てん(ところてん)(洋野町種市)

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ページ番号1014878  更新日 平成31年2月20日

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料理の紹介

天草を煮て作るところてんは、年中食べるが、特にもお盆のときに作ってお供えする習慣がある。
原料の天草は初夏にとれ、真水で洗いザル(すのこ)の上に広げて1ヶ月ほど天日干しをする。岩がついている場合があるので、かなづちで叩いて岩を取り除く必要がある。乾燥すれば常温で保存ができる。

作り方

材料(25cm角の容器分)

  • 天草 50g
  • 酢 大さじ1

お好みで

  • 酢じょうゆ
  • 黒みつ 等

作り方

  1. 天草は水につけて洗い、30分くらい水につけて戻しておく。
  2. なべに(1)と水2ℓに酢大さじ1を加え、火にかける(酢を加えると煮やすくなる)。
  3. 沸騰したら中火にして20分くらい煮る。
    煮つめる目安は、少量を小皿にとってみて、水で冷やして固まればよい。
  4. 3をさらし袋で濾す。
  5. 4を型に入れ、固まったら千切りにして酢しょうゆなどでいただく。

料理のポイント

  • 昔は同じ天草を使って3回煮てところてんを作った。2回目、3回目は水を少なくし、新しい天草を少し加える。ところてんを凍らせたのが棒寒天で、粉末にしたものが寒天粉になる。
  • 寒天は冷めれば固まり、こりこりとした食感がある。口当たりはゼラチンの方が良いが気温が高いと溶け出す。
  • 刺し身状に切ってしょうゆやみそに漬けて食べても美味しい。角切りにして果物やみつ豆と和えても良い。

てん(ところてん)の写真

このページに関するお問い合わせ

久慈農業改良普及センター
〒028-0064 岩手県久慈市八日町1-1
電話番号:0194-53-4989 ファクス番号:0194-53-5009
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