知事からのメッセージ 平成24年4月
ID番号 N11627 更新日 平成26年1月16日
平成24年4月27日
いよいよ今週末からゴールデンウイークが始まります。
桜前線の北上とともに本格的な観光シーズンを迎え、国内外から多くの観光客の皆様が岩手を訪れます。
県民の皆さんは、優しい心、笑顔、そしてきれいな岩手、この3つをキーワードに特別なことではなく、いつものように笑顔と真心で県外からのお客様をお迎えいたしましょう。
ゴールデンウィーク中は県内各地でイベント等が開催されております。
私も5月3日、春の藤原まつりに藤原秀衡公の役で、源義経公東下り行列に参加します。
県内の各市町村、各地域では、今まで以上に工夫を凝らして、観光客の皆様をお迎えしますので、イベント等にぜひ積極的に参加いただいて、観光の力で復興支援につなげていきましょう。
平成24年4月12日
4月11日(水)、岩手県民会館において、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン公演(クラシックコンサート)が開催されました。
同公演は東日本大震災津波復興チャリティーとして、トヨタ自動車株式会社のご厚意により被災地である仙台市と盛岡市で特別に開催いただいたもので、コンサートには地元の高校生をご招待いただいたほか、チケット売上金の全額を被災3県にご寄付いただきました。当日、私の方から同社の布野幸利(ふのゆきとし)代表取締役副社長に当地での開催と多額のご寄付について御礼を申し上げ、またこれまでのトヨタグループからのさまざまなご支援に対し深謝の意を込め、感謝状を贈らせていただきました。
同社には、これまでも車両の提供や「いわて学び希望基金」への寄付、住田町を拠点としての被災地ボランティアの派遣など、きめ細やかな心温かなご支援を頂戴しております。
また、本県金ヶ崎町に立地している関東自動車工業岩手工場で生産されている、世界最高燃費の新型ハイブリッド車アクアの販売が国内外で好調と伺っており、本業でも東北全体の復興に多大なご貢献をいただいております。
同社からいただいた「つながりのちから」に深く感謝するとともに、本県ものづくり産業を核とした「地域の底力」で一日も早い復興に取り組んで参ります。
平成24年4月10日
4月9日(月)、県庁において、石井隆一(いしいたかかず)富山県知事にお越しいただき、「岩手県と富山県との災害廃棄物の広域処理の基本的枠組みに関する覚書」を取り交わしました。
北陸地方としては初となる今回の覚書の取り交わしは、一日も早い復旧、復興に取り組んでいる被災地にとって、非常に明るい話題であり、感謝の念に堪えません。
発災以来これまでも、富山県及び富山県民の皆様からはさまざまなご支援をいただいておりますが、今回の取り交わしによって、さらに本県との結びつきが深まるものと考えております。
本県としても、今回の覚書の取り交わしを機に、災害廃棄物の広域処理を一段と加速させ、一日も早い被災地の復興につながるよう取り組んで参ります。
平成24年4月10日
4月7日(土)、平成24年度の岩手競馬が水沢競馬場のレースからいよいよ開幕しました。
これもひとえに全国の競馬関係者、競馬ファンの皆様のご支援によるものと深く感謝を申し上げます。
平成24年度の岩手競馬は震災を乗り越え、被災地の復興と岩手競馬の再生に向けて、125日間開催いたします。
特に本年10月から予定されているJRAのPAT会員への岩手競馬の発売に向けて、全国の競馬ファンに岩手競馬を楽しんでいただけるよう、29の重賞競走を施行するなど、岩手競馬の魅力向上に努めて参ります。
関係者一同、「がんばろう東北心をひとつに岩手競馬」をスローガンに、ご支援いただいた皆様のご期待に応えるようがんばって参りますので、全国の競馬ファンの皆様、岩手競馬に足をお運びください。
平成24年4月3日
東日本大震災津波に係る本県の復旧・復興対策につきましては、これまで全国の自治体の皆様から多大なるご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
昨日(4月2日)、新年度を迎えて、新たに全国の地方自治体、29都道府県、4政令市より139名の職員の皆様をお迎えし、激励式を開催しました。
本年度は「復興元年」として、復興を軌道に乗せ、加速させる重要な一年であります。
本県に派遣された職員の皆様方には、甚大な被害を受けた被災地の公共土木施設等の復旧・復興業務など重大な任務を担っていただくこととしており、われわれ岩手県職員とともに被災地の一日も早い復興のためご尽力いただくようお願いしました。
平成24年4月3日
4月1日(日)、三陸鉄道北リアス線田野畑~陸中野田間が運行を再開し、田野畑駅で記念式典が行われました。
三陸鉄道は、昨年3月11日の東日本大震災津波により、駅舎や橋梁が流出するなど甚大な被害を受けました。発災間もなく、北リアス線の宮古~小本間、久慈~陸中野田間は、三陸鉄道の社員はじめ関係する皆様方のご尽力により速やかに運転を再開し、復興支援列車として地域住民の生活を支えてきました。しかしながら、南リアス線全線及び北リアス線の小本~陸中野田間は被害が甚大で不通の状態が続き、沿線住民の生活に不便を来たし、一刻も早い復旧が望まれていました。
三陸鉄道の復旧は、会社や県だけでは困難な状況にありましたが、国、沿線市町村、地域住民、そして全国の三鉄ファンの全面的な御支援をいただき、全線復旧の目途がついたところであります。
三陸鉄道は三陸海岸を縦に貫き、沿岸地域の復興を進める中で住民生活や地域振興に欠くことのできない重要な社会基盤であり、被災地の方々にとって「復興のシンボル」的な存在であります。平成26年の全線開通に向けて、関係者が一丸となって復旧に取り組んで参りますので、三陸鉄道に対する引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。
平成24年4月3日
4月1日(日)、いよいよ「いわてデスティネーションキャンペーン」が開幕しました。
当日は盛岡駅でオープニングセレモニーが開催されたほか、首都圏からの観光客を新幹線ホーム上でお迎えいたしました。3か月にわたる開催期間中は、イベント列車「平泉世界遺産号」の運行や被災地への日帰り観光ツアーの催行をはじめとして、県内各地で多彩なイベントをご用意しています。
キャンペーンのテーマは「イーハトーブ旅物語そういう旅に私はしたい」。ご旅行される皆さんが、岩手の豊かな自然、文化遺産、人、食文化など岩手にある魅力的な観光資源の中から、さまざまな体験、経験を通じて、それぞれの物語を作っていただいきたいとの思いから名付けました。岩手県民は、岩手を訪れるお客様一人ひとりが心に残る旅の物語を紡いでいただけるよう、これまで以上に感謝の気持ちを持ってお迎えいたします。
観光の力で岩手を元気に、観光の力でお客様も元気に。イーハトーブ、岩手の旅に皆さんいらしてください。
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