背中あて、煮あげばっとう(普代村)

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ページ番号1014933  更新日 平成31年2月20日

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料理の紹介

普代では、迎え盆と送り盆に供える。お盆に戻ってきた仏様が帰るときに、土産を背中当てをして背負いひもで絞って持って行くために「背中あて」を供える。
細く切ったものは、「煮あげばっとう」という。みそのすましで作るめんつゆは、昔ながらの懐かしい味である。

作り方

材料

  • 小麦粉 500グラム
  • 塩 大さじ1
  • 水 230cc
  • 桑の葉
  • だし汁 8カップ
  • みそのすまし 2分の1カップ
  • ねぎ 2本

(注)みそのすましの作り方

水1.5リットルにみそ50グラムを入れ一度煮たて、さらし袋に入れ静かにこす。冷蔵庫にいれれば1週間位は保存ができる。

作り方

  1. 大きいボールに小麦粉を入れ、塩を混ぜ、水を注ぎながら箸でかき混ぜ、まとまってきたら手で力強くこねる。
  2. 10分程度こねてなめらかになってきたら、丸くまとめ、打ち板にのせ、とり粉(打ち粉)をふりながらのし棒で薄くのばす。
  3. 幅5センチ、長さ10センチから12センチ位のひし型に数枚切る(背中あて)。
  4. 3.の残りをびょうぶたたみにして、幅5ミリ、長さ10センチから12センチの細切りにする(煮あげばっとう)。
  5. 3.と4.をたっぷりの湯でゆで、水にとって洗い、ざるにあげる。
  6. 皿に桑の葉をしき5.をのせ、仏様に供える。
  7. だし汁を煮立て、みそのすましで調味したれをつくり、5.の煮あげばっとうを加えさっと煮立てる。小口切りのねぎを薬味に添える。

料理のポイント

こねてすぐうどんにする時は、ぬるま湯でこねた方が柔らかくできる。こねてから半日位ねかせる時間がある時は、水でこねた方がしなみが出る。

背中あて、煮あげばっとうの盛り付け写真

このページに関するお問い合わせ

久慈農業改良普及センター
〒028-0064 岩手県久慈市八日町1-1
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