令和3年10月26日知事会見記録

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開催日時

令和3年10月26日10時30分から11時02分

会見記録

 

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。本日は知事からの発表はございません。

幹事社
 本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はありませんので、各社から質問があればお願いします。

記者
 おはようございます。よろしくお願いします。本日の(9月議会定例会)本会議でも提案予定のいわて旅応援プロジェクト推進費の補正(予算)の関係です。今回、12億2,900万円増額補正して、12月末までの執行分の経費を増額するということですが、県内の感染状況も落ち着いて、ゼロ人が連続している状態ですが、あらためて今回の増額について知事のお考えをお願いします。

知事
 いわて旅応援プロジェクト、岩手緊急事態宣言が解除されたときから、基本的に復活ということでやってきているわけですけれども、まず手元にある財源を全部使って延長しようということで、今回の補正予算であります。
 1週間10万人当たり(新規感染者が)10人を切っていればゴーサインというところなのですけれども、それよりも今はるかに低い感染リスクでありますので、基本的な感染対策はやっていただく必要はあるのですけれども、ぜひこの県の事業も活用しながら、あらためて岩手の良さとか、あと震災学習でありますとか、ジオパークとか、岩手沿岸のほうに三陸防災復興プロジェクト2019以来、新しい魅力もどんどんできていますので、そちらのほうにも行っていただきたいと思いますし、八幡平をはじめ山のほうも紅葉もきれいですし、温泉もいいですし、ぜひそういったことに利用していただければと思います。

記者
 感染対策をした上で、県民にさらなる利用をお願いしたいということですが、今回の(いわて旅)応援プロジェクトの財源についてなのですけれども、今回、12億円ということで、コロナ交付金が大体8億円余り使われていて、県の持ち出しとしてその残りの部分を持ち出すということですが、国のほうでなかなかGo To(トラベル事業)の再開が見通せない状況で、当初はGo To(トラベル事業再開)までのつなぎという意味合いもあったのですが、なかなか国庫の補助も今、要請中ということで出ない状況で、大分財源のほうは厳しい状況かなと思うのですが、この辺りはいかがでしょうか。

知事
 根本的には、国のGo Toトラベル事業というのは感染リスクが低くなってから永久にやり続けるわけではなくて、それまで感染対策を重視して動かないでいた人たちが動き始めてきた段階で事業はいつか終了するものなのだと思うのですけれども、そういう意味では助成金がなくても人が動くような形で軌道に乗ればいいのだと思います。一頃に比べれば感染リスクというのは100分の1ぐらいになってはいるのですが、それがまだ実感として感じられないで、まだ動かないというような人たちが感染リスクの低さが実感として分かって、助成金なしでも動くようになってくればいいのだと思うのですけれども、まだその段階には至っていないというところだと思います。

記者
 私の質問では最後です。そうすると、今後、第6波の警戒と、あと年末年始の旅行等もありますが、そういった意味合いも含めてGo To(トラベル事業)の再開時期というのは、知事のお考えとしては、どの辺りが適当なのかとお考えでしょうか。

知事
 1週間10万人当たり新規感染者数が10人を切れば、東京がそうなれば東京からでもどんどん来ていただいていいと思っていましたので、今、1.5(人)になっている東京のリスクの低さというのは、これはもう、どんどん岩手に来ていただいてもいい状況だと思っています。それこそ助成金がなくても、いらしている方はもういらしていると思いますが、新幹線にも登山、ハイキングのような格好で東京から乗って、岩手のほうに来られる方いらっしゃいましたけれども、いずれ今、東京からでもどんどんいらしていただいていい状況ですので、ただ、意識的にまだ1週間10万人当たり200人も新規感染者がいた頃の感覚が東京に残っているとすれば、それを切り替えるためのGo Toトラベル事業というのを国が全国を舞台にまた復活させるという必要があるのかなと思います。

記者
 すみません。申し訳ないです。早期にということでしょうか。

知事
 もう1週間10万人当たり(新規感染者が)10(人)を切った時点で、県境を越える移動も解除していいはずでした。

記者
 コロナに関連することなのですけれども、盛岡市のほうで飲食店の応援宣言というところで、感染状況が落ち着いたということで、職員の方でそういった(飲食店を応援する)宣言を出しましたけれども、県職員の方々を対象に同様の応援をする宣言であるとか、メッセージであるとか、知事のほうからそういったものを出すお考えなどございますでしょうか。

