<令和5年9月27日>県立花巻農業高校のインフラメンテナンス工事現場見学会を開催しました!!

ページ番号1069210  更新日 令和5年10月3日

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 県が管理する道路橋(約2,800橋)は、建設後50年以上が経過する橋梁の割合が現在の4割から20年後には約8割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。
 県では、将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手の確保・育成を推進するため、令和元年度から県内の土木系学科を有する高校との協働による橋梁点検に取り組んでいます。生徒のインフラメンテナンスに関する早い段階からの興味・関心を促進するため、令和4年度は1~2年生を対象とした橋梁メンテナンス工事現場見学会を開催しましたが、令和5年度は、新たにトンネルや大型道路構造物を含めたインフラメンテナンス工事現場見学会を開催しています。
 令和5年9月27日(水曜)に県立花巻農業高校環境科学科1年生を対象とした現場見学会を開催しましたので、お知らせします。

~道路メンテナンスの理解向上と土木技術者の担い手の確保・育成を推進~

 現場見学会には、環境科学科1年生の生徒18人が参加し、県南広域振興局土木部花巻土木センターが工事を進めている県道石鳥谷大迫線大正橋及び県道東和花巻温泉線宮野目跨線橋を見学しました。

 大正橋では、受注者の株式会社大久保建設(花巻市)の指導を受けながら、高所作業車に乗車し主桁や床版の損傷状況を確認しました。

 宮野目跨線橋では、受注者の株式会社栄組(遠野市)の指導を受けながら、ハンマーを使用しコンクリートの損傷状況を確認しチョークで損傷箇所をマーキングするなどの体験も行いました。

 現場見学会に参加した生徒達たちは、県や受注者の説明を熱心に聞きながら、インフラメンテナンス工事を興味深く学んでいる様子でした。

 県では、本現場見学会を通じて、高校生に道路インフラメンテナンスの必要性や重要性の理解を進めてもらうとともに、将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手確保・育成に取り組んでいきます。

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高所作業車に乗車し、主桁や床版の損傷を確認(大正橋)
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橋面の損傷状況や地覆の補修状況を確認(大正橋)
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ハンマーを使用しコンクリートの状況を確認しながら、損傷箇所をマーキング(宮野目跨線橋)
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テストハンマーを使用し、コンクリートの強度を確認(宮野目跨線橋)

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