宮古市(平成24年度 政党要望)

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ページ番号1001112  更新日 平成31年2月20日

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1 JR山田線・岩泉線の早期復旧について

JR山田線及び岩泉線は、通学、通院などの地域における重要な足であるとともに、地域間の交流や観光などの地域振興に欠かすことができない重要な社会的基盤であると認識しています。
このため、県では、JR山田線及び岩泉線の早期復旧に向け、これまでJR東日本や関係機関と協議を行ってきたほか、宮城県・福島県や沿線市町とともに、国への要望を実施してきたところです。
今後も、これらの路線の早期復旧がなされるよう、JR東日本や関係機関との協議を加速させるとともに、沿線市町等と連携しながら、国及びJR東日本に対し、引き続き強く要望していきます。

  • 部局名:政策地域部
  • 回答課名:地域振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

2 「三陸復興国立公園構想」の推進について(三陸復興国立公園構想の具体化と事業推進のため、トドヶ埼灯台へのアクセス道路及び駐車場の整備について要望)

国では、「東日本大震災からの復興の基本方針」(平成23年7月29日決定)の中で、陸中海岸国立公園などの既存の自然公園を再編し、「三陸復興国立公園(仮称)」とすることとしており、平成24年5月7日、環境省は「三陸復興国立公園の創設を核としたグリーン復興のビジョン」を策定しました。
県としては、国(環境省)及び市町村等と歩調を合わせ、国の事業実施を促進していきたいと考えています。
また、環境省では、上記ビジョンの中で三陸地域を南北につなぎ交流を深める道として「東北海岸トレイル」(仮称)を設定することとしています。
県としては、重茂半島を通る自然遊歩道(与奈~トドヶ埼~姉吉)も当該トレイルの一区間として設定され、この地域の公園施設は、遊歩道を中心とした整備が進められるものと考えています。

  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:自然保護課
  • 反映区分:D 実現が極めて困難なもの

3 地域医療の充実について

(1)県立宮古病院の医師確保

宮古病院については、呼吸器科と小児科に各1名、循環器科に2名の常勤医師が、平成25年4月から増員となる見込みであり、特にも循環器科においては、医師の体制が強化されることにより、今まで対応できなかった、心臓カテーテル検査及び治療を行うことが可能となる予定です。今後についても、引き続き、医師の確保に努めていきます。
また、休診中や、関係大学等からの診療応援で対応している診療科への常勤医師の配置については、派遣元の大学においても医師の絶対数が不足しており、医師の確保が非常に厳しい状況ですが、今後とも、関係大学への医師の派遣要請や、積極的な即戦力医師の招聘活動に、引き続き取り組んでいきます。

  • 部局名:医療局
  • 回答課名:医師支援推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)県立宮古高等看護学院の定数増

県立宮古高等看護学院の定員は現在1学年24名となっており、定員増については、県内の高校卒業者数、志願者数、入学者数の動向及び地域の医療機関の状況を分析するとともに、看護師養成施設卒業生の県内就業等の状況を踏まえながら、今後予定されている施設の改修と併せて検討していくこととしています。

  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

4 復興道路等の整備促進

(1)三陸縦貫自動車道の整備促進

三陸沿岸地域の早期復興のためには、高規格幹線道路や地域高規格道路による三陸沿岸の縦貫軸及び内陸と沿岸を結ぶ横断軸で構成される道路ネットワークの構築が必要不可欠であると考えています。県ではこれらの復興道路等について、国の「東日本大震災からの復興基本方針」に沿って着実に整備を進めるとともに、県の復興計画期間である平成30年度までに全線開通することを国に対し要望しています。
三陸縦貫自動車道では平成25年度は「高田道路」が全線供用予定と伺っています。
県としては、今後とも、関係市町村と連携を図りながら、三陸縦貫自動車道の早期整備、予算の確保について、国に対し強く働きかけていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)三陸北縦貫道路の整備促進

三陸沿岸地域の早期復興のためには、高規格幹線道路や地域高規格道路による三陸沿岸の縦貫軸及び内陸と沿岸を結ぶ横断軸で構成される道路ネットワークの構築が必要不可欠であると考えています。県ではこれらの復興道路等について、国の「東日本大震災からの復興基本方針」に沿って着実に整備を進めるとともに、県の復興計画期間である平成30年度までに全線開通することを国に対し要望しています。
三陸北縦貫道路では平成25年度は「尾肝要道路」が全線供用予定と伺っています。
県としては、今後とも、関係市町村と連携を図りながら、三陸北縦貫道路の早期整備、予算の確保について、国に対し強く働きかけていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)宮古盛岡横断道路の整備促進

三陸沿岸地域の早期復興のためには、高規格幹線道路や地域高規格道路による三陸沿岸の縦貫軸及び宮古盛岡横断道路等の内陸と沿岸を結ぶ横断軸で構成される道路ネットワークの構築が必要不可欠であると考えています。県ではこれらの道路を「復興道路」として位置づけ、国の「東日本大震災からの復興基本方針」に沿って着実に整備を進めるとともに、県の復興計画期間である平成30年度までに全線開通することを国に対し要望しています。
県としては、今後とも、関係市町村と連携を図りながら、宮古盛岡横断道路の早期整備、予算の確保について、国に対し強く働きかけていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)国道106号の国道46号への路線名変更及び国土交通大臣管理の指定区間編入

