令和8年3月23日知事会見記録
開催日時
令和8年3月23日10時30分から10時51分まで
会見記録
広聴広報課
ただいまから記者会見を行います。最初に、知事から発表が2件あります。それでは、知事お願いします。
知事
まず、ネーミングライツスポンサーと愛称の決定についてです。令和8年4月1日から導入する県有施設のネーミングライツスポンサーと愛称の決定についてお知らせします。
新興電気株式会社、オヤマダエンジニアリング株式会社、久慈地域エネルギー株式会社、和同産業株式会社が新たなスポンサーとなりまして、岩手県営武道館が「武の道いわて新興電気武道館」、岩手県県民の森が「岩手県県民の森オヤマダエンジニアリング八幡平フォレスト」、滝ダムが「久慈アマリンでんき滝ダム」、そして、岩手県立花巻広域公園が「WADO(わどう)パークはなまき」という愛称になります。これで既存施設や更新分も含めて年額2,933万円の歳入が確保されます。そして、ネーミングライツ導入施設数は12施設となり、過去最多を更新しております。
次に、北上川バレープロジェクトのプロモーション動画、シンボルマーク、そして、北いわてイノベーションゾーンプロジェクトのシンボルマークについてです。北上川バレーの魅力を発信するため、2本のプロモーション動画を制作しました。では、まず「立地最強説」を御覧ください。
(動画放映)
知事
一瞬にして次にいきますけれども、「暮らしデラックス説」を御覧ください。
(動画放映)
知事
あくまでダイジェスト版でありまして、実際にはもっと長い、ちゃんと内容を説明したものが動画で今日から見ることができますので、御覧いただきたいと思います。
次に、シンボルマーク、北上川バレープロジェクトと北いわてイノベーションゾーンプロジェクトのシンボルマークができました。
北上川バレーのほうは、岩手山の横に3本の線で川が、北上川が表されていますね。希望を示すお日様のような、丸にちょんちょんがついた模様が出ていますけれども、これは地図の記号の工場の記号に似ているというところもあります。北いわてのほうは、漢字の「北」を、北の自然、木にも見えますし、鹿の角にも見えますし、そういう北の自然の中に漢字の「北」の字が見えてくるという自然と歴史を背景に最先端のイノベーションが起こる地域という雰囲気が醸し出されていると思います。
三陸防災復興ゾーンについては、既に2019年の三陸防災復興プロジェクトの際につくられたマークがありますので、これでゾーンマークが3つそろうことになります。
以上です。
広聴広報課
以上で知事からの発表を終わります。
幹事社
それでは、ただいまの発表事項2件について各社から質問があればお願いします。
記者
まず、北上川バレープロジェクトの動画について伺います。知事がまず全体を御覧になってみての御感想と、今回の配信によってどのような効果を期待されているか伺います。
知事
北上川バレーは、自動車と半導体の産業集積がどんどん進んでいまして、工業地帯として全国有数、世界有数の地域になっているのですが、この北上川の恵みは生活用水や農業用水にも使われていて、暮らしもしやすいし、おいしい食べ物にも恵まれて、そして、そういう人の活動が活発な、そうですね、工場が駅や駅周辺の市街地からそんなに遠くなく、仕事の後にそういう駅周辺の繁華街で飲食をしたりとか、週末には田園風景の中でおいしいものを食べたりして過ごせるとか、働く場所、生活する場所を合わせたときに、また世界でもかなり恵まれた場所であるということが分かる動画になっているので、よかったなと思っております。
記者
この動画の配信自体は初めてなのかなと思うのですけれども、例えば雇用面であったり、人を呼び込むという県の方針も含めて効果についてはどのようにお考えでしょうか。
知事
この三陸や北いわても含めゾーンプロジェクトのゾーンの考え方というのは、そこで働いて、そこで暮らすということを考えたときに岩手県、そして、個別の市町村とはまた別に、広域でくくったほうが働き方とか暮らし方がより見えてくるというところがあるので、特に学校を終えて、さあ、どこに進もうか、どこで働こうかということを考える岩手の若い皆さんや、あるいは県外の若い人たちにとって参考になるような、今回動画ができて、北上川バレーについては、より参考になるようなゾーンプロジェクトの趣旨説明になっていて、いいのではないかなと思っております。
記者
ありがとうございます。次に、ネーミングライツについて伺います。今回4施設が追加となって、年度でいくと最多を更新されるという形になると思いますけれども、施設の維持に向けた歳入確保の側面もあると思いますけれども、対象施設の拡大等、今後の戦略等ございましたら伺います。
知事
年額約3,000万円の歳入になるというのは非常にありがたいことでありまして、改めて今までスポンサーになってくださった会社には御礼を申し上げたいと思います。更に増やしていきたいというところがありまして、今後も、まずキオクシアアイーナの大口のネーミングライツで広く全県的にネーミングライツへの関心が高まったことがあり、更にその後一度に四つばっと増えて、過去最多の件数になっているということで、更にネーミングライツへの関心が高まっていると思いますので、そういうところに働きかけて、更に増やしていければと思っております。
記者
すみません、ちょっと勉強不足でよく分かっていないのですが、先ほど知事は北上川バレーというのはもう既に世界で有数の工業地帯であるというふうなことをおっしゃったのですけれども、どの辺が世界で有数になるのかというところについてお教えいただけますでしょうか。
知事
自動車、半導体関係で生産されているものが世界有数の競争力の高いものであるということ、それを生産している現場が、これも世界最先端の製造機械を使い、製造技術の工夫が凝らされ、更にカイゼンなどの運動も行われて、どんどん進歩しているということ。そして、そこで働いている皆さんはそれなりの収入も得て、そして、東京などに比べると食べ物の値段など安くおいしいものが買うことができる岩手、北上川バレーで生活することで、そうした生活のしやすさについても世界有数と。大谷翔平さんのお父さんが選んで、そこで大谷翔平さんが生まれ育った地域でもありますし、世界遺産があって、郷土芸能が発展して、そういう文化の高さがあり、温泉やスキー、ゴルフ、リゾートが発展しているというところもあって、そうした総合力で、私もシリコンバレーを若い頃1度縦断し、去年(令和7年)も主なところを見てきたのですけれども、アメリカのシリコンバレーに引けを取らない、工夫すればアメリカのシリコンバレーよりもより豊かな生活をしながら働ける場所だなというふうに思っております。
