知事からのメッセージ 平成24年1月

ID番号 N14493 更新日 平成26年1月16日

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平成24年1月27日

駐日クウェート国全権大使との写真
駐日クウェート国全権大使と

東日本大震災津波からの復興にあたっては、世界中の国々からご支援をいただいています。なかでもクウェート国からは本県に対し84億円(原油500万バレル)の支援金を、また、シンガポール共和国からは仮設ケアセンター(宮古市田老地区に設置)をそれぞれ寄贈いただきました。


駐日シンガポール共和国特命全権大使との写真
駐日シンガポール共和国特命全権大使と

今回、東京での公務出張の機会を利用して、両国に感謝の意を伝えるため、それぞれの在京大使館を訪問させていただきました。駐日全権大使と面会し、岩手県民を代表し感謝の気持ちをお伝えしたところ、改めて震災被害へのお見舞と、これからも被災地を継続して支援していきたいとの温かいお言葉をいただきました。被災地に対する心の籠ったお心遣いに改めて感謝を申し上げ、末永いパートナーシップをお願いいたしました。
今、岩手では、世界各地から寄せられているさまざまな支援や参画の広がりを大切に受け止めて、これらのつながりを力にしながら、世界に開かれた復興を目指して取り組んでいます。引き続き皆様からのご支援と本県の今後の復興に目を注いでいただければ幸いです。

皆様からいただいたご支援に対し、本来であれば直接感謝の意をお伝えしなければならないのですが、復興業務の合間を縫っての訪問となっており、ご支援いただいた皆様全員にお会いできず本当に申し訳ございません。この場を借りて感謝を申し上げます。

宮古市田老地区の仮設ケアセンター(1/5宮古市長と)の写真
宮古市田老地区の仮設ケアセンター(1/5宮古市長と)

平成24年1月23日

アクア1

昨年末、本県金ヶ崎町にある関東自動車工業岩手工場でトヨタ社のハイブリッドコンパクトカー「アクア(AQUA)」の生産が始まりました。震災からの復興に向けて東北全体が取り組んでいる中で、トヨタグループが東北地域を「第3の国内生産拠点」と位置づけ、また当地域初のハイブリッドカー生産をご英断いただいたことは、復興を目指す東北の人々にとって大きな励みとなっています。


アクア2

特に本県での生産にスポットを当てたアクアのCM放映については大変嬉しく思っています。アクアは現在、国内では受注に生産が追いつかないほどの人気とのことですが、岩手は平安時代より乗用車(乗用馬)の一大生産地でした。今、エコカーの時代を迎え再び本県が最新技術による乗用車の主要な産地になろうとしています。復興のシンボルとして、岩手産(Made in IWATE)の乗用車が世界中で快走することを願っています。

平成24年1月23日

「とうほく6県新技術・新工法展示商談会」の写真1

1月19日(木曜日)から1月20日(金曜日)、愛知県豊田市のトヨタ本社サプライヤーズセンターにおいて、東北6県の自動車関連の機関・団体で構成する「とうほく自動車産業集積連携会議」主催による「とうほく6県新技術・新工法展示商談会」を開催しました。同商談会は、トヨタ自動車株式会社をはじめ、トヨタグループ各社に対し、東北6県企業や大学が持つ「新技術・新工法」を提案し、具体的取引や協力関係の構築を目的とするもので、今回で7回目(東北6県参加では5回目)の開催となります。


「とうほく6県新技術・新工法展示商談会」の写真2

同商談会は中京地区の自動車関連企業の皆さまにもお馴染みになってきた感はありますが、出展する団体は毎年、本商談会のために新技術の開発にしのぎを削っており、今回も東北6県から厳選された45の出展者がそれぞれの新技術について来場者に熱心にアピールしていました。
これからも東北地域が自動車関連産業の集積地として益々発展するよう、東北6県が一丸となって、人材育成、現地調達拡大、新技術開発などに取り組んでいきます。

平成24年1月16日

意見交換会の様子1

陸前高田市(1月11日)、大船渡市(1月12日)で県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を開催しました。復興計画に掲げる「なりわいの再生」をテーマに、産業分野で復興に取組んでいる地元団体の代表の方々にご参加いただき、それぞれ復興に掛ける熱い思いを語っていただきました。


意見交換会の様子2

震災前はなかった屋台村の取組や、商工団体、漁協、営農組合などの復興に向けた多彩な活動をお聞きする一方、県に対するさまざまな要望をうかがいました。


視察の様子

私からは、復興にあたっては世界中からの支援が力になっている。今こそ地域の底力を発揮し、つながりの力を強め、復興に力強く進んでいきましょう、とお話ししました。


視察の様子2

懇談会の前後には、ボランティアセンターを訪問しボランティアの皆さんに感謝を申し上げるとともに、再建した水産加工工場やセメント工場での災害廃棄物処理の状況などを視察し、復興の最前線の現場で復興計画の着実な進行を確認してまいりました。


視察の様子3

平成24年1月16日

魚市場の写真

本年は津波被害を受けた沿岸から仕事始めを行いました。1月4日(水曜日)から1月5日(木曜日)にかけて大船渡の魚市場の視察や、沿岸各地の県合同庁舎で職員に向け年頭訓示をしました。復旧工事の途上にある魚市場では、豊かな三陸の漁場から新鮮なイカなどたくさんの魚が水揚げされ場内が活気に満ちていました。その後、沿岸被災地の仮設診療所、仮設ケアセンター、仮設商店街などを訪問。一日一日、一歩一歩、復興に向って進んでいることを実感しました。今年は『復興元年』。『一年の計は沿岸にあり』です。


年頭訓示の様子1

年頭訓示の様子2

仮設診療所、仮設ケアセンターなどを訪問1

仮設診療所、仮設ケアセンターなどを訪問2

仮設商店街などを訪問

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