花巻市(平成24年度 政党要望)

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ページ番号1001138  更新日 平成31年2月20日

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1 原発事故に伴う賠償請求の支払いについて(農産物をはじめとした損害賠償請求に対する早期かつ満額の支払いについて東京電力に要請いただくよう要望)

東京電力原子力発電所事故による農林産物の損害賠償については、生産者団体による活動を支援するとともに、これまでも知事が東京電力へ直接出向き、十分で確実な賠償を迅速に行うよう求め、国に対しても、責任を持って対処するよう要望しています。
また、東京電力に対して、市町村長と県幹部による交渉を行い、損害賠償を迅速かつ十分に行うとともに、請求する際の証憑類を簡素化するよう、強く申し入れています。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:農業振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

2 農業農村整備事業予算の確保について(農業生産基盤である農地整備や農業用施設の整備は、農業の効率化、経営の安定化に必要不可欠な施設であるが、過去に整備したこれらの施設は今後老朽化が進むことから、計画的な更新整備が必要となっているため、農業農村整備事業予算の確保につといて国及び県に要望)

国の農業農村整備事業予算が平成22年度に前年比37%と大幅に縮減されて以降、県では一括交付金の活用など様々な工夫により、その影響を最小限に留め、大区画ほ場の整備や農業水利施設の保全対策を重点に取り組んできました。
平成25年度政府予算案は、平成24年度緊急経済補正予算と合わせると、平成21年度を超える水準となっています。
県としては、国の予算が回復基調にあることを好機と捉え、基盤整備が遅れている本県の実情を国や各方面に強く訴えながら、引き続き、必要な予算の確保に努めます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:農村建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 東北横断自動車道釜石秋田線(釜石・花巻間)の早期完成について(本路線の釜石・花巻間(80キロメートル)については、東和インターから宮守インターまでの区間は本年開通となったが、残る未整備区間についても早期の開通が求められているため、沿岸被災地の早期復興を担う「復興支援道路」として最も重要な道路であることから、一日も早い全線開通について国及び県に要望)

三陸沿岸地域の早期復興のためには、高規格幹線道路や地域高規格道路による三陸沿岸の縦貫軸及び東北横断自動車道釜石秋田線釜石~花巻間等の内陸と沿岸を結ぶ横断軸で構成される道路ネットワークの構築が必要不可欠であると考えています。県ではこれらの復興道路等について、国の「東日本大震災からの復興基本方針」に沿って着実に整備を進めるとともに、県の復興計画期間である平成30年度までに全線開通することを国に対し要望しています。
県としては、今後とも、関係市町村と連携を図りながら、東北横断自動車道釜石秋田線の早期完成と予算の確保について、国に対し強く働きかけていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

4 北上川築堤整備について

(1)北上川左岸の石鳥谷町新堀地区築堤整備事業の促進について(一級河川北上川石鳥谷大橋から上下流左岸約2.0キロメートル間の堤防整備の早期事業着手)

無堤防区間が多い北上川中流部(概ね紫波町~奥州市の区間)においては、平成14年7月洪水及び平成19年9月洪水に伴い、5年間に2度も甚大な浸水被害を受けています。
国では、中流部緊急治水対策事業として、まずは住家への浸水被害の軽減を図ることを優先して進めることとし、当該地区については、平成24年度は測量設計に着手すると聞いています。
北上川の治水対策は、県としても重要な課題であり、国に対し整備促進の要望を行っていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)北上川左岸の石鳥谷町八重畑地区築堤整備事業の促進について(同地区の一級河川北上川東雲橋付近から下流左岸約2.2キロメートル区間の堤防整備の早期事業着手)

無堤防区間が多い北上川中流部(概ね紫波町~奥州市の区間)においては、平成14年7月洪水及び平成19年9月洪水に伴い、5年間に2度も甚大な浸水被害を受けています。
国では、中流部緊急治水対策事業として、まずは住家への浸水被害の軽減を図ることを優先して進めることとし、当該地区については他地区の進捗を見ながら対応すると聞いています。
北上川の治水対策は、県としても重要な課題であり、国に対し整備促進の要望を行っていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)北上川右岸の花巻築堤の延伸について(北上川と豊沢川との合流点右岸から宮沢賢治詩碑まで築堤整備がされたが、引き続きさらに約1.2キロメートルの築堤延長整備)

無堤防区間が多い北上川中流部(概ね紫波町~奥州市の区間)においては、平成14年7月洪水及び平成19年9月洪水に伴い、5年間に2度も甚大な浸水被害を受けています。
国では、中流部緊急治水対策事業として、まずは住家への浸水被害の軽減を図ることを優先して進めることとし、当該地区については、平成24年度から実施している県営ほ場整備事業の事業者と河川管理者(国)とが調整を図りながら、ほ場整備事業において農道の嵩上げ整備を行い、農地の冠水頻度軽減に向け対策していくと聞いています。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

5 花巻空港の機能充実と公共交通アクセスの充実について

(1)羽田便の実現等地方航空路線網の拡充について(羽田便をはじめとした国内地方航空路線網拡充の働きかけを、既存路線就航航空会社にとらわれず新たな航空会社も含め積極的に取り組むとともに、中国や台湾、韓国などからのチャーター便の増便への積極的取り組みについて要望)

県では、国内地方航空路線網の拡充に向けて、航空会社や関係機関に対して、要望等の働きかけを行ってきたところです。これにより、平成25年3月31日からは花巻空港始まって以来最高の1日12便24往復となり、引き続きは同路線のPR等利用促進に積極的に努めていきます。
羽田線については、首都圏へのアクセス手段の多様化を図るためのほか、羽田空港の国際化に伴い、東アジアの主要都市への乗継という利用価値もあることから、地元自治体と連携し各航空会社へ羽田便の開設を要望してきたところです。
今後とも、新たな航空会社も含め、航空会社との意見交換など情報収集に努めながら、その可能性について検討していきます。
国際チャーター便については、震災及び原発事故の影響により、海外からの誘客が厳しい状況の中、台湾、韓国へのチャーター便が運航されたところです。今後は、観光関係者と一層の連携のうえ、旅行の安全・安心をPRするなどのセールス活動を行い、平泉の世界遺産登録等による旅行需要の掘り起こし等により、国際チャーター便の運航拡大に繋げていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:空港課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)花巻空港への公共交通アクセスの充実について(空港利用者の利便性向上のため、主要な施設と花巻空港を結ぶ交通アクセスの充実について要望)

新花巻駅などの主要な施設と空港を結ぶ交通アクセスの充実については、引き続き、県空港利用促進協議会や花巻市など地元関係者と連携して取り組んで行きます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:空港課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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