<令和4年10月6日>県立花巻農業高校の「橋梁メンテナンス工事現場見学会」を開催しました!!

ページ番号1059856  更新日 令和4年10月17日

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 県では、将来インフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手の確保・育成を推進するため、令和元年度から県内の土木系学科を有する高校との協働による橋梁点検に取り組んでいますが、令和4年度からの新たな取組として、早い段階から高校生にインフラメンテナンスに興味・関心を持ってもらうため、1~2年生を対象とした「橋梁メンテナンス工事現場見学会」を開催しており、10月6日に県立花巻農業高校環境科学科1年生を対象とした現場見学会を開催しましたので、お知らせします。

~道路メンテナンスの理解向上と土木技術者の担い手の確保・育成を推進~

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 県が管理する道路橋(約2,800橋)は、建設後50年以上が経過する橋梁の割合が現在の約4割から20年後には約8割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。

 県では、将来インフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手確保・育成を推進するため、令和元年度から県内の土木系学科を有する高校との橋梁点検に取り組んでいますが、令和4年度から新たな取組として、早い段階から高校生にインフラメンテナンスに興味・関心を持ってもらうため、1~2年生を対象とした「橋梁メンテナンス工事現場見学会」を開催しており、令和4年10月6日(木曜)に県立花巻農業高校を対象とした現場見学会を開催しました。

 現場見学会には、環境科学科1年生の生徒24人が参加し、県南広域振興局土木部花巻土木センターが工事を進めている一般県道東和花巻温泉線宮野目跨線橋橋梁補修工事(花巻市西宮野目第12地割地内)、一般国道396号早池峰大橋橋梁補修工事(花巻市大迫町大迫第5地割地内)を見学しました。

 現場見学会では、打音検査による宮野目跨線橋の橋脚の状態確認や補強材料の非破壊試験、高所作業車に乗車して早池峰大橋の主桁や床版下面の状態確認等の作業体験を行いました。

 現場見学会に参加した生徒達は、県や受注者の説明を熱心に聞きながら、初めて見学した橋梁メンテナンス工事を興味深く学んでいる様子でした。

 県では、本現場見学会等を通じて、高校生に道路インフラメンテナンスの必要性や重要性の理解を深めてもらうとともに、将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手確保・育成を推進していきます。

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岩手県の橋梁の老朽化や宮野目跨線橋の工事内容等を勉強
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打音検査により宮野目跨線橋の橋脚の状態を確認
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高所作業車に乗車して早池峰大橋の主桁や床版下面の状態を確認
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県立花巻農業高校卒業生の岩手県職員から高校生へ激励の言葉
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県立花巻農業高校より御礼の言葉
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現場見学会参加者で集合写真

このページに関するお問い合わせ

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