令和2年2月14日知事会見記録

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開催日時

令和2年2月14日10時30分から11時02分

会見記録

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。最初に知事から発表があります。それでは、知事、お願いします。

知事
 まず、バーチャルユーチューバーということで、この度こちら、「岩手さちこ(いわて・さちこ)さん」が岩手県のバーチャルユーチューバーを務めてくれることになりました。苗字は岩手県の岩手、名前はいわて県民計画の基本目標「幸福を守り育てる希望郷いわて」にある幸福の「幸」に由来する「さちこ」ということで、岩手県岩手郡岩手町の岩手さちこさんということであります。なぎなたでインターハイや国体に出たことがあるということで、一戸高校に通っていたかもしれませんが、詳しい経歴は本人からだんだん紹介があるのだと思います。
 そうですね、どう紹介するか、いわゆる中の人と申しましょうか、盛岡市出身の声優、佐々木未来(ささき・みこい)さんにこの企画を支えていただいているところであります。声優として活躍していて、いわて若者文化祭や、それからニコニコ超会議への出演などでも既に県の事業に協力をいただいている佐々木未来さんに、いわゆる中の人をやっていただきます。
 岩手さちこさんに対しては、今日付で「いわてまるごと売込み隊」の宣伝部員として委嘱をいたしました。岩手さちこさんの簡単な自己紹介動画がありますので、御覧ください。

   (動画放映)

知事
 自己紹介の予告ぐらいな感じだったかと思いますけれども、本人が今日から公式ツイッターやインスタグラムを始めるそうですので、よろしくお願いします。

 次に、「いわてダ・ヴィンチ」の発行について。今日2月14日、岩手で働こう情報マガジン「いわてダ・ヴィンチ」を発行します。県内就職やU・Iターン、移住の促進のため、岩手で働き、暮らす魅力などを紹介する情報誌であり、昨年度の「いわてWalker」に続く第2弾という形になります。
 ダ・ヴィンチと地方自治体とのコラボは全国初だそうです。これから就職や進路を考える高校生などの若者や、岩手にU・Iターンを希望する人に見ていただいて、「就職するなら岩手」という意識を高めてもらいたいと思います。
 無料配布版と有料販売版があり、そこが前回と違うところです。無料配布版は県内全ての高校1年生、2年生等に配布、有料販売版は今日から首都圏や県内の書店、コンビニ、そして通信販売等で購入できます。定価は税込みで880円です。ぜひ多くの方に手にとっていただき、岩手で働く、岩手で暮らす魅力を感じてほしいと思います。

 次に、いわて復興新時代ポスターと動画による情報発信、新しいポスターと動画、県外広報で、ポスターはこの後ろに貼ってある4枚です。これらのポスターを2月19日から3月18日にかけまして県内外の自治体、団体等で開催される岩手県復興ポスター展、また3月11日前後には東京都営地下鉄での中吊り広告などによって岩手の復興を発信します。また、県内の市町村、関係機関、支援団体に配布して広く活用いただきます。ポスターと連動した動画も今日から公開で、いのちをつなぐ未来館、そして水門・陸閘自動閉鎖システムの2本の動画になります。
 岩手県特設サイト「いわてとあなたが、つながるページ」とユーチューブの岩手県公式動画チャンネルで公開しますので、御覧ください。

 以上です。

広聴広報課
 以上で知事からの発表を終わります。

幹事社
 それでは、ただいまの発表事項3件について各社から質問があればお願いいたします。

記者
 Vチューバーについては茨城県とか他の自治体でも取組の例があると思いますけれども、岩手県としてどのようなことを期待されるのかということを教えてください。

知事
 ユーチューブやツイッター、インスタグラムなど、主にSNSから情報を得る多くの若年層を中心にバーチャルユーチューバーを通じて岩手の様々な魅力や県の取組をわかりやすくダイレクトに伝えて岩手ファンの拡大や関係人口の創出、拡大につなげ、そしてまた「いわて県民計画(2019~2028)」に掲げている人交密度向上プロジェクトの推進に資することを目的としています。

記者
 「いわてダ・ヴィンチ」のことでお伺いします。昨年の「いわてWalker」に続く第2弾ということですが、内容的に昨年の「いわてWalker」と今回の「いわてダ・ヴィンチ」と違う点というのがあるのでしょうか、「いわてダ・ヴィンチ」の魅力というのも含めてお聞かせください。