知事
 市町村は、やはり地元、基礎自治体として日頃から地元の経済や商業とのお付き合いも深いですし、既に去年から人口の少ない町村などでは、もう職員が交代、順番に地元食堂を利用するような計画的な取組も行われたりしていまして、市町村毎にそのような職員による消費喚起というのを図るというのは、まさに市町村のあるべき姿なのだと思います。 
 県は、もう少し広域的なところでの消費の促進などについて取り組みますので、やはり県全体での、いわて旅応援プロジェクト、いわての食応援プロジェクト、これを盛り上げるために今、県職員たちも頑張ってくれていると理解しています。

記者
 ありがとうございます。県民の皆さんに向かって、感染状況が落ち着いたという状況で、利用を促すような知事からのメッセージであったり、もし、そういったものをお考えであればお願いできますか。

知事
 岩手緊急事態宣言が解除された9月中旬から、もう基本的な感染対策をして、飲食とか宿泊とか県内での消費を活発にしていただきたいということは発信してきているのですけれども、そのときに比べて新規感染者数で見る感染リスクは、ゼロが続いていますので、真面目に計算すると無限大のリスクの低さになってしまうのですけれども、0.1で計算して10のときより100倍リスクが低くなっていますので、そういうのを御理解の上、活動していただきたいと思います。

記者
 昨日、大阪府と1都3県のほうで(飲食店への営業)時短(要請)の全面解除になり、今、知事がおっしゃったような感染減少に合わせて、いろんな面で(制限が)解除されてきていると思います。そうした中で、確かに第6波の懸念はありますが、県外からの移動の促進というのを県独自でキャンペーン等を張る予定があるのかどうかお尋ねします。

知事
 県境を越えた移動については、1週間10万人当たり新規感染者数15(人)未満になっていれば、相手先に特段の事情がない限り、もう制限なく県境を越えて移動オーケーなわけでありますので、今のようにさらにリスクが低い状態であれば、より活発に移動していただいていい状況になっています。県内の宿泊施設に対する感染対策の補助金でありますとか、ワーケーション、岩手のリゾート、温泉に滞在しながらリモートワークをしてもらうための設備の補助金とかしていますので、そういう意味では県外からどんどん来ていただくことに対しても、県としては支援をしているところです。

記者
 そうすると、追加的に、例えば先ほどのお話にあったような補助金等、新たな補助のこれ以上の新設や、あるいは国主導のGo To(トラベル事業)の復活のようなものより、感染状況を踏まえた国民、県民の自発的な移動や消費、観光みたいなことの動きを注視するというような、そういう状況でしょうか。

知事
 昨日、(観光の)いわて秋冬キャンペーンを宣伝したところですけれども、いろいろ景品が当たる企画というのが付け加わっていますし、あと、私から昨日公表したのは全国の医療従事者関係の皆さん、特に東京、首都圏の皆さんに対して、岩手で疲れを癒やしてもらうような、そういう旅行商品を旅行代理店につくってもらって、そして、営業をしてもらう、つまり個別に宣伝してもらうということで、そういう、もともとお金がある人たち、お医者さんとかに対しては、安くなりますよというよりは、これだけいいサービスがありますよという中身の充実で誘引するのが効果的ではないかということを、関係者一同そういう作戦を立てて今、取り組んでいるところです。

記者
 (10月)16日に首相と被災地入りされたと思うのですが、首相とお話しされたと思うのですけれども、印象と、あとどんなお話をされたのか教えてください。

知事
 一ノ関駅に到着されて、駅の中のILC(国際リニアコライダー)ののぼりや横断幕を見て、「ああ、ILCだね」ということで、ILCのことをちゃんと御存じであったということから始まって、復興の状況や今の被災地の様々困っていることなども、基本的なことは理解された上で現地入りし、地元の人の声を聞くということで、そういう寄り添う姿勢は大変いいなというふうに思いました。
 経済対策として、補正予算の準備中で、その中で様々な困窮を克服していくこと、主要魚種の漁獲量激減でありますとか、米価下落でありますとか、新型コロナウイルス関係での消費の落ち込みでありますとか、そういったことへの対策についてもやるという言葉があって、そこには大きく期待したいと思います。

記者
 今、ILCの発言があったと思うのですけれども、ILCに関しては県で推進されていると思うのですけれども、その辺り、首相は関心をどんなふうに示されていたのでしょうか。

知事
 地元の漁業者との意見交換会の中で、地元の漁業関係者の方からILCをぜひという話が出たときに、そのときのせりふはメモしているのですけれども、「地元の期待、大きいんだな」ということで、「ぜひ受け止めます」という言葉があって、頼もしく感じました。

記者
 もう一点伺いたいのですけれども、その後、自民党の県議の方の要望の取材で、知事が最後に「2週間の間、選挙運動としてではなく、トップ同士としてならお話しする」というような発言をされていたと思うのですけれども、この意図を教えてください。

