一戸町(平成24年度 政党要望)

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ページ番号1001128  更新日 平成31年2月20日

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1 北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた取り組みについて

(1)御所野遺跡を含む「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に向けて、「平泉」登録における取り組み同様の具体的な指導をお願いするとともに、宣伝活動及び諸整備に対する財政的支援

世界遺産登録に向けて必要になる保存管理計画の策定や景観条例の制定については、文化庁や事務局である青森県との調整を含め、これまで「平泉の文化遺産」で培ってきた経験をもとに、積極的に支援していきます。
また、「北海道・北東北の縄文遺跡群」全体の普及啓発については、4道県共通リーフレットの作成に加え、平成23年度から、縄文遺跡群の普及啓発を行うため、盛岡市において縄文フォーラムを開催しています。

  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:生涯学習文化課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

(2)御所野遺跡の発掘調査や遺跡整備事業について、県の財政的支援

平成21年に、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産暫定リストに登載されたことを受け、県では、平成22年度から御所野遺跡の発掘調査、整備事業等に県費のかさ上げ補助を実施しています。

  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:生涯学習文化課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

(3)世界文化遺産登録を目指した運動とそれを生かした地域づくりの推進のために県北広域振興局二戸センターへの担当係の配置

世界文化遺産登録に向けた県北広域振興局経営企画部二戸地域振興センターの組織体制の強化については、県南広域振興局の取組も参考にしながら、具体的な取組の推進に当たっての現地対応の必要性等を勘案し検討していきます。

  • 部局名:政策地域部
  • 回答課名:政策推進課
  • 反映区分:S その他

(4)県北地方の数少ない観光地のひとつである御所野縄文公園について、北東北の観光の拠点施設として旅行代理店などへ積極的な働きかけ

県では、北海道を含む4道県に点在する縄文遺跡群は、歴史・文化的価値の高い遺跡であるとともに、観光客を誘致できる優れた観光資源と認識しており、平成24年度に実施した、いわてデスティネーションキャンペーンに向け、全国の旅行会社等に対し、一戸町の御所野遺跡を含む旅行商品の造成を働き働きかけるとともに、キャンペーンのガイドブックなどを通じて全国に向けて情報発信してきたところであり、いわてデスティネーションキャンペーン以降においても、首都圏のマスコミを招聘したプレスツアーにおいて御所野遺跡を取り上げるなど、引き続き情報発信の強化に努めているところです。
さらに、平成25年4月からはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の放映に合わせて運行する復興応援バスツアーに御所野縄文公園を組み込むなど、誘客を図っているいるところです。
現在、東北新幹線の新青森開業により、首都圏等から青森県へのアクセスが改善されたほか、平成27年度中には函館開業が計画されるなど、誘客や回遊が図りやすい状況が整ってくることから、今後とも御所野遺跡を含む県北地域の観光ルートの定番化に向けて取り組んでいきます。

  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

2 岩手県立一戸病院における眼科外来診療再開及び医師確保について(眼科外来診療再開並びに常勤外科医師及び精神科医師の増員確保について要望)

一戸病院への眼科外来診療の再開と外科医師、精神科医師の増員については、関係大学への医師派遣を強く要請していますが、派遣元の大学においても医師の絶対数が不足していることから、非常に困難な状況にあります。
今後とも、継続して医師の確保に取り組んでいくとともに、地域の基幹病院等との連携の強化を図りながら、診療体制の確保に努めていきます。

  • 部局名:医療局
  • 回答課名:医師支援推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 一戸都市計画道路上野西法寺線第三期の事業促進について(県道事業として早期に実施されるよう要望)

一戸都市計画道路上野西法寺線の第三期事業区間については、平成22年度に沿道利用や周辺道路とのネットワークの形成などについて「まちづくり懇談会」を開催し、その結果を踏まえ、課題である踏切の取扱いについて現在IGRと調整を進めているところです。
今後、一戸町と情報共有しながら事業着手の可能性を検討していきますが、IGRとの協議や都市計画の変更手続きなどが必要であり、事業実施までにはなお時間を要する見込みです。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:都市計画課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

4 除染対策事業の対象拡大及び代替飼料供給制度の継続について(牧草地等の除染対策事業について、放射性物質濃度が国の基準を下回った圃場も対象とするとともに、利用自粛を要請した牧草に対する代替飼料の確保及び除染が完了するまでの粗飼料供給について要望)

利用自粛を要請した牧草に対する代替飼料の確保や除染作業が完了するまでの粗飼料供給については、農協等を通じ、乾草やサイレージなどの代替飼料を供給しており、県では、今後も、粗飼料が供給されるよう各農協等に対して、情報の提供や斡旋を支援していくとともに、国に対して、必要となる代替飼料の国内外からの数量確保や、経費を支援するよう要請しています。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:畜産課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

5 森林・林業・木材産業づくり交付金(木造公共建築物等の整備)事業の採択及び予算確保にについて(平成28年度に開催されるいわて国体のなぎなた会場で利用する武道場建設について、森林・林業・木材づくり交付金(木造公共建築物等の整備)事業に採択されるとともに、県の予算確保について要望)

木造公共建築物への補助については、国の平成24年度第1次補正予算で「強い林業・木材産業構築緊急対策」が措置されたところであり、県では、当該補助事業を活用して、支援を検討していきます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
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