釜石市(平成24年度 政党要望)

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ページ番号1001133  更新日 平成31年2月20日

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1 復興道路及び復興支援道路の早期全線開通について(復興道路「三陸縦貫自動車道」及び復興支援道路「東北横断自動車道釜石秋田線」について、平成25年度以降も復興予算を確実に確保し、早期全線開通されるよう要望)

三陸沿岸地域の早期復興のためには、高規格幹線道路や地域高規格道路による三陸沿岸の縦貫軸及び内陸と沿岸を結ぶ横断軸で構成される道路ネットワークの構築が必要不可欠であると考えています。
県ではこれらの復興道路等について、国の「東日本大震災からの復興基本方針」に沿って着実に整備を進めるとともに、県の復興計画期間である平成30年度までに全線開通することを国に対し要望しています。
三陸縦貫自動車道では平成25年度は「高田道路」が全線供用予定と伺っています。
県としては、今後とも、関係市町村と連携を図りながら、三陸縦貫自動車道及び東北横断自動車道釜石秋田線の早期整備、予算の確保について、国に対し強く働きかけていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

2 釜石港復興に係る支援について

(1)釜石港湾口防波堤の早期復旧整備促進

釜石港湾口防波堤の復旧については、平成24年2月に着工し、平成27年度末の完成予定と聞いています。
湾口防波堤は、津波等から市街地を守る施設であるとともに、釜石港内の静穏度を高め安全な荷役に資するものであることから、県としても釜石港の安全度の回復、利用促進の観点から早期復旧を国に働きかけていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)釜石港須賀地区公共ふ頭の早期復旧整備促進

県では、港湾物流の回復・拡大に向けて、公共ふ頭など港湾施設の早期復旧を目指して災害復旧工事を順次実施しているところです。
また、新たな公共ふ頭の整備については、今後の取扱貨物量の見込み等を踏まえて必要性を判断することとしていることから、今後の港湾施設の利用状況等を見極めながら検討していきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)釜石港の物流拡大に向けた港湾施設等の早期整備促進

1 釜石港港湾計画一部変更の早期着工

釜石港港湾計画の一部変更に伴う新たな岸壁整備の必要性については、今後の取扱貨物の見込み等を踏まえて必要性を判断することとしていることから、
今後の港湾施設の利用状況等を見極めながら検討していきます。
なお、新たな岸壁整備の必要性が認められる場合には、現在、港湾計画に位置付けられている施設と利便性や経済性等の比較検討を行い、適切な計画として早期整備を進めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

2 釜石港臨港地区の整備促進

東日本大震災津波により被害を受けた釜石港においては、今後の復興に向けたポートセールスを行う上で、釜石港の魅力、特に安全・安心をアピールしていくことが重要であると考えています。
そのため、港湾施設の早期復旧に取り組むとともに、釜石港の防災・避難機能の向上を図りながら臨港地区整備等に向けて検討を進めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 一般国道107号の抜本改良

御要望の路線においては、奥州市~北上市間の梁川~口内地区について平成25年度新規事業着手します。
今後とも、地元の御協力をいただきながら、整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)コンテナ貨物集荷促進に係る財政支援について

県では、コンテナ貨物の港湾利用拡大に向けた優遇措置として、平成18年度にコンテナ貨物の野積場使用料を設定するとともに、コンテナ定期航路を支援するため、港湾施設使用料の減免を実施してきたところですが、これまでの取組みの効果を検証しながら、今後のコンテナ貨物の港湾利用拡大に向けた財政支援方策等について、釜石市などとともに検討を進めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:港湾課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 被災事業者の再建支援について

(1)「中小企業被災資産復旧事業費補助」について、長期的に事業を継続することとし、その継続期間を明記するよう要望

本補助は、平成25年度も引き続き事業実施することとしており、平成26年度以降については、地域におけるまちづくりの進捗状況などを勘案しながら、需要が見込まれる当面の期間は継続ができるよう検討していくこととしています。
なお、継続が必要な期間がまだ明確ではない現段階では、期間を明記するよりも、上記の対応が望ましいと考えられます。

  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:経営支援課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)「中小企業被災資産復旧事業費補助」について、上限額の見直しにより市は相当な財政負担が生じるため、県の補助率を引き上げるよう要望

本補助は、市町村と県が一体となって、沿岸市町村の産業再生を図っていくという趣旨であることから、県の補助率の引き上げは難しいと考えられます。

  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:経営支援課
  • 反映区分:D 実現が極めて困難なもの

(3)「中小企業被災資産復旧事業費補助」の上限額改定に係る財源を、東日本大震災復興基金の拡充などにより、市の財政負担を軽減するよう要望

本補助に係る市町村の財政負担の軽減については、「取り崩し型復興基金」の追加的な財源措置を国に要望しているところです。

  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:経営支援課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

4 安全・安心なまちづくりの推進について

(1)市内河川の浚渫(甲子川の駒木地区、大畑地区及び鵜住居川の砂子田地区)

甲子川の駒木地区、大畑地区及び鵜住居川の砂子畑地区の土砂堆積箇所については、定期的な河川パトロール等を行い河川状況を把握し、堤防や河道の維持を図ってきたところです。
今後とも、増水時の状況や背後地の土地利用等を勘案し、緊急性の高い箇所から河道掘削を行うなど、洪水時の流下断面の確保を図っていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)甲子川河川改修事業の促進

