知事からのメッセージ　平成29年3月

平成29年3月11日

3月11日、釜石市で開催した東日本大震災津波岩手県・釜石市合同追悼式に出席しました。

東日本大震災津波から6年が経ちました。マグニチュード9.0の巨大地震が生み出した凄まじい津波により、多くの方々の尊い命が奪われたのが、6年前の2011年3月11日です。今もなお多くの方々が行方不明のままとなっています。

県民をあげて犠牲者を慰霊し、岩手全体が復興を成し遂げる決意を新たにする機会として、被災地である釜石市で、御遺族の方々とともに追悼式を開催したものです。

私たち岩手県民は、犠牲になられた方々のふるさとへの想いを受け継いで、この大震災の惨状やその経験の中で得られた教訓を改めて心に刻み、後世に伝えながら、復興を進めていかなければなりません。

今、岩手県の被災地では、昨年の台風第10号災害も乗り越えながら、復旧・復興の歩みが、着実に進んでいます。県では、多様な主体の参画や交流、連携を力とし、復興事業の総仕上げを視野に復興の先も見据えた地域振興にも取り組みながら、復興を更に進めて参ります。

すべての岩手県民が、心をひとつにして力を合わせ、「いのちを守り　海と大地と共に生きる　ふるさと岩手・三陸の創造」を目指して復興を進めていきましょう。