JGAP家畜・畜産物の認証を取得！！～県内教育機関で初めて～

　岩手県立農業大学校の畜産学科は、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理に取り組んでいる農場であることが認められ、令和3年11月24日付けでJGAP【家畜・畜産物】の認証（認証品目：乳用牛・生乳、肉用牛。認証工程：飼養工程・畜産物取扱い工程・自給飼料生産工程）を取得しました。

　これは、県内の教育機関で初めての取得であり、乳用牛・生乳、肉用牛の3品目での取得も県内初となります。

　本校では、学生が高度な農場管理手法を身に付けられるよう、平成30年度から新たなカリキュラムとして農業生産工程管理に関する教育に取り組んでいます。

　今回、その取り組みの一環として、令和3年4月から農場HACCPの取組みを開始し、令和3年11月4日の認証取得審査を経て取得しました。

　このJGAP【家畜・畜産物】の認証取得は、製品認証を取得したものであり、農場HACCP認証によるシステム認証と併せ、高度な技術と経営感覚を身につけた学生の育成、並びに、消費者へ安全な生産物の提供に努めてまいります。

　また、本校の取組みが、JGAP【家畜・畜産物】の普及拡大、そして本県の畜産物の安全性確保の取組につながることを期待します。