東日本大震災津波発生から12年の知事メッセージ

ページ番号1062716  更新日 令和6年2月20日

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東日本大震災津波発生から12年の知事メッセージ

 東日本大震災津波から、本年3月11日で12年となります。改めて、犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の誠を捧げます。

 岩手県は、東日本大震災津波からの復興に当たり、「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」を目指す姿とし、国内外から多くの御支援を頂きながら、県民一丸となって復興に取り組んできました。

 今後、残る社会資本整備を早期に進め、被災者のこころのケアや新たなコミュニティ形成の支援、主要魚種の水揚げ量減少対策や水産業の担い手確保、商工業の販路回復や従業員の確保など、被災地の実情を踏まえた対策に取り組み、「誰一人取り残さない」という理念の下、三陸のビルド・バック・ベター(より良い復興)を進めていきます。

 本年6月には、天皇皇后両陛下の御臨席の下、高田松原津波復興祈念公園で第73回全国植樹祭を開催します。多くの方々に岩手の復興の姿を御覧いただき、これまでの御支援への感謝を改めてお伝えしたいと思います。

 3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」です。復興の歩みの中で得られた多くの絆や、人と人とが支え合うことの大切さを胸に、東日本大震災津波の教訓を語り継ぎ、一人ひとりの大切な人に想いを寄せながら、力を合わせて、ふるさと岩手を築いていきましょう。

                                        岩手県知事 達増 拓也

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