東日本大震災津波発生から7年の知事メッセージ

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ページ番号1002260  更新日 平成30年3月11日

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東日本大震災津波から7年を迎えて

 あの東日本大震災津波から、7年が経ちます。尊い命を失われた方々に、謹んで哀悼の意を捧げます。
 いまだ応急仮設住宅などで不自由な生活をされている方々をはじめ、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
 そして、県の内外から復興を支援してくださっている大勢の皆さまに、深く感謝申し上げます。

 昨年は、全国知事会議が本県で初めて開催され、満場一致で採択された「岩手宣言」では、復興を成し遂げ、災害の教訓を次世代に継承し、あらゆる災害に負けない国を創り上げることを、力強く全国に発信することができました。

 平成30年度は、県の復興計画に沿いながら、災害に強い安全な多重防災型まちづくり、お互いに支え合い安心して心豊かに暮らせる生活環境の実現、地域のなりわいの再生と経済の回復を、着実に進めます。

 また、来年のラグビーワールドカップ2019TMの釜石開催を控え、東北横断自動車道釜石秋田線の全線開通、宮古港と室蘭港を結ぶ本県初のフェリー定期航路の開設、JR山田線宮古・釜石間の復旧と、その区間を含めた三陸鉄道の久慈・盛間の一貫運行の実現など、新たな交通ネットワークの整備も加速します。これらを活用し、地域産業の振興、「震災津波伝承施設(仮称)」の整備、震災を風化させず防災の教訓や復興の状況を発信する行事にも取り組んでまいります。

 地元の底力とさまざまなつながりの力を合わせて、ビルド・バック・ベター、三陸のより良い復興を進めましょう。

岩手県知事 達増拓也

このページに関するお問い合わせ

復興防災部 復興推進課 伝承・発信担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-6945(内線6945) ファクス番号:019-629-6944
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