知事からのメッセージ 平成26年6月

ID番号 N25340 更新日 平成26年6月17日

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平成26年6月3日

6月3日、政府・与党に対して、東日本大震災津波からの本格復興にあたっての提言・要望や平成27年度政府予算への要望活動を行いました。
 
当日は、復興の現状や課題を説明するとともに、復興財源の確保と自由度の高い財源措置、全国からの継続的な人的支援、用地の円滑で迅速な確保など44の重要項目について、これまで以上に、既存の枠組みを超える強力な復旧・復興対策に全力を挙げていただくよう要請しました。また、TPP協定・EPA協定交渉や農林業における担い手育成と産地づくりに関わる項目など、震災関連以外の31項目についても要請してきました。
 
自由民主党の幹事長代行及び総務会長、また、復興庁、総務省、環境省など7省庁の関係大臣等の皆様には、本県が直面する厳しい現状を改めてご理解いただきましたし、ふるさとを消滅させないため、国との協力体制の下で、復興を加速化させることについて、認識の共有がより一層図られたものと考えております。
来年度の政府予算にこれらの提言・要望の内容が十分に反映されるようこれからも取り組んでまいります。

知事写真1
自由民主党への要望活動

知事写真2
復興大臣への要望活動

平成26年6月7日

6月7日、盛岡市で岩手県障がい者スポーツ大会を開催しました。
 
この大会は、障がいのある方々の合同のスポーツ大会として今年で16回目を数えます。スポーツを通じて自らの可能性にチャレンジする機会として、また、障がい者就労支援事業所などで作った製品の販売などによる社会参加活動の成果をアピールする場として、関係団体やボランティアの方々のご協力のもと、開催しているものです。
 
当日は、大会名誉会長である私も出席し、開会にあたっての挨拶のほか、ペタンクやフライングディスクの競技体験や、陸上競技などに参加する選手の皆さんを激励してまわりました。
参加された選手の皆さんには日頃の練習の成果を存分に発揮され、競技する喜びを実感していただいている様子が伝わってきました。こうした機会を通じて広く県民に感動と勇気を与えていただいたものと確信しています。
 
本県では、平成28年に全国障がい者スポーツ大会「希望郷いわて大会」の開催が決定しており、多くの方々に参加・活躍していただくため、現在、選手の育成強化のほか、障がいについての理解促進や障がいのある方々の社会参加が一層進むよう取り組んでいるところです。引き続き皆さんのご支援とご協力をお願いします。

知事写真1
開会にあたっての挨拶

知事写真2
参加選手への激励

平成26年6月14日

6月14日、盛岡市で平泉世界遺産の日制定記念「世界遺産シンポジウム2014」を開催しました。
 
平泉の文化遺産は、今から3年前の平成23年6月に、文化遺産としては東北地方で初めて世界遺産に登録されました。そして、本年3月には、多くの方々の強い想いと熱意により、世界遺産の登録の日である6月29日を県の記念日とする「平泉世界遺産の日条例」を制定したところです。
今回のシンポジウムはこれを記念して開催したもので、当日は、様々な分野で文化の継承や保存に携わり、地域に貢献されてきた方々をお招きし、トークショーやパネルディスカッションを行いました。
 
「平泉世界遺産の日」の制定は、世界に誇る平泉の文化遺産を将来にわたって守り伝えていくという、まさに私たちの誓いともいえるものであり、世界遺産を核とした地域づくりを進めていくうえで大きな意義があるものです。
この貴重な財産を守り、後世に継承していくためには、県や市町村、関係団体等の連携した取組はもとより、県民一人ひとりの想いと行動がなにより重要です。「平泉世界遺産の日」の制定に込められた意味について共に考え、そして平泉の価値と理念に想いを寄せながら、県民の皆さんが共に行動されることを期待します。

知事写真1
シンポジウムでの挨拶

知事写真2
各分野の有識者によるパネルディスカッション

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