東日本大震災津波発生から9年の知事メッセージ

ページ番号1038737  更新日 令和3年3月15日

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東日本大震災津波から9年を迎えて

 3月11日、東日本大震災津波から、9年が経ちます。犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を捧げます。また、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。そして、県内外から復興を支援してくださっている大勢の皆様に、深く感謝いたします。

 昨年は、4月からスタートした「いわて県民計画(2019~2028)」の下、引き続き、復興を県の最重要課題として取り組み、沿岸地域の災害公営住宅が全て完成し、復興道路等も整備が進み、令和2年度中に全区間が開通する見通しとなるなど、復興事業が大きく進みました。

 また、三陸防災復興プロジェクト2019やラグビーワールドカップ2019™岩手・釜石の開催を成功させるとともに、東日本大震災津波伝承館を開館し、復興が進む岩手の姿を全国、海外に発信することができました。

 一方で、いまだ応急仮設住宅等で多くの方々が不自由な生活を送られています。被災者のこころのケアやコミュニティ形成支援、事業者への支援などの課題もあることから、引き続き「誰一人として取り残さない」という理念の下、被災者一人ひとりの復興を成し遂げられるよう全力で取り組んでいきます。

 今年は、「復興五輪」を掲げる「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。大会に向けて、3月20日に三陸鉄道の全線運行再開、聖火リレーに先立つ22日から23日までは「復興の火」が展示されます。

 県内市町村では、ホストタウンや事前キャンプなどの取組が行われます。こうした機会を通して、復興の姿と併せ、岩手の魅力を積極的に発信し、世界各国の人々との交流・絆を一層深めながら、復興、そして地域振興の力につなげていきましょう。

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