知事
 読み物として一段と深まっているかなと思います。冒頭の綾野剛さん、そして綾野剛プラス大友啓史さんのインタビューでの岩手の紹介から始まって、岩手で働いている人たちの語りを漫画で、またインタビュー記事で書いていたりするのですけれども、あと私のインタビューも後ろの方に載っていますけれども、それぞれ読み物性が増していると思いますので、じっくり読んでいただいて、そして自分の中での岩手観を深めたり、また仕事観を深めてもらえればいいのではないかなと思います。

記者
 昨年の「いわてWalker」も首都圏で販売して県内の高校生にも配ったかと思いますが、「いわてWalker」の効果ですね、どういった効果があったかということについてはどのように受け止めていらっしゃいますか。

知事
 「いわてWalker」は進学のため岩手を離れる高校生、またこれから就職活動を行う県内外の大学生、専門学校生に対しては無料配布をして、できるだけ読んでもらうようにしました。読者からは、岩手の様々な仕事や生活環境の良さを理解できたという意見がありましたし、またアンケートでは、ほぼ全員が「岩手で働いてみたいと思った」を選択するなど、県からのメッセージは伝わったと考えております。一方、受け取ったのだけれども、よく読まなかったという生徒もいますので、より読んでもらう工夫が必要ということが課題として挙げられました。
 有料販売実績については、出版部数5,000部の約48%に相当する2,421部ということで、無料配布としても多数が配布されていることを考慮しますと、まず順調な売上げだったという評価を得ているところです。

記者
 より読んでもらう工夫が必要だったということで、その辺が今回の「いわてダ・ヴィンチ」に反映された部分があれば教えてください。

知事
 まず、無料配布版は分量が少なく、手にとって読みやすい感じ、そして内容的にも読み物としての面白さが増していると思います。そして、有料版の方には様々な県の情報も付け加えた、代金ぐらいの価値はある情報誌として読んでもらえるような、そういう作りになっています。

記者
 岩手さちこさんについてもう少し詳しく教えてください。まずは、こういったVチューバーの例というのは、他の自治体での例があるのかどうか、もし御存じでしたら教えてください。
 あと今なぜVチューバーをつくって、岩手の情報発信に努めようと考えられたのかということと、あと岩手さちこさんのキャラクターについてどういったコンセプトを持って作り上げていったのかをもう少し教えていただければと思います。

知事
 都道府県が公認で実施しているバーチャルユーチューバーは、担当部局で調査したところでは茨城県と岡山県の2県ということのようです。
 岩手県は、県の広聴広報課のツイッターがもう何万人もフォロワーがいて、都道府県のツイッターとしてはかなり成功しているという実績がありますし、インスタグラムの活用についても色々な写真コンテストなどもやって成功した実績があります。
 そして、ニコニコ動画でニコニコ生放送のいわて希望チャンネル、私とふじポンの番組とか、それから県の色々なイベントを生放送したり、様々な実績がありまして、そのようなSNSなどを活用した広報、そして県政のPRということで、もう一歩先を行こうということでVチューバー事業にも取り組むということであります。
 岩手さちこさんも岩手を名乗って、そして県の新しい県民計画の基本目標からとって「さちこ」という名前でもありますし、岩手に根差し、本当に岩手にいるのだなと、岩手に実在しているがごときVチューバーとして活躍してほしいなと思います。

幹事社
 それでは、発表事項以外について、本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はありませんので、各社から質問があればお願いいたします。

記者
 新型コロナウイルスの対応なのですけれども、国内でも感染者の死亡が初めて確認されていますが、感染も広がっています。県内でも専用の相談センターや専用の外来を設置して対応していますが、これまでの相談件数であったり、疑われるような症状について相談があったのか、お分かりになるのであれば教えていただきたい。

知事
 今回亡くなられた方はお気の毒であり、御冥福をお祈りしたいと思います。重篤化ということで、ひどい肺炎になる可能性があり、そして亡くなる方もいらっしゃるということで、そうならないように岩手県内でも、風邪というのはこじらせるとインフルエンザの可能性もあるし、また普通にこじらせても様々な病気にもつながったりしますので、まず無理をしないで、風邪ぎみなのに無理に会社に出て働き続けるとか、そういうことをせずかかりつけ医に相談したり、また診てもらったり、そして武漢、湖北省、浙江省と渡航歴があれば保健所等に相談してもらうというようにしてほしいと思います。
 岩手はまだ患者さん、感染者という方は出ていない訳でありますけれども、広く何かあればいつでも相談を受けたり、また検査や、そして治療できるような体制は今整えているところです。

