令和8年1月26日知事会見記録

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開催日時

令和8年1月26日10時30分から10時59分まで

会見記録

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。最初に、知事から発表が1件あります。それでは、知事お願いします。

知事
 ミセテイワテ動画コンテストの入選作品が決定しました。今回で第3回になります。このとおり、ミセテイワテ動画コンテスト、今回で第3回になります。そして、チャレンジ部門、インスタ部門に454作品の応募がありました。チャレンジ部門の最優秀賞は、白沢せんべい店の「変わらないモノ」です。2分弱くらいのものなのですけれども、南部せんべいを焼いているところの動画なのですけれども、最近そういう工場の稼働している様子とか、物を作っている様子とか、テレビでいろんな番組が紹介するようになっているのですけれども、そういうのと全然違ってすごいのです。芸術性が高い、2分弱飽きさせない。音響効果も意外な展開で、これも飽きさせない作品であります。
 次、インスタ部門、こちらの最優秀賞は、東北SNS動画制作Nori(のり)さんの朝市から始まる岩手での一日を紹介した作品です。これ(秋田県)というのは、公表していいのですか。秋田県出身の方とか、また、秋田県民の方で、岩手をすごく好きになってくださっている方というのが結構いて、この作品も岩手愛に満ちた作品で、非常にありがたいものであります。
 今日(1月26日)から入賞作品をミセテイワテ動画コンテストの特設サイトで公開しておりまして、もう見られるようになっておりますので、どんどん見ていただければと思います。表彰式は2月5日、表彰式には特別審査員の大友啓史(おおともけいし)映画監督が会場にいらっしゃる予定であります。
 以上です。

広聴広報課
 以上で知事からの発表を終わります。

幹事社
 それでは、各社今の発表について質問があればお願いします。

記者
 今回コンテスト3回目となりましたけれども、年々のレベルの高まりと変化もあるかなと思います。今回の作品を通じて、知事が御覧になってみての感想と、これら作品を活用して岩手をどうアピールしていきたいのか伺います。

知事
 クオリティーは、どんどん高くなっていると思います。3回目、回を重ねるごとにクオリティーが高くなっていて、構図とかカメラワークとか、あと場面の転換というのですか、それぞれ前の年よりすごいという感想であります。背景としては、やはりいわゆるショート動画、短時間というか、短い時間の動画が世の中に非常に普及していて、多くの人たちがそれを見慣れていて、そういうのが普及するほどに制作側のほうでも技術が高まってきているというのがあるのではないかと思います。ということで、今回の入賞作品は、岩手を紹介する非常に優れたショート動画になっているので、多くの人たちに見てほしいなと思います。

幹事社
 では、発表については以上です。今日は、幹事社からの質問があります。解散総選挙となりました。あした(1月27日)公示ということです。金曜日(1月23日)にも私たちの取材には応じていただきましたけれども、この土日でもまた若干新しい材料が出ていたり、メディア各社の世論調査なんかも出ております。新しい判断材料かと思います。また、新党、中道(改革連合)についても、前回の会見のときから名前が決まったりとか、何となく見えてきたものもあるかと思います。それぞれ別に分けませんけれども、総選挙全般について御所感を伺いたいと思います。

知事
 まず、解散総選挙についてということで、あした(1月27日)ですから、異常な早さ、異常な短さというのを体感として感じる今日この頃であります。多くの有権者の皆さんもそう感じているのではないかと思います。先週のぶら下がり会見のときは、非常事態と言っていいような異常な早さ、短さではあるのですけれども、やらなければならないから有権者、頑張りましょう、そして、選挙管理の行政実務も頑張りましょうということを言っていたのですけれども、去年(令和7年)、おととし(令和6年)、衆(議)院(議員)選(挙)、参(議)院(議員)選(挙)をやったばかりである、そして、今回あまりに急な解散、そして、選挙まで短過ぎるということはあるのですが、それを理由に棄権するとか、選挙に積極的に参加しないとか、そういうことはあってはならないということを前提としつつ、一方、やはりこの急な解散に対する批判というのはかなりあるなというのも見えてきているところでありまして、棄権せずに、また、消極的にならず、積極的に考えたり行動したりしながら投票するという中で、今回こういう異常な解散を閣議決定した内閣への批判ということが選挙の大きな争点としてあるなということは、今見えてきていると思います。
 そして、新党についてですけれども、中道改革連合ということで、中道という言葉についていろいろ議論があるようでありますけれども、もともと公明党さんが自(由)民(主)党と連立するちょっと前には、自民党は社会党と連立を組んでいたわけでありまして、それは自民党の中にもかつての原敬さんや、その後継と言っていいような幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)さんのような、保守だけれども国際協調主義で国民生活を重視するような、リベラルな平和主義的な人たちは自民党の中にもいて、そういう人たちと社会党と連携できていたし、そういう社会党に代わって公明党が連立を組むのですけれども、その辺に既に中道というのはあったのだと思います。そういう保守であってもリベラルというように、中道というのは右でも左でもないというよりは、右の要素もあれば左の要素もあるというのが日本型の中道であって、立憲民主党というのは、そういう政党だったと思います。立憲民主党の中には、神社に行くことを大事にするような人もいれば、同じ人がまた人権に関しては非常にリベラルだったりもしたりとか、個人的にもそうで、また党としても右もあれば左もあるという、そういう政党で、また公明党もそうだったのですが、自民党さんが右もあれば左もあるという中道的な要素が自民党の中で少なくなり、かつ、虐げられているような状況もあって、ほとんど右になって、左的要素が全然ないような自民党とは組めないということで公明党が連立を解消し、自然に立憲民主党と融合して新しい政党をつくったということだと思いますので、そういう過去の経緯から見ても自然な流れで、日本型の中道として右の要素もあれば左の要素もあるという、そういうものとして、更に右にも左にもウイングを広げていこうとしているのだなと思います。

