知事からのメッセージ 平成29年4月

ID番号 N54810 更新日 平成29年5月11日

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平成29年4月21日

4月21日、「ラグビーワールドカップ2019釜石開催実行委員会設立総会」が盛岡市で開催され、「ラグビーワールドカップ2019釜石開催実行委員会」が設立されました。

平成27年3月にラグビーワールドカップ2019TMの全国12開催都市の一つに岩手県・釜石市が選ばれ、平成28年7月には、県内の官民関係機関等が一体となった「ラグビーワールドカップ2019釜石開催準備委員会」が発足し、今回の実行委員会設立に向けて準備を進めてきました。

ラグビーワールドカップTMは、FIFAワールドカップ、近代オリンピックと並び世界三大スポーツイベントとも評される大規模な国際大会であり、東日本大震災津波の際に世界中から頂いた支援への感謝を伝えるとともに、復興の姿を発信するための絶好の機会です。

また、大会を契機として、国内外観戦客等の来県による交流人口の拡大や、地域経済の活性化が期待されるところであり、この機を捉え、東北・北海道エリアにおける関係機関・団体と連携を取りながら、情報発信の強化による誘客促進や、受入体制の充実を図っていくことが不可欠です。

岩手県・釜石市は、ラグビーの街「釜石“KAMAISHI”」の名をここに集う人々や世界中の方々の心に刻み、平成28年の希望郷いわて国体・いわて大会のレガシーとともに、ラグビーワールドカップTMの釜石開催を契機に創造される多様なレガシーを次世代の子供達のために継承し、地域の一層の発展へと繋げていく大きな役割を担っています。

この大会を成功させるため、今回設立された「ラグビーワールドカップ2019釜石開催実行委員会」のもとに、岩手県、釜石市はもとより、関係機関・団体、市町村、そして県民が一丸となってスクラムを組み、万全の体制で開催準備に取り組んでいきます。

追悼式

平成29年4月26日

4月26日、衆議院第1議員会館で行われた「「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進総決起大会」に参加し、その後、国への要望活動を行いました。

北海道・北東北の縄文遺跡群は、採集・狩猟・漁労を基盤として、1万年以上前から定住が始まり、発展、成熟した日本列島独自の先史文化のくらしと祭祀儀礼のあり方を示す物証であり、未来に伝えるべき顕著な普遍的価値を有しています。

岩手県の候補である一戸町の御所野遺跡をはじめとする「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されることで、世界に誇りうる縄文文化の価値が世界中に認められるとともに、地域活性化・観光振興に寄与するものと考えており、大きな期待を寄せているところです。

今回、国会議員連盟の皆様をはじめ、関係する道県・市・町の議会、道県知事、市町長及び遺跡活用団体の皆様と「「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進総決起大会」を盛大に開催するとともに、政府に対し、国内推薦の決定についての要望を行いましたが、今後も、北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録実現に向け、取り組んでいきます。
 

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