記者
 今のところそういった検査を対応するような状況の疑われるような患者の方は、今現在では入ってきていないというようなことでよろしいのでしょうか。

知事
 現場では様々な相談とか、色々な医療機関、お医者さんで様々なやりとりはあるのかと思いますけれども、県としては私をトップとする対策本部の形にはまだしておりませんで、保健福祉部長の手元で今扱っているのですけれども、保健福祉部長が必要と判断すれば今質問があったことなどを含む情報は発信していくと思うのですけれども、今はそういう発信する段階にはないというところです。

記者
 あと国内でも警戒感が強まってマスクが品薄、もちろん県内でもそういったような状況になっていますが、県ではホームページのほうで冷静な対応等を改めて呼びかけていますが、知事から今回の対応について県民への呼びかけがあれば教えてください。

知事
 政府でも国内でのマスクの増産体制を確保して品切れにならないようにするということでありますので、何億個も増産するぞということで、普通に使っていれば全ての日本国民が使ってもなくならないのだと思います。問題は、買いだめですよね、箱でたくさん買いだめして、使わないであるマスクを沢山それぞれがうちに買いだめすると足りなくなるということでありましょうから、まず必要な分を購入して、そして必要に応じてマスクもして、手も洗って、うがいもして、予防に努めるということは呼びかけたいと思います。

記者
 新型コロナウイルスの関連ですけれども、新型コロナウイルスを巡って県内で今は感染者は出ていないというお話でしたけれども、県内で感染者が出たというデマがSNS上で広がるということもありました。無用な不安をあおる恐れがあると思いますが、この件については知事どのようにお考えでしょうか。

知事
 私も結構ツイッターはよく見る方なのですけれども、私のタイムラインには出てこないし、ちょっと検索で横道にそれたりしても、私はそういうのを見たことはないので、かなり限定された身内のやりとりか何かそういう中でそういうことを言っている人もいるのかなということで、いずれにせよ感染症関係は、自然災害はまず市町村が第一義的に対応するのですけれども、感染症については市町村ではなく県が担当しますので、まず県からの情報をきちっと見てほしいと思います。あと国の方からも今どんどん情報が出ていますから、首相官邸や厚労省から直接ツイートされる情報も出ていますので、基本的にはそちらから出る情報を見て対応してもらえればと思います。

記者
 先程マスクの買いだめの話もありましたけれども、警戒に備えるということもすごく大事だとは思うのですが、冷静に恐れるというか、そういった対応もそれぞれ必要なのかと思いますが、その点いかがでしょうか。

知事
 インフルエンザのシーズンでもありますし、風邪もこじらせると風邪以外の病気になっていく。そして、特に高齢者の場合は肺炎というのは何かの拍子で肺炎になる可能性というのは結構ありますので、そういったことに慎重に、予防の手を打つということをまずきちっとやっていただけると、それがそのままコロナウイルス対策にもなりますので、そのようにしてほしいと思います。

記者
 この新型コロナウイルスに伴う県内企業の生産活動への影響について、どのように把握されているか教えてください。

知事
 具体的な報告は県庁内へ上がってきてはいないのですけれども、県内の企業がどのような影響を受けているかについては、きちんと調べるようにということは県庁内で確認していますので、何かあれば情報は共有できるし、また県民の皆さんに知らせるべきときは知らせるような体制になっています。

記者
 確認中ということだと思いますけれども、いずれ中国との関係も様々製造業も含めてあるでしょうから、何かしらの影響はあるのだと思うのですが、今後の県の対応としてどんなふうに対応していこうとお考えなのか、現時点でのお考えをお聞かせください。

知事
 これはどんな原因であろうと県民生活、県民経済に影響があるような企業の業績の不振のようなことがあれば寄り添って対応するということは、どんな原因でも対応しますので、リーマンショックのようなときもそうでしたし、マイマイガの大量発生でお店が困るみたいなときも寄り添うような対応をしましたし、何かあって経済活動に支障が出るようであれば県としては寄り添うように対応します。