知事
 新内閣と、どんどんやり取りしてほしいという県議さんからの言葉があったと記憶しておりますけれども、そういう場があれば、実際(10月)16日に総理との間でやり取りできたようにやりたいと思います。昨日(10月25日)も全国知事会の仕事という形ではありましたけれども、農林水産大臣政務官と新規就農者関係の事業について意見交換する機会もありましたし、そういう機会があればどんどんやっていきたいと思います。

記者
 私から衆院選についてお聞きしたかったのですけれども、知事が推挙していた佐野利恵さんの比例(代表)の(名簿)順位が18位で決まったのですけれども、これについて知事としては党本部の決定にどう思うか、お願いします。

知事
 その辺は、もう党としての集会結社の自由というか、団体としての自治としての決定でありましょうから、そういうものと受け止めます。

記者
 知事が推挙したから佐野さんが立ったわけなのですけれども、順位的にもかなり当選が現実的に厳しい状況だと思います。今後、佐野さんへの支援については、知事はどのようにやる予定でしょうか。

知事
 私は、岩手1区での立候補ということを想定し、いろいろ相談にも乗っていましたので、比例選挙については、これは党がやる選挙という側面もありますので、私からは特にありません。

記者
 特に関与しないということ。

知事
 関与の内容にもよりますけれども、狭い意味での関与はないと思っていただいていいと思います。

記者
 先日、佐野さんのツイッターで、もう削除されてはいるのですけれども、知事と関係者の方と3人写った写真で決起集会をしたというふうな投稿がありまして、こちらでちょっと調べたら16日ではないかという話だったのですけれども、これは支援とか、そういう意味ではないということでしょうか。

知事
 16日、15日、その週末に後援会関係の集まりがあって、そこに私も出たし、佐野さんも出たということはあります。

記者
 何か佐野さんとのやり取りはあったのでしょうか。

知事
 いろいろありました。

記者
 大々的に応援とか、そういうことも。

知事
 基本的に小選挙区選挙を戦うために準備してきたこととか、そして、もともと佐野さんが持っている復興や、そして国連本部で体験したSDGs(持続可能な開発目標)の採択という、そういうことを岩手から国政に発信という方向性は、これは日本全体が求めているものなので、引き続きそれをやってほしいという趣旨のことを伝えています。

記者
 分かりました。ありがとうございます。もう一点だったのですけれども、今後、知事の予定として、ほかの選挙区でマイクを握ったりとかの予定は現在あるでしょうか。

知事
 そこは臨機応変に対応したいと思います。

記者
 先ほど関与はという話もあったのですけれども、知事じきじきに何かアドバイスもされているようなことを佐野さんが公表されていたと思うのですが、そちらはどんなことをアドバイスされたりとか、お話しされたりしたのか教えてください。

知事
 比例の選挙になるといっても、小選挙区選挙のために準備していたことがそのまま役に立つだろうということ、特に復興の現場で経験したこと、国連本部でSDGs採択の時に体験したこと、そういうことを岩手から全国に発信するというのは、これは全国の皆さんが求めていることでもあるので、その調子でやっていけば良いというようなことを話しました。

記者
 あともう一点なのですけれども、前回の知事会見の際に、(岩手)1区の公認候補の階氏の公認に対して否定的な立場を取っていたと思うのですが、今現在もその立場は変わらないのか教えてください。

知事
 ちょっとあからさまな選挙介入のようなことをこの記者会見の場でするのもなんなので、それについてはコメントを控えたいと思います。

記者
 関連しまして、佐野利恵さんは知事が推された候補というふうなことを聞いています。その佐野さんが、小沢先生も全力で応援するというふうにおっしゃった人物です。その佐野さんが小選挙区での立候補を断念した、これは経緯も含めて知事はどのように考えておられますか。

知事
 これは、小選挙区で既に選挙が行われている最中ですので、コメントは控えたいと思います。

記者
 同時に今回の岩手1区の騒動で、特に永田町を中心に、小沢先生のお力に陰りが見えているのではないかという声が大きくあります。このことについて、師と仰ぐ小沢先生についてどのようにお考えになっていますでしょうか。

