知事からのメッセージ 平成24年7月

ID番号 N11624 更新日 平成26年1月16日

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平成24年7月27日

自衛隊撤収の写真1

一年前の平成23年7月26日、東日本大震災津波において災害応急対策支援をいただいた自衛隊が岩手県から撤収いたしました。そこで撤収日から1年が経過するのを機に、改めて自衛隊の皆様に感謝の意を表するため、陸上自衛隊岩手駐屯地(滝沢村)において、自衛隊派遣感謝式を開催しました。

大震災発災直後、自衛隊では、いち早く部隊を災害現場に派遣するとともに、第9師団司令部の指揮所を岩手県庁舎内に設置され、本県の災害対策本部と連携を図りながら、物資の輸送や人命救助、食糧の供給や入浴支援、さらには被災者の心のケアまで、幅広くきめ細やかな御支援をいただきました。本県が迅速に初動体制を構築できましたのも、自衛隊の皆様の献身的なご支援があったからであります。


自衛隊撤収の写真2

隊員の皆様一人ひとりの懸命な活動や被災者に寄り添った温かい生活支援は、被災された方々に勇気を与え、未来へ向かう気持ちを奮い立たせてくれました。

県民を代表し、改めて感謝を申し上げますとともに、過酷な条件の中、全力で任務を遂行された隊員の皆様に改めて敬意を表する次第であります。この大震災の記憶を、そして経験を忘れることなく、自衛隊の皆様のご支援をいただきながら、しっかりとした防災対策に努め、災害に強い県土づくりを進めてまいります。

平成24年7月27日

東京電力本社訪問の写真

7月25日、東京電力本社を訪問し、同社原子力発電所事故の影響による本県の損害に対して、迅速かつ十分な賠償をするよう同社廣瀬直己代表執行役社長に直接要請をしました。

当日は岩手県市長会より高橋敏彦北上市長、岩手県町村会より高橋由一金ヶ崎町長が同行し、三者連名で同社に要望書を手交し、私より、「東京電力の原子力発電所事故から1年四カ月が経過したが、事故の影響は本県においても未だ広い地域、産業に及んでおり、多くの県民が多大な損害を被っている。当該事故の責任は、一義的に東京電力が負うべきものであり、事故の原因者としてその責任が極めて重大であることを認識し、全ての被害者である県民と真摯に向き合い、県内で発生している全ての被害について十分な賠償を速やかに行うよう」申し入れを行いました。

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