甲子川の河川改修については、昭和56年度から平成18年度までに大渡橋下流から五の橋にかけて整備を進めてきており、釜石駅周辺についても護岸の設置を完了しています。
なお、平成24年6月には、著しく堆積が進んだ五の橋下流の土砂撤去を行ったところであり、今後も地域や有識者の方々の意見も伺いながら、増水時の流下断面の確保を図っていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)-01 急傾斜地崩壊対策事業、土砂災害防止事業の促進

土砂災害防止対策については、ハード対策として砂防事業、急傾斜地崩壊対策事業により、緊急度の高い箇所から順次整備しています。
またソフト対策として、「土砂災害防止法」に基づく土砂災害警戒区域等の指定を推進し、市町村が行う雨量情報の提供など、警戒避難体制の整備を支援しています。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:砂防災害課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)-02 治山事業の促進

森林に起因する災害から県民の生命・財産を守るため、大雨等による被害の状況や、人家や公共施設など保全すべき対象により優先度を勘案しながら、計画的に治山施設の整備を進めていきます。
なお、釜石市においては、平成25年度に治山施設災害復旧事業及び予防治山事業を実施することとしています。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:森林保全課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)-01 主要地方道及び県道の改良整備の促進

(主要地方道釜石遠野線の笛吹峠付近の山間部路線の抜本的改良整備の促進)
御要望の地区の改良整備については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(4)-02 主要地方道及び県道の改良整備の促進

(主要地方道釜石遠野線の剣~早栃間の早期整備)
御要望の剣~早栃地区については、平成23年度に新規事業化し整備を進めています。
今後とも、地元の御協力をいただきながら整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)-03 主要地方道及び県道の改良整備の促進

(県道桜峠平田線の平田~尾崎白浜間の抜本的改良整備の促進)
御要望の平田~尾崎白浜間については、尾崎白浜~終点側は平田地区として地域の実状に応じた1.5車線的道路整備を進めています。終点部については、平田の2工区として、復興交付金により市のまちづくり復興計画にあわせて道路整備を行うこととしており、地元と調整を図りながら整備推進に努めていきます。
今後とも、地元の御協力をいただきながら整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)-04 主要地方道及び県道の改良整備の促進

(県道吉浜上荒川線の荒川~大石間の抜本的改良整備の促進)
御要望の荒川~大石間については、大石~終点側は下荒川地区として地域の実状に応じた1.5車線的道路整備を進めています。
終点部については、下荒川の2工区として、復興交付金により市のまちづくり復興計画にあわせて道路整備を行うこととしており、地元と調整を図りながら整備推進に努めていきます。
今後とも、地元の御協力をいただきながら整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(5)国道283号(釜石駅前~五の橋間)整備事業の促進

御要望の釜石駅前から五の橋間の整備については、交通量の推移や公共事業予算の状況、市のまちづくり計画等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(6)市道平田上中島線の県道昇格及び早期整備

県道の認定に当たっては、道路法に規定する要件を具備する路線について、県道として早期に整備、管理する必要性等を総合的に判断のうえ行うこととしています。
今後、県が管理している道路や橋梁の老朽化に伴う維持管理費の増大が見込まれていることもあり、現状では整備を伴う市町村道の新たな県道認定は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

5 地域医療の充実について

(1)県立釜石病院の診療科の医師複数体制の確立

釜石病院における、各診療科の常勤医師の複数体制化については、派遣元の大学においても医師の絶対数が不足していることから、非常に厳しい状況となっていますが、引き続き、関係大学への医師派遣要請や、積極的な即戦力医師の招聘活動に取り組んでいきます。

  • 部局名:医療局
  • 回答課名:医師支援推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)県立釜石病院の新築に向けた更新計画の明確化

釜石病院については、平成23年度に耐震性を確保するための耐震化工事を実施するともに、医療需要に対応するためリニアック棟を増築するなど、基幹病院としての整備充実に努めてきたところです。
今後の病院整備等については、経営収支の状況や施設の老朽度などを勘案しながら、平成26年度からの次期経営計画策定の中で検討することとなります。

  • 部局名:医療局
  • 回答課名:経営管理課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(3)岩手県地域医療再生計画の着実な推進

釜石保健医療圏を対象とした岩手県地域医療再生計画は、地域がん診療連携拠点病院の整備、在宅医療の推進等に重点的に取り組むこととし、これまでに、県立釜石病院におけるリニアック棟、耐震化等の整備をはじめとして、同院を中心としたかまいし医療情報ネットワーク(仮称)の構築に向けたシステム整備や全県を対象とした医学部生、看護学生に対する修学支援等に取り組んでいるところです。
今後は、新しいがん対策推進基本計画を踏まえた国への県立釜石病院の地域がん診療連携拠点病院の指定申請手続きを進めるほか、かまいし医療情報ネットワーク(仮称)の拡張等を予定しており、当該計画の推進に当たっては、地元市町、医療機関等を中心とした圏域における協議等を踏まえて進めて行く必要があることから、引き続き御協力をお願いします。

  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:保健福祉企画課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

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