知事
 執行部の決定に対して、それを尊重し、政権交代に向けて少しでも力がそがれないように集中してやっていけるようにという配慮というように理解しておりますので、そういう姿勢がもし何か衰えのように受け止めるとすれば、それは広く野党結集によって政権交代を目指すということ全体が弱くなっていくことを意味すると思うのですけれども、私はちょっと理想が高いので、野党結集して政権交代を目指すという動きはもっと強力になり得るとは思っていて、そことの落差というのはあると思うのですけれども、ただ、その中で小沢一郎さんが果たしている役割は、むしろ現実の弱いところをできるだけ強くして、政権交代を現実のものにしようとする動きの最先端にいると思っておりますので、そういう意味では決してそれが日本政治全体の中で弱くなっているわけではないというように受け止めています。

記者
 ありがとうございます。今の御発言で1点確認したいのが、野党共闘の力がそがれないように配慮していたと思っている、これは、主語は小沢さん、小沢先生ということでよろしいですか。

知事
 そうですね。

記者
 私も衆院選に関してお尋ねします。公示前の前回の会見で、選挙中の知事の行動に関してはお楽しみというのを聞いているのですけれども、これは佐野さんが選挙区で戦った場合ということに限定していたのか、それとも広く県内の選挙区での選挙についてのことを言及していたのか、そこがちょっと分からなくて、教えていただけますか。

知事
 将来のことを確定的に言わないときにお楽しみにという表現を使う場合がある。そういうことで、将来について決まっていないという意味でお楽しみにというようなことを言いました。決まっていないという状況は今もそうです。

記者
 そういう意味では、今時点もお楽しみというニュアンスで受け取っていいのでしょうか。

知事
 前回そう言った時から今までの間で、マスコミ的に楽しめるような私の動きというのはあまりなかったと思うので、お楽しみという表現はなしにして、臨機応変にというラインを継続させていただきます。

記者
 話が少し戻ってしまうのですけれども、新型コロナウイルスの感染状況は県内非常に落ち着いていて、昨日時点で15日連続(新規感染者)発表ゼロという状態が続いていました。そもそもの感染状況の落ち着きについてどう受け止めていらっしゃるかについて教えてください。

知事
 新型コロナウイルスは、人間とともに移動し、人間から離れて長期存在したり移動したりするものではありませんので、今、岩手で感染している人がほとんどいない、そして、感染している人が岩手に入ってきて、それを広めるということがほとんど起きていないということだと思います。

記者
 第6波の襲来というのも懸念はされていますが、県民に感染症対策として、あらためて何か呼びかけたいことというか、ありますでしょうか。

知事
 第6波について言えば、今、日本全体として、去年の第1波の後のほぼ(新規感染者)ゼロにまで鎮静化している状態に近くなっていまして、感染している人がいなければ感染は拡大しませんので、ですから一旦ほぼゼロに抑え込むと次の感染拡大というのは非常に起こりにくくなるわけで、そういう意味ではやっぱりゼロコロナというのは、やれればそれをやったほうがいいのだということが、今みんな実感しているのではないかと思います。
 去年の春、第1波が収まった後、検査をあまり受けないような形で、東京の繁華街の接待を伴う飲食(点)の関係のところに、結構100人を超える感染者が実はいて、そこから第2波が起きていますので、そういう隠れた市中感染というのがないようにしていれば、第6波が起きる理由はなくなります。隠れた市中感染というのがないようにするというのが日本全体の今、至上命題で、感染した方がいたらきちっと濃厚接触者等周りの方を検査して、市中感染が広がらないようにし、あとは具合が悪いなと、風邪の症状、コロナの症状かなと思ったら、すぐお医者さんに行ったり、電話相談したりして検査を受けて確認する。それをきちっとやっていれば、第6波が起きる理由はなくなりますので、隠れた市中感染というのを防ぐことをやっていさえすれば、今の状態は長期維持できるということを申し上げたいと思います。こうなってきますと、感染した人をとがめないというのが非常にまた大事になってきまして、積極的に検査を受けて感染しているのであれば、その周りの人も検査してということを徹底することが大事ですので、あらためて感染した人をとがめない、感染した人にはみんなで優しくしましょうということを言いたいと思います。

記者
 本日、秋篠宮家の眞子さまが御結婚されるわけなのですが、達増知事のほうから一言コメントか何か頂戴できますでしょうか。

知事
 眞子内親王殿下の御結婚を心からお慶び申し上げたいと思います。眞子内親王殿下におかれましては、平成28年の希望郷いわて国体、そして、東日本大震災復興状況と(平成28年)台風第10号被災状況御視察で御来県され、殿下の被災地への理解を深めたいという強いお気持ちを私も感じることができ、印象に残っています。謹んでお祝いを申し上げ、末永いお幸せをお祈りいたします。

広聴広報課
 以上をもちまして、記者会見を終わります。

次回記者会見

次の定例記者会見は11月5日(金曜日)の予定です。

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