岩泉町(平成24年度 政党要望)

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ページ番号1001121  更新日 平成31年2月20日

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1 震災復興支援の強化・継続について(被災者の生活再建と被災地の再興のために、万全な震災復興支援体制の強化と継続的な被災地支援を要望)

東日本大震災津波からの復興を一層加速させるためには、専門的な人材の確保、自由度の高い財源措置、そして、事業用地を円滑に確保するための手続の抜本的な簡素が必要であると考えています。
このため、国に対し、引き続き、必要な施策を講ずるよう要望するとともに、県としても、任期付職員や再任用職員の採用、総務省の派遣スキーム等に基づく職員派遣要請の継続などに加え、新たに復興庁の支援による民間企業等の人材の受入れなどにより、市町村の専門的な人材の確保を支援するとともに、復興整備協議会等を通じて、市町村が行う事業用地に係る農地転用許可などの規制の解除等を促進し、市町村の復興まちづくりを支援するなど、一日も早い復興が実現するよう取り組んでいきます。

  • 部局名:復興局
  • 回答課名:企画課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

2 立ち遅れている社会基盤の整備について

(1)国道340号「落合から大渡間」の整備促進

国道340号落合~大渡間は、幅員が狭くカーブが連続していることから、整備が必要な区間と認識しています。
当該区間の整備については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(2)主要地方道久慈岩泉線(大月峠)の整備促進

大月峠工区の整備については平成24年度に新規事業として着手し整備を進めています。
今後とも地元の御協力を頂きながら、整備推進に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)一般県道大川松草線の整備促進

一般県道大川松草線のうち本町から大広地区については整備を進めており、今後とも地元の御協力をいただきながら整備推進に努めていきます。
なお、その他の区間については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(4)市町村主導で道路整備できる財源の確立

国では、従来の道路や治水等の個別補助金を原則一括した「社会資本整備総合交付金」や「防災・安全交付金」を創設し、自治体にとって自由度が高く、創意工夫を活かせる総合的な交付金として地域の社会資本整備事業を支援することとしています。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(5)ブロードバンド基盤整備事業への起債枠確保

過疎対策事業債及び辺地対策事業債については、全国の要望額が地方債計画額を超過する場合には、要望額どおりの同意等が行えない場合も想定されます。
しかしながら、過疎地域や辺地の課題解決に向けた施策を推進するに当たり、過疎対策事業債等を活用することは、財政力の脆弱な本県市町村の財政負担を軽減するためにも非常に有効であることから、総務省に働きかけるなど、所要額を確保できるよう努めていきます。

  • 部局名:政策地域部
  • 回答課名:市町村課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(6)災害時の有効な情報収集手段となるラジオの難聴地域の解消と携帯電話通信網の拡大

東日本大震災津波では、停電中、被災者が一番入手したい最新情報等を提供したのがAM及びFMラジオ放送事業者とコミュニティ放送局を含む臨時災害放送局です。ラジオは、停電時でも使用できる「災害時のメディア」として改めて注目されたところですが、県内では、未だラジオの難聴地域があることから、災害時において情報収集手段が確保できるよう、ラジオの難聴の解消及びコミュニティ放送局の設立等への支援を国に対し、要望しています。
また、携帯電話の不感地域の解消については、地元市町村の意向を踏まえ、通信事業者への整備を働きかけるとともに、国の「携帯電話等エリア整備事業」の活用による計画的な基盤整備の促進を支援します。

  • 部局名:政策地域部
  • 回答課名:地域振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 地域医療環境の充実について

(1)医師の確保等地域医療体制充実に対する支援

医師確保については県政の最重要課題と位置づけ、医師確保対策アクションプランに基づき、市町村と協働して医師養成のための奨学金制度の拡充や臨床研修体制の充実や勤務医の勤務環境改善に係る事業の実施など医師の県内定着に関する取組を強化するとともに、即戦力医師の招へい活動にも積極的に取り組んでいるところです。
また、国に対しては、医師の地域偏在や、産科、小児科等の特定診療科の偏在を解消するため、保険医に対する医師過少地域医療機関への勤務を義務付けることなどの施策について政策提言を行っているところです。
県としては、これら医師確保対策を引き続き進めながら、奨学金養成医師や自治医科大学卒業医師の計画的な配置・派遣調整や地域病院等への診療応援などにより、医師の地域偏在・診療科偏在の改善に努めていきます。

  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)小本地区診療施設の整備に対する支援

岩泉町小本地区における診療施設については、平成23年度に策定した医療の復興計画において整備することとして位置付けています。今後、具体的な整備計画について岩泉町と協議を進め、財政支援を行っていきます。

  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療推進課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

(3)小川地区診療施設の整備に対する支援

現時点において、事業内容等について承知していないことから、事業内容等の詳細が決まりましたら相談願います。

  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療推進課
  • 反映区分:S その他

4 しいたけの風評被害に対する早期対応について(原発事故による放射性物質の影響により、本町基幹作物のしいたけ生産事業が風評被害で深刻な影響を受けていることから、一刻も早い対策を講じ、経営を継続できるよう要望)

県では、これまで生産物とほだ木の全戸検査、経営緊急支援資金の交付や安全な原木の供給、指標値を超過したほだ木の処理、放射性物質低減としてのほだ場環境整備など、市町村・関係団体と連携しながら、産地再生に向けた取組を実施してきたところであり、今後とも、これらの取組を継続していきます。
また、風評被害による損害賠償について、東京電力に対し迅速かつ十分に行われるよう要請していきます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

5 県立岩泉高等学校の充実・強化について(再編計画策定においては、地理的・公共交通条件などを十分に勘案するとともに、学級定員の見直し、均衡のとれた指導体制の強化など、県立岩泉高校の充実強化を図り、末永く存続させるよう要望)

平成23年度上半期において、「第二次県立高等学校整備計画(仮称)」を策定することとしていましたが、東日本大震災津波の発生に伴い、策定を見送っている状況です。
今後、県内各ブロックにおける震災後の児童・生徒数の動向・推移や被災地における復興の状況等を見据えて策定の時期を調整し、改めて地域のご意見を伺いながら学校及び学科の配置について検討することとしています。

  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:学校教育課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
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