充電式剪定ばさみを利用したりんごの剪定枝処理の実習を行いました

ページ番号2005160  更新日 令和4年5月23日

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 果樹の栽培管理では、冬季剪定や剪定後の枝の処理、夏季の徒長枝剪定など、剪定ばさみを使用する時間が多くあります。

 このため生産者は、できるだけ作業の負担を少なくするため、剪定ばさみの手入れを入念に行い、常によく切れるようにしていますが、大規模に果樹園を経営している生産者の中には、連日の剪定ばさみを使用した作業のため、腕が腱鞘炎になってしまう方が少なからずいます。

 この作業を軽労化させるため、昭和50年代にはエアーコンプレッサー式や充電式の機種が開発されてきました。しかし、エアーコンプレッサー式ではホースが作業の邪魔になることや電源の確保が、充電式では重すぎることや充電時間が多くかかること、作業できる時間が短いことなどが課題となり、導入がなかなか進まないのが現状でした。

 このような中、近年はバッテリー能力が格段に向上したほか、はさみ自体や装着方法の工夫や安全対策がされた機種が開発されてきています。

 そこで今回は、マックス株式会社の協力を得て、果樹専攻実習(1年生9名、2年生7名)の授業の中で、充電式剪定ばさみ「ザクリオ」を使用した剪定枝処理の実演と実習を行いました。

 今回の実演と実習では、マックス株式会社の担当の方から「ザクリオ」の特徴や使用方法の説明を受けた後、全学生が3班に分かれて実際に「ザクリオ」を装着し、剪定枝を切る作業を体験しました。通常の剪定ばさみでは到底切れない太さの枝も軽々と切れる様子にみな驚くとともに、通常の剪定ばさみとのこぎりを利用した作業と比べて大変効率的であることを実感したようです。

 「ザクリオ」は、今後も同社のご協力により、果樹経営科2年生1名の卒業研究テーマとして、軽労化・省力化、実用性などの研究を行う予定としています。

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実演前にマックス株式会社の皆さんから説明を受けました。
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作業する際の注意点の説明です。
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直径3cmの太い枝も軽々と切れました。
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マックス株式会社の皆さんありがとうございました。

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