肉畜経営科1年生が快挙!~県の政策提案コンテストで準優勝を獲得~

ページ番号2004025  更新日 令和3年9月1日

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 令和3年8月5日~6日に盛岡市で開催された「岩手県農林水産部政策提案型調査研究コンテスト Wild Cup 2021」において、肉畜経営科1年生が発表した「水畜連携~水産業と連携した環境保全型肉用牛増頭対策~」が優秀作品「準優勝」を獲得しました。

 Wild Cupは、従来にない野心的な政策立案に向けた調査・研究を通じ、農林水産業の活性化及び職員のスキルアップを目的に、県農林水産部が2016年度から毎年1回開催しているコンテストであり、通算6回目となる今回は48演題がエントリー。農業大学校からの発表は、今回が初であり、2演題発表しました。

 肉畜経営科の学生達は、国や県が掲げる肉用牛の増頭計画や地球温暖化の原因となる温室効果ガス総排出量に占める牛由来のメタン排出割合などを調査するとともに、

 地球温暖化防止のため、温室効果ガス排出量を2030年度までに2013年度比で46%削減するという国の目標と、肉用牛の生産基盤強化のため、肉用牛の飼養頭数を2030年度までに2018年度比で約18%増頭するという県の目標を達成するには、アメリカやオーストラリアで研究が進められているメタン削減効果の高い「カギケノリ」という海藻の牛への給与が必要であることを提案しました。

 発表に向けては、6月からクラス全員で、国や県の肉用牛振興施策や地球温暖化の現状についての基礎資料作成に取り組み、夏休み返上でスライド原稿と発表に対する想定問答集を完成させました。 

 発表当日は、県の石川政策企画部長や佐藤農林水産部長が審査員席に座る中、発表を担当した学生達は緊張しながらも、会場に駆けつけたクラス全員の応援を受けて、無事発表を終えました。

 学生達は、8月27日に県庁農林水産部で開催された表彰式に出席、8月30日に本校の職員室で受賞報告し、「今回の経験を今後の卒業研究などに活かしていきたい。」と抱負を語りました。

 

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校長先生に報告を行いました。
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佐藤農林水産部長より表彰状が授与されました。
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発表直前の様子

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