令和5年度の「高校生との協働による橋梁点検(健全性診断)」を実施しました!
県では、将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手確保・育成を推進するため、令和元年度から県内の土木系学科を有する高校との協働による橋梁点検に取り組んでおり、現地点検の結果を踏まえて、各校と健全性診断を実施しましたのでお知らせします。
~道路インフラメンテナンスの理解向上と土木技術者の担い手確保・育成を推進~
県が管理する道路橋(約2,800橋)は、建設後50年以上が経過する橋梁の割合が現在の約4割から20年後には約8割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。
県では老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法に基づき、平成26年度から5年に1回の頻度で橋梁点検を行っています。令和元年度からは、道路インフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手確保・育成を推進するため、県内の土木系学科の高校生との協働による橋梁点検に取り組んでいます。令和5年度は全5校(盛岡工業高校、黒沢尻工業高校、一関工業高校、久慈工業高校、花巻農業高校)と橋梁点検に取り組んでおり、令和5年12月4日から令和6年1月26日にかけて各校と健全性診断を実施しました。
健全性診断では、生徒が現地点検を行った橋梁の損傷状況等を写真で確認し、県や点検業者の指導を受けながら岩手県道路橋定期点検要領に基づいて、各高校1~2橋(全8橋)の健全性を診断しました。
健全性診断の結果を含めた点検結果の詳細については、後日、県に対して報告を行っていただく予定としています。
令和5年度の「高校生との協働による橋梁点検(健全性診断)」実施状況
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