ASIAGAP認証が更新されました（令和4年）

　本校農産園芸学科では、令和2年度からASIAGAPに取り組んでおり、学生、職員とも国際水準GAPの理解促進に努めています。学生は、1年次に「GAP概論」を学ぶほか、本校で認証を受けている玄米、トマト、りんごの各生産工程において手順書に従った作業や、農産物取扱施設の管理などを実践しています。

　ASIAGAPでは、認証を受けた後は、毎年維持審査又は更新審査を受ける必要があり、本校では令和4年10月5～7日に更新審査を受審しました。今回は穀物、青果物についてそれぞれ1.5日ずつ、取組内容が細かく審査されました。

　審査の結果いくつかの不適合が指摘されたものの、全体には取組がよくできていると評価を受けました。指摘事項の数は穀物、青果物とも前回審査よりも半減しており、これまでの積み重ねが生かされたものと考えています。その後指摘事項をそれぞれ是正したことを報告し、無事更新認証となりました。

　これからも各生産工程の見直しを継続して、食品や作業者の安全が確保され、より効率的な生産活動となることを目指して、学生、職員ともども初心を忘れることなく取り組んでいきます。