記者
ありがとうございます。正直言うと、自動車、半導体、世界に競争力あるというところについては、ある程度データ的なものがもしあれば、世界に比してこうなのだよというところがあればお教えいただきたいと思います。すみません、不勉強で申し訳ないですが。
知事
数値的にぱっと出せるものは手元にないのですけれども、世界シェアとかが有数な会社の、またその商品がたくさん売れているという、そういう実感を感じてもらえればいいと思います。
記者
すみませんでした。ありがとうございます。
知事
そうですね、あとは国土交通省が中間層の可処分所得、収入と生活コストを合わせて実質的な可処分所得というのを計算し、それに通勤時間のマイナスを加えて出した数字で、5年に1度そういう都道府県別の数字を国交省が出していて、今年(令和8年)の初めに出したもので岩手県が1位になっているのですけれども、前回は16位だったのです。前回16位でもかなりいいほうだったので、特に北上川バレーで働いているような人たちというのが典型的な岩手のそういう中間層じゃないかと思うのですけれども、今や全国トップの真の豊かさを享受しているということが国交省のデータからもうかがえると思います。
幹事社
それでは、発表事項以外について、本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はありませんので、各社から質問があればお願いします。
記者
私から2点お伺いいたします。まず、本日(3月23日)で最終日を迎える岩手県議会2月定例会について伺います。先週の予算特別委員会のほうでは、人口減少対策であったり、コンプライアンス体制の強化等盛り込まれた意見が付されて可決というふうになりました。本会議での採決はこれからになると思いますけれども、まず今回の附帯意見について、知事の受け止めをお願いいたします。
知事
まず、一読し、更にじっくり読み込まなければならないと思っております。実際に行われた本会議や特別委員会での議論を参考にしながらしっかり読んでいきたいと思います。
記者
ありがとうございます。話題変わりまして、イラン情勢について伺います。イランを中心に緊迫化する中東情勢でありますけれども、ホルムズ海峡の封鎖等で原油価格が上がっていると。それによるガソリン価格が本県でも上がって、非常に影響が出ているのではないかというふうに言われておりますけれども、政府の動き等も含めて今回の事態への知事の受け止めをまずお願いいたします。
知事
ロシア・ウクライナ戦争だけでも戦時経済というような、エネルギー高騰、物価高問題が生じていたのですけれども、それに輪をかけて、今行われているアメリカ・イスラエル・イラン戦争によって、原油中心にエネルギー価格が高騰していっているという状況だと思います。戦争によって起きている戦時経済といっていいものでありますので、市場メカニズムに任せっ放しでは問題は解決しないものでありますので、これは公がしっかり支援して国民生活と国民経済を支えていかなければならないということだと思います。
まず、政府がガソリンに対する支援を復活させたのはよかったと思いますし、様々な分野、農林水産業でありますとか、いろんなところで、運送業もそうですね、ガソリン以外でも支援を必要としている分野がありますので、そういったところを是非国には支援を強化していってほしいと思います。
記者
ありがとうございます。先ほどあった物流であったり一次産業等の影響というのも産業面においては非常にマイナス面が多いのかなと思いますけれども、県として例えば今後こういった支援をしていきたいと、そういう取組等ございましたらお願いいたします。
知事
過去似たようなエネルギー価格の上昇というのを経験しておりますので、それを参考にしながら、まず現場の実態を把握するというところが地方自治体には期待されているところだと思いますので、それぞれの分野、また、地域ごとにどういう状況になっているのかというのをしっかり状況を把握し、国に働きかけていきたいと思います。
記者
今日(3月23日)閉会を迎える2月定例会の中で、企画理事のパワハラに関する調査経費が本日(3月23日)提案されると思います。こうした通報が議会に寄せられたことに関する所感と、今後の調査に県としてどのように臨まれるか、知事のお考えをお伺いさせていただければと思います。
知事
予算の趣旨は、既に(令和8年度)当初予算の中に盛り込まれております公益通報対応の予算を拡充するものであります。今回県議会において、パワハラ等疑われる事案が県議会議員の方から紹介されたわけでありますけれども、その基になっている情報は県議会議員さん方はお持ちのようなのですけれども、執行部のほうにはその情報が提供されておりませんので、調査に当たっては専門家である弁護士の方に調査をしていただく、弁護士の方は刑事手続、刑事訴訟手続、疑わしさというものをどう扱っていくかの専門家でありますので、問題提起されている職員への対応でありますとか、それから被害を受けたという具体的な職員の情報がまだないものでありますから、どういった形で被害の実態を調べればいいのかといったことも弁護士さんに相談しながら、また弁護士さんにやっていただく必要性があるのかなということで、弁護士さんに対する報酬の予算が来年度(令和8年度)、当初用意していた分だけでは足りなくなる可能性が見えてきたので、補正予算をお願いするものであります。
広聴広報課
以上をもちまして記者会見を終わります。
次回記者会見
次の定例記者会見は4月1日(水曜日)の予定です。
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