知事からのメッセージ 平成23年3月

ID番号 N1701 更新日 平成26年1月16日

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平成23年3月29日

今回の災害で、岩手では大勢の方が亡くなられ、行方不明となっている方も数多くいらっしゃいます。たくさんの方が家を失い、避難所で生活をされています。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被害を受けられた皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。
私は、津波の直撃を受けた地域の、想像を絶する被害のすさまじさには言葉もありませんでした。
いくつかの避難所も訪問しましたが、被災地での生活は大変なのですが、子供たちの笑い声にはホッとしました。そして、地域や避難所の中で助け合う皆さんの姿に触れ、逆に私の方がこの困難に立ち向かう勇気を与えてもらうということもありました。

県では、災害対策から復興に向けて2つの原則に沿って対応するよう努めています。第一の原則は、難を逃れた方々が幸福を追求できるようにすること、具体的には人間らしい生活、すなわち「衣」「食」「住」を確保すること、そして「学ぶ機会」「働く機会」をしっかりと確保することです。そして第二の原則は、犠牲となられた方々のふるさとへの思いをしっかり受け止め、引きついでいくことです。

先日、県立高校の合格発表がありました。被災地にある高校の合格者が「街を立て直すのは自分たち。勉強も部活動も精一杯がんばる」と決意を語ったというニュースが目に止まり、本当に頼もしく、大変うれしく思いました。
地震発生直後から、人命救助や、行方不明者の捜索、避難した方々の生活支援などに、国や県、市町村はもちろん、自衛隊や警察、消防、医療、NPO関係者など数多くの皆さんが国内、そして海外からも駆けつけ懸命に取り組んでくれています。全国から温かい励ましや支援が寄せられており、その輪はさらに広がっています。

大きな被害を受けた皆さんも、被害を免れた皆さんも、県民がともに痛みを分かち合い、心を一つにして、この危機に立ち向かいましょう。

平成23年3月14日

知事

3月11日午後に発生した「平成23年東北地方太平洋沖地震」によって、本県は、これまでにない大きな災害を被りました。

現在、岩手県では、何よりもまず人命を救助することを第一に国をはじめ、自衛隊、広域緊急救助隊、広域緊急消防隊などのあらゆる関係機関とともに救援活動に全力をあげて取り組んでいます。

また、海外からの救援隊が県内に入って活動をはじめているほか、全国の皆様からも温かい励ましとご支援をいただいています。

岩手県は、これまで幾度も大きな自然災害に見舞われてきましたが、その都度屈することなく、苦難を乗り越えてきました。今回の想像を絶する大災害に当たっても県民の皆さんをはじめ、関係機関、企業、NPOなど、あらゆる方々の力を集結することにより、必ずや克服できることを信じています。

この未曾有の地震災害に立ち向かっていくためには、これまで以上に、県はもとより、関係機関や団体が心を一つにして、強い気持ちを持ち、結集していくことが不可欠です。
この困難な状況を乗り越えていくため、皆様方の絶大なるご支援、ご協力を是非ともお願いします。

平成23年3月12日

岩手県では、今回の地震により、沿岸部で甚大な被害を被り、多くの被災者を出しております。

現在、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、海上保安庁、DMAT(ディーマット)など国、全国各都道府県、関係機関の総力を挙げて、人命救助に当たっております。

被災して2日目になり、人命救助を行うとともに、避難場所への食料、水、トイレ、毛布などの生活物資の輸送などにも全力を挙げております。

全国の皆様から温かい支援もいただいております。県民の皆様には、心を一つにして、この困難な状況を乗り越えていくため、力を合わせていきましょう。

平成23年3月2日

ニュージーランド地震から1週間の3月1日、地震発生時刻である午前8時51分(現地時間 12時51分)に、ジョン・キー ニュージーランド首相の呼びかけで、亡くなられた方々を悼み 行方不明の方々の無事を祈る黙祷が行われました。

県人の安否が未だ確認されていない岩手県の県庁でも、同時刻に黙祷に参加しました。

世界中の願いが天に伝わることを祈ります。

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