アメリカ合衆国カリフォルニア大学デービス校とのオンライン講義を初開催
本校では先進教育の一環として、農業のグローバル化や経営の専門化に対応する力を育成するため、選択必修科目C群として「海外農業研修」「国際農業」の科目を開講しています。
「海外農業研修」については、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延のため、令和2年度に続き、令和3年度もやむなく中止とし、2学年全学生が「国際農業」を選択受講しています。
この科目で、令和3年度は初めての取組みとしてアメリカ合衆国カリフォルニア大学デービス校とオンラインで結んだ講義を実施しました。
これは、本来渡航して受講する予定であったデービス校の農業研修プログラムの一部を、オンライン形式の講義とし、通訳の方にもオンラインで参加いただく形の講義としたものです。
このオンライン講義は、7月と9月に計4回(各2コマ)予定され、一部学科別のプログラムを設け、学生は3回(6コマ)を受講予定です。
初回の講義では学生は、デービス校の学校紹介やバーチャルキャンパスツアー、それからカリフォルニア農業の概要を学び、国際的な研究やアメリカならではの研究・栽培方式の紹介に学生は興味深く講義を聴講しました。質問タイムでは、アメリカで栽培されるようになったコメの主要な病害虫、トマトやいちごの栽培に関する質問が学生から出されました。
海外への渡航はかないませんでしたが、オンラインでデービス校の最先端の研究やカリフォルニア農業に触れ、日本農業と比較することで、幅広い視野や国際的な感覚を身につけるきっかけとなりました。
なお、第2回(7/15)は畜産分野の専門講義、第3回(9/2)は農産園芸分野の専門講義、第4回(9/17)には全学生が農業機械や先端技術の講義を受講する計画です。
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