一般国道106号は、宮古~盛岡~秋田の「横断軸」として、陸中海岸国立公園、男鹿国定公園等の観光地や宮古・秋田両重要港湾等を連絡するとともに、「岩手、秋田を結ぶ地域連携軸」の形成を図る骨格道路であることから、その機能を一層強化するため、一般国道46号と併せて国で一体的に管理する必要があると考えています。
県としては、引き続き関係機関に対し、一般国道106号の指定区間編入を要望していきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(5)国道340号「中里~和井内間」の整備促進

一般国道340号「和井内道路」については、平成9年度から事業を実施しており、平成23年度には約390メートルを供用するなど、これまでに全体延長約4.9キロメートルのうち約2.2キロメートルを部分供用しています。
中里駅~和井内駅間のバイパス区間については、平成11年度から用地買収を進めているものの、この区間の北側の一部について用地が未取得となっており、工事に着手できない状況にありますが、用地買収済みの南側については整備を進めています。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(6)国道340号「立丸地区トンネル」の整備促進

立丸峠については、幅員狭小、急カーブが連続しており、交通隘路区間となっていることから、これまで調査を進め、平成24年度に新規事業着手しました。
今後とも地元の御協力をいただきながら整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(7)主要地方道重茂半島線の整備促進

主要地方道重茂半島線は、地域の産業・経済活動や日常生活を支える重要な路線であることから、交通の隘路区間の解消に向けた整備を進めています。
白浜~堀内地区ついては、改良工事等を推進しており、今後とも地元の御協力をいただきながら整備推進に努めていきます。
また、東日本大震災津波を受けて、大沢~浜川目地区、川代地区、石浜地区、千鶏地区、里地区、熊の平~堀内地区及び堀内~津軽石地区については、市町村のまちづくり復興計画にあわせて道路整備を行うこととしており、地元と調整を図りながら整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(8)主要地方道紫波江繋線、大槌小国線及び土坂トンネルの早期事業化

主要地方道紫波江繋線については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
大槌小国線の土坂峠のトンネル化については、道路ネットワークの整備における本区間の位置づけや県全体の道路整備計画の中で交通量の推移などを見極めながら総合的に判断していきますが、早期の事業化は難しい状況です。
なお、土坂トンネルを含む全体計画約5.2キロメートルのうち早期に整備効果が発現できる現道拡幅区間の整備を進めており、引き続き整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(9)国道106号「蟇目・茂市間」の歩道設置

歩道設置については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

5 宮古港における港湾整備事業の促進及び港湾振興について

(1)「リアスハーバー宮古」の早期復旧、外郭施設の整備

現在、宮古港では、各施設の復旧が進められ、神林地区においても直轄施工による外郭施設の復旧が始まっています。県でも「リアスハーバー宮古」の平成24年度内の着工を目指しており、外郭施設から順次復旧する予定とし、港湾施設は平成26年度の完成を目指しています。
また、宮古港全体の静穏度向上を図るため、竜神崎防波堤の整備を重点的に進めていますが、神林南防波堤の延伸については、竜神崎防波堤、出崎地区の整備進捗状況、当該施設の利用状況、社会情勢の変化などを総合的に勘案して検討を進めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)上屋の整備並びに港湾使用料の低減

東日本大震災津波により被災した宮古港の上屋3棟は、現有施設の復旧を進めており、また、くん蒸上屋は施設規模と内容を見直したうえで移設新築を進めていることから、これらの上屋を有効活用しながら港湾の利用促進を図りたいと考えています。
また、港湾施設使用料の低減については、利用目的等に応じて公益上の必要性を判断しながら実施の可否を検討していきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(3)宮古港に立地する企業の安全を確保するための施設整備

東日本大震災津波における宮古港の被災状況を踏まえ、県としても宮古港の港湾関連用地及び工業用地に立地している企業の安全対策に向けて避難施設の設置や浸水対策施設の整備などを進めるとともに、耐震強化岸壁の整備などについても検討を進めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)出崎地区の整備促進

宮古港出崎地区の小型旅客船対応係留施設等の整備については、今回被災した防波堤や護岸防波の施設から復旧する予定であり、その進捗状況を踏まえて残事業を進めることとしています。
また、国において整備が進められている竜神崎防波堤については、国に対して整備促進・早期完成を強く要望しているところであり、今後とも引続き機会を捉えて要望していきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(5)宮古港における集積木材の流出防止、安全確保対策の推進

港湾における貨物の流出防止については、これまで会議等を通じて港湾利用者に流出防止対策を講ずるよう繰り返し注意喚起してきたところであり、今後とも機会を捉えて流出防止対策の重要性を説明していきます。
また、今後、宮古港への浸水対策施設の整備を進めることにより、工業用地からの集積木材の流出防止と安全確保に取り組んでいきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(6)土地の有効利用を図るための薄型防潮堤の導入

宮古港における防潮堤の整備は、土地利用や既存施設の形状、事業費用などを総合的に踏まえて施設計画をしていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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