとして大いに期待しております。

また、平泉の世界遺産登録に向けて観光面でも大きな効果が期待されており、同社と連携しながら中京方面からの観光客の誘客に取り組んでいきます。

平成23年5月19日

農林水産省事務次官への要望の写真
農林水産省事務次官への要望

東日本大震災津波により被害を受けた本県の農林水産業者や関連する加工業者などのすべての皆さんが、再び意欲と希望を持って生産活動に従事できるよう、国においても総力を挙げて取り組まれるようお願いいたしました。

  • 国家プロジェクトとしての水産業の復旧・復興の実施について
  • 農業・農村の復旧・復興対策について
  • 森林・林業、木材産業の復旧・復興対策(合板工場等の復興に向けた支援制度の創設)について
  • 被災農林漁業者等の二重債務問題の解消について

併せて、被災した岩手競馬の施設の復旧や復興に向けた継続的な支援について、政府はじめ関係機関に要望活動を行いました。


農林水産省生産局長への要望の写真
農林水産省生産局長への要望

平成23年5月19日

坂田大使と知事

希望郷いわて文化大使の坂田幹靖さん(GINZA Kanseiオーナーシェフ:東京都)のレストランで昼食をいただきました。岩手牛など県産の食材がふんだんに使われ、特に被災地である陸前高田産のしいたけは肉厚でとても美味しかったです。

同店では「共に、明日に向かって がんばろう東北、そして日本。五月・水無月(5月・6月)震災復興応援ディナー」と銘打った、被災地と被災された皆さんを料理を通して応援する、岩手の食材を集めてのディナーメニューが用意されています。

また、坂田シェフは本県被災地で何度も炊き出しを行われるなど、心のこもった継続的な支援をいただいており、避難されている皆さんに夢と希望を与えてくださっています。本当に感謝申し上げます。

坂田大使はじめ、これまでたくさんの皆さんに本県の被災地においでいただき、避難所で不自由な生活を余儀なくされている方々に勇気をいただいていることに厚く御礼を申し上げます。全国の皆さんの物心両面の温かい支援を糧に、県民一丸となって一日も早い復旧・復興に向けた取組を進めていきます。

平成23年5月7日

五百旗頭議長と大船渡市長

政府の「東日本大震災復興構想会議」の五百旗頭(いおきべ)議長はじめ委員の皆さん5名が、津波で大きな被害を受けた大船渡市・陸前高田市を視察されました。


県庁で意見交換する各委員

これに先立ち県庁で、私より本県の被災状況と被災者支援の取組、そして復旧・復興に向けた国への要請事項についてご説明を申し上げました。

委員の皆さんには、6月に同会議が取りまとめることとしている第一次提言に向けて、「しっかりと現場をご覧いただき、よりよい施策を提言していただきたい」とお願いしました。

被災地である本県の実情や課題、復旧・復興に向けて国に早急に取り組んでいただきたい事項など、これからも積極的に発言していきます。

平成23年5月7日

インタビューを受ける知事

「平泉の文化遺産」について、ユネスコの諮問機関であるイコモスより、世界遺産への「登録」を勧告するとの発表がありました。これまでご支援・ご協力をいただいた関係各位に厚く御礼を申し上げます。東日本大震災津波からの復興に向けて、県民の皆さんとともに歩みを進めている中で、大きな励みとなる報告をいただきました。


平泉

平泉は戦乱から東北が復興する中心にあった歴史的経緯があり、今回の災害からの復興の象徴になります。平泉の文化遺産が国際的な評価を受けたことで、震災からの復興を歴史的かつ国際的なものとするよう取り組んでいきます。

正式には6月の世界遺産委員会で決定されますので、さらに気を引き締めて、しっかりと対応していきます。

平成23年5月6日

天皇皇后両陛下は、5月6日、東日本大震災津波の被災者のお見舞いのため、本県を訪問されました。
両陛下は飛行機で花巻市のいわて花巻空港に到着され、同空港内で私からの本県の被災状況の説明をお聞きいただいた後、釜石市・宮古市へヘリコプターで向かわれました。
両市の避難所を慰問され、いまだに避難所生活を余儀なくされている皆さんお一人お一人の元を廻られ、お見舞いのお言葉を掛けられました。

また、釜石市から宮古市に向かうヘリコプター機内では、97年に「全国豊かな海づくり大会」で訪れた大槌町や、山田町の被災地の様子をご覧になり、変わり果てた景色に御心を痛めておられました。
今回の両陛下のご訪問は、被災された皆さんに元気を与えていただくとともに、われわれ県民にとって復興に向けた大きな希望となりました。

平成23年5月2日

ゴールデンウィークが始まっています。

岩手県内各地で様々なイベントが行われます。桜も見ごろの所が多いです。岩手県外からも、どんどん おいでいただきたいと思います。

被災地では、被災者の生活再建や、地域の復旧・復興に向けた動きが進んでいます。被災地を強力に支援するためにも、岩手県民経済全体の力が必要ですので、県内経済活性化につながる様々な活動に積極的に取り組んでいただくことをよろしくお願いいたします。

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