知事からのメッセージ 平成27年10月

ID番号 N39528 更新日 平成27年11月4日

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平成27年10月1日

10月1日、盛岡市で、“いきいき岩手”結婚サポートセンター「i(あい)-サポ」のオープニングセレモニーを行いました。

少子化による人口減少への対策は、岩手県における最重要課題となっており、未婚化、晩婚化がその大きな要因の一つと言われています。このため、結婚を望む県民の方々に対して、多くの出会いの機会を提供することにより、人口減少の流れに歯止めをかけることを目的として、県、市町村、関係団体が一丸となった体制で結婚を支援する「i-サポ」を設立し、盛岡市と宮古市に営業拠点を開設しました。

「i-サポ」では、スタッフが結婚を希望する方々に寄り添い、婚活支援情報の発信や会員制によるマッチングなど、全力でサポートします。岩手で結婚、子育てをすることを望む方々の希望が実現できるよう、そして、幸せを実感できる「希望郷いわて」の実現につながることを心から期待しています。

i-サポの看板設置
i-サポの看板を設置


i-サポスタッフによる説明
i-サポスタッフから登録・検索方法の説明


平成27年10月6日

10月6日、和歌山市で行われた第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」の閉会式に、次回開催県の知事として参加しました。

当日は、和歌山県の仁坂知事から国体旗を受け取り、いよいよ岩手での国体開催が迫ってきたという実感と同時に責任の重さを感じたところです。

希望郷いわて国体は、冬季大会と本大会の全競技を県内で行う、いわゆる完全国体です。その皮切りとなる来年1月のスケート・アイスホッケー競技会まであと4か月を切りました。東日本大震災津波の発災以来、県内はじめ全国の様々な関係機関や団体・個人の皆様からの暖かい励まし、お力添えをいただき、国体を開催できることとなりました。改めて全国の皆様に深く感謝いたします。

岩手では、「広げよう 感動。伝えよう 感謝。」をスローガンに、全国の皆様に力強く前進する被災地の現状を見ていただき、感謝の気持ちを伝えるとともに、県民の力になる国体をめざし、行政と民間が結集した「オール岩手」で準備に総力を挙げています。全国から訪れる方々を、“岩手ならではのおもてなし”で、県民を挙げて温かくお迎えしたいと思います。

仁坂知事から国体旗を引継ぎ
仁坂和歌山県知事から国体旗を引継ぎ


平成27年10月28日

10月28日、本県では平成19年度以来8年ぶりとなる北海道東北地方知事会議が、花巻市で開催されました。

今回の会議では、北海道、東北及び新潟県の8道県の知事等が参集し、「東日本大震災からの復興、災害に強い国づくりに向けて」、そして「地方創生について~北海道・東北地方からの日本創成に向けて~」の2つのテーマについて意見交換を重ね、当知事会としての決議文と国への提言を取りまとめました。また、TPP協定について、今月15・16日に実施した緊急要請に加え、当知事会として、引き続き様々な機会を捉えて、国に対して農林水産業への支援などを要望していくことを確認したところです。

私からは、復興に向けた取組状況や、復興の進展に伴い新たに生じている課題を説明するとともに、被災者の皆様の期待に応え、被災者一人ひとりが復興の歩みを実感できるよう復興を一層進めていくことや、「岩手県ふるさと振興総合戦略」に掲げる「岩手で働く」「岩手で育てる」「岩手で暮らす」の3つの柱の取組をオール岩手で推進し、人口減少に立ち向かっていく決意を表明しました。

また、翌29日には、8道県と北海道・東北地域の経済界の団体等が出席して「ほくとうトップセミナー」が開催され、北海道・東北地域の地方創生の推進に向けた観光振興やILCの誘致など、官民が連携して取り組むべき方向性や方策などについて、広く意見交換を行ったところです。

復興とふるさと振興は、「希望郷いわて」の実現に不可欠のものであり、各道県の知事さん方と議論を深め、目指す方向性を確認でき、たいへん有意義な機会となりました。今後とも、北海道・東北地域が連携し協力しながら、課題解決に向けて取り組んでいきます。

北東知事会
北海道東北地方知事会議では、「復興」と「地方創生」について意見交換


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