知事からのメッセージ 平成28年6月

ID番号 N46002 更新日 平成28年6月22日

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平成28年6月2日

5月29日から6月2日にかけて、いわて花巻空港発着の国際定期チャーター便を利用して、台湾を訪問しました。

私を団長に県内関係市町や商工・観光関係者で構成する総勢61名のミッション団を結成し、岩手県の観光・物産の情報発信や、花巻空港への国際季節定期便就航の実現、本県と台湾との相互交流の拡大を図ることを目的として訪問したものです。

滞在中は、台湾交通部観光局、台湾観光協会、旅行業団体などへの訪問や、政府機関や旅行社を招いた観光交流レセプションを開催し、岩手の観光をPRしたほか、中華航空に対し、チャーター便の運航拡大と来年の季節定期便化を要望しました。また、台北駅のホールで、私が取締役会長を務めるIGRいわて銀河鉄道・三陸鉄道と台湾鉄路管理局が運営する台山中線・海岸線との姉妹鉄道協定を締結しました。鉄道間の連携により、岩手と台湾との交流促進、観光振興を進めます。

昨年(平成27年)の台湾からの延べ宿泊者数は震災前の4割増の50,240人となり、本県を訪れる外国人宿泊客の約半数を占めています。また、東日本大震災津波からの復旧・復興に対して、世界最大級の支援をいただくなど、台湾は岩手県にとって大切な絆で結ばれた地域です。

今後も、岩手と台湾との「つながり」を育み、更なる交流が図られるよう努めていきます。


台湾交通部観光局
台湾交通部観光局を表敬訪問


観光交流
観光交流レセプション


姉妹鉄道協定締結式
台湾鉄路管理局との姉妹鉄道協定締結式

平成28年6月16日

6月16日、盛岡市で「いわてで働こう推進大会」が開催されました。

県では、昨年「岩手県ふるさと振興総合戦略」を策定し、県外への人口の転出超過を解消する「社会減ゼロ」を目指すこととしたところです。

本年2月には、県内の行政、産業・経済界、教育機関などによる「いわてで働こう推進協議会」が設立され、若者や女性の県内就業と創業支援の充実に向けた取組をオール岩手で進めています。

本大会は、若者や女性の一人ひとりが希望する仕事に就き、地域の産業を支える人材として活躍できる環境づくりに向けた機運醸成を図るため開催されたものです。

当日は、いわてで働こう推進協議会のメンバーにより、若者や女性の県内就業の一層の促進が図られるよう期待を込め、産業界や教育界、そして全ての県民へのメッセージとして「いわてで働こう宣言」を行いました。

今後も、「岩手に残る、岩手に戻る、岩手にやってくる」という人の流れを創出するため、県を挙げて取組を進めて参ります。

いわてで働こう宣言
「いわてで働こう宣言」を行いました

平成28年6月18日

6月18日、盛岡市で「いわて男女共同参画フェスティバル2016」を開催しました。

東日本大震災津波からの復興とふるさと振興を成し遂げる上で、重要な鍵を握るのが「若者と女性」です。

今、私達が向き合っている人口減少問題については、問題の核心の一つに「若者や女性の生きにくさ」があり、これを「生きやすさ」に転換するために、若者や女性の活躍を支援していくことが必要です。 特に、女性の活躍支援には、すべての人が仕事と生活の調和を大切にしながら、充実した生活を送ることができるよう、働き方改革を進めていくことが重要であると考えます。

当日は、私から、働き方改革やワーク・ライフ・バランスなどの「将来世代を支援する仕組みの構築」を進め、男女がともに自らの希望に応じた形で仕事と生活の調和を図ることができるよう、「イクボス宣言」を行いました。

「イクボス」とは、職場で共に働く部下の仕事と生活の両立を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司、経営者や管理職であると定義されているものです。

知事自ら、仕事と家庭の両立支援などに積極的に取り組み、また、県内の企業や団体に「イクボス」を普及し、働き方の見直しや女性の活躍推進の取組を牽引しながら、豊かで活力ある男女共同参画社会づくりを進めて参ります。

イクボス宣言
「イクボス宣言」を行いました

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