知事からのメッセージ 平成24年8月

ID番号 N11623 更新日 平成26年1月16日

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平成24年8月9日

福岡便の写真

8月6日、福岡市内で行われた九州地区の希望郷いわて文化大使懇談会出席のため、日本航空(JAL)運航のいわて花巻・福岡便を利用させていただきました。平成19年に休止した直行便が本年3月に再開し、九州新幹線の開業と併せて、九州全域へのアクセスがより便利になりました。

直行便の再開により、観光ビジネス両面で、九州と本県との交流が一層深まることを期待しています。

平成24年8月9日

大阪府庁での写真1

8月3日、大阪府庁において、東日本大震災津波で発生した災害廃棄物の処理を相互に協力し実施するための基本的な事項について、大阪府、大阪市、本県の3者で基本合意を締結しました。

本県が災害廃棄物の自県内処理が困難な状況にあって、大阪府及び大阪市におかれましては災害廃棄物を受け入れるご英断をされ、また基本合意締結のためにさまざまご尽力いただいたことに対し、改めて感謝を申し上げます。

大阪府におかれましては、発災直後からさまざまなご支援をいただいているほか、たくさんの府職員を本県に派遣いただいております。また大阪市におかれましては、受入に当たっての市民の皆様への説明会において、橋下市長ご自身が先頭に立ってご説明されるなど、積極的に広域処理の実現に取組んでいただいております。


大阪府庁での写真2

本県では東日本大震災津波により525万トンにのぼる大量の災害廃棄物が発生し、この膨大な災害廃棄物の処理なくして復興は進まないという思いから、県内施設をフルに活用して処理を進めておりますが、どうしても広域での処理をお頼みしなければならない状況です。

このようななか、大阪府及び大阪市と基本協定を締結する運びとなったことは大変意義深いものであると同時に、被災地の住民の方々にとって非常に明るい話題であり感謝に堪えません。本県としても、1日も早い復旧・復興を成し遂げ、ご支援いただいている都道府県の皆さまに恩返しができるよう一所懸命、取り組んでまいります。

平成24年8月9日

要望活動の写真

8月1日、東北ILC推進協議会の一員として、ILC・国際リニアコライダーの東北誘致に関する要望活動を政府に対して行いました。協議会構成員である東北経済連合会、東北大学、宮城県、仙台市とともに、平野達男復興大臣をはじめ各省庁に対し、東北のみならず、日本再生の役割を担うプロジェクトであるILCを国家プロジェクトとして位置付け、東北への建設に向けて取り組まれるよう、要望いたしました。

東日本大震災津波からの復興に向け、産業の活性化、地域づくりの核となり、将来にわたり東北の人々にとって希望の灯となるプロジェクトとして私たちはILCを必要としています。岩手県と宮城県ではそれぞれの復興計画の中にILC誘致を位置付けるとともに、本年7月には東北加速器基礎科学研究会を発展的に改組し、東北ILC推進協議会として体制を強化するとともに、ILCを東北復興の柱とすべく、「ILCを核とした東北の将来ビジョン」を取りまとめております。このように東北関係者一丸となって受け入れ準備を進めていますので、国におかれましては、国家プロジェクトとしてILCの東北への誘致を決定するようお願い申し上げます。

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