記者
 同じく新型コロナウイルスの対応についてお伺いしますけれども、爆発的な感染が中国で広がってから県を中心に様々な検討委員会のような検討する組織が立ち上がって、様々な検討をしておるわけですけれども、その検討内容の情報発信、公表の在り方についてお伺いをいたします。
 患者さんですとか、そういった情報、プライバシーを守るために一部非公開とするようなところは、致し方がないというふうに思うのですけれども、積極的な情報公開というものをこちらとしては求めたいと思うのですが、先日行われた自治体、それから報道機関、通信運輸含めて関係機関の会議は、初めは冒頭の頭録りのみだったものが全て公開ということになりまして、我々としては非常にありがたかったのですけれども、今後様々なそういった県を中心に招集する対策の会議など公表の在り方について、知事はどのような在り方が望ましいかお伺いできますでしょうか。

知事
 2009年新型インフルエンザのときに、県内で患者さんが出たときの情報の出し方が足りないということで、たしかこの知事定例記者会見でもっと情報を出してくれという声があり、それを踏まえて、さらに具体的な情報も出すように変えたりしたことがありましたので、今みたいなことは言っていただくとこれはありがたいことでもありますし、これは記者の皆さん、そしてその背後にある県民の関心、不安、そういったことに適切に答えていきたいと思いますので、そこは状況に応じて工夫した情報公開をしていきたいと思います。

記者
 新型コロナウイルスの関係で、先程の経済的な影響のところに関連して私もお尋ねしたいことがありまして、先程も出た関係機関の連絡会議で影響度について意見交換というか、やりとりがあったときに観光関係でしょうか、特に宿泊だと思うのですけれども、そういう影響があるというふうに言ってしまうことが風評を招く可能性があるので、答えたくないという声があるというふうに商工労働観光部の方からありました。そうすると、例えば岩手ではないですけれども、最初に感染例が出たのはバスの運転手だったので、バスだとか、あるいは今回は東京の方でタクシー運転手ということだったので、タクシーとか色々なことに影響があるのを恐れて、定量的なものというのはすぐ出てこないのかなと、把握しようと思っても出てこないのかなと。ただ、定性的なものに関してはある程度は出てくるのかなと思うのですが、定量的なものはたとえ出なくても、先程知事が言ったように寄り添う対応というのはできるのかと思うのですが、この辺いかがですか、実態が数値的には出てこないという中での対応というのはなかなか悩ましいところもあると思うので、いかがでしょうか。

知事
 そうだと思います。

記者
 そういう中で、かといって今すぐ、仮にの話ですけれども、宿泊の部分で何ができるか、最近であれば「ふっこう割」の話が沿岸の方でとか、台風被害があった関係市町村のところでは出ていますけれども、なかなかすぐできないですが、震災、災害等も含めて今必要な支援の話というのが多分初動期と、あとこれから復興期というか、その中で変わるので、今の時点の状況の把握というのは公表できるできないはともかくとして、必要かなと思うのですが、情報の収集の仕方について、今私が言ったことを踏まえて、知事としては認識というか、どういうふうにするといいのかなというのがあれば教えてください。

知事
 観光の現場と、そして岩手の県の観光協会、そして県組織の観光担当部局、日頃から意思疎通、情報共有は努めていて、深刻な事態になればそういった情報も共有でき、ああいうふうにしたほうがいい、こういうふうにしたほうがいいという対応はすぐにできるようにはなっていると思いますけれども、私も注意していきたいと思います。

記者
 そうすると、実際感染被害が出なくても影響は徐々にじわじわと出ているという中で、先程おっしゃっていたように、まず知事をトップとする対策本部が適切かどうかわかりませんが、少し組織を格上げするなり、改めて庁内組織を充実させるのを先行して打ってもいいのではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。

知事
 関連する情報が非常に多くなってきて、また部局横断的にそれを共有する必要、また迅速に共有する必要が出てきて、そういった中から県民の皆さんにも情報発信を盛んにやっていかなければならないということになってきたら、知事をトップとする対策本部を立ち上げることになると思います。

広聴広報課
 以上をもちまして、記者会見を終わります。

次回記者会見

次の定例記者会見は3月3日の予定です。

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