幹事社
 分かりました。各社に、とりあえず総選挙絡みに絞って質問があればお願いします。

記者
 先ほど争点についてお話がありました。今回、明日(1月27日)の公示を控えて、各党から続々と公約が出ております。今回の選挙戦で知事が注目されている公約であったり、公約面での争点について、お考えがありましたらお聞かせください。

知事
 まず思いつくのは、やはり公約以前に前回衆院選から1年ちょっとでまた解散ということをする内閣、そういう決定をした内閣を構成している政党、それでいいのかということがまず大きな争点としてあるのだと思います。そういう無理や無茶をする、また、当初やりそうもないことを突然やってしまうというのは、政策以前の問題で、そういう政党が政策を訴えたとしても、それが本当にそうなのかということ、1年あるいは1年たたないうちにもう変えてしまうのではないかみたいな、そういう疑いも生じてこざるを得ないところがあります。
 一方、これは有権者の皆さんに言いたいのは、一人1選挙といいますか、争点のパッケージが一人一人にあって、子育て世代であれば子ども・子育て支援や教育の問題を軸にしながら、それこそ自分は選挙の争点にしたいというものがそれぞれあると思いますので、それを一人一人大事にしてほしいと思います。親の介護に力を尽くしているような人で、介護の制度や、また、その前提となる経済状況、実質賃金が下がっていくのは困るとか、そういうそれぞれにとって大事な争点というのがあると思いますので、いい意味で自己中心的に考えて、有権者の皆さんには政策のことを考えて、そして、投票につなげてほしいと思いまして、私としてはそれぞれのそういう判断を尊重したいと思います。

記者
 ありがとうございます。県内各党、おおむね候補者がそろったかなと思います。中でも国民民主党が結党以降、初めて(県内の)国政選挙で候補者を擁立すると、そういった動きもある一方、立憲民主党、いわゆる中道での候補者の擁立を目指してきた中で、(岩手)2区では断念すると、そういう動きもあります。こうした県内の各党の動きだったり、今回の構図について知事の御所感をお聞かせください。

知事
 大所高所から見れば、前回の衆院選とあまり変わらない構造だと思いますし、岩手2区についても自民党から一人、そして、野党から一人というような構造がずっとありましたので、そういうことで今回もなっているというふうに見ていいのではないかと思います。

記者
 ありがとうございます。最後に、争点といいますか、公約の部分で、今回自民党さんのほうでは飲食料品の消費税ゼロと、あと中道についても恒久的な食料品の消費税ゼロというものを掲げております。こうした消費税に関する公約が実現した場合の県内への影響について分析されていましたらお聞かせください。

知事
 これは内容、何を財源にするかということなど、党によって違ったりもしますし、ある特定の政党の主張にだけ基づいた未来予想図を私が話すのもなんでありますし、やはり根本、本質的には衆議院の解散によって、4月以降の国の予算というのが国会に提出される見通しが今全くない、白紙状態になっていて、関連法案についても全て廃案になっている状態なので、なかなかそれを前提にして未来予想図を描くというのはちょっと難しいと思っております。

記者
 確認の意味を込めた質問になります。知事は、前回の定例会見で、次期衆院選でのスタンスについて、岩手では参(議)院(議員)補(欠)選(挙)とも重なって行われた前回の衆院選が岩手の政治の正常化につながる選挙となった、今回の選挙が日本の政治の正常化につながるのであれば、前回と同じような対応になる、という御発言がありました。明日(1月27日)公示という状況の中で、この衆院選が日本の政治をよくするような選挙になると思われるか、そして、知事自身もその発言にのっとった行動を取られるかお聞かせください。

知事
 まずは、有権者の皆さんが頑張るべきところだと思いますし、有権者を応援するスタンス、私は政治塾「いわて政友会」会長という立場もありますので、全ての人が政治に気持ちよく関わることができる、そういうことを目指して、いろいろ考えたり、発言したり、発信したりしているところがありますので、こういう非常事態の中にあっても、また、非常事態だからこそ有権者一人一人の頑張りどころということをまず発信していきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。これも確認なのですが、現時点で達増知事御自身に応援のマイクを握ってほしいであるといった要請は入っていますでしょうか。

知事
 要請というのはありません。

記者
 特定の政党の公約に係る部分になってしまうかもしれないのですけれども、各党が掲げる食料品の消費税率ゼロが実現した場合に、県内でどの程度の影響額ですとか、行政サービスの質などにどの程度影響があるかというのについてお伺いしたいです。

知事
 消費税については、これも有権者一人一人が自分の考えを持つことが原点で、そういう意味では私は、これは個人的な、一人の有権者としての私の考えは、まず実質賃金が低下し続けていて、一部の富裕層とか一部の調子のいい企業を除けば経済は縮小し、消費も低迷し、どんどん経済が悪化している状況ですので、思い切った財政出動が必要な局面だと思っています。
 今考え得る一番効果的な施策は、消費税の減税です。食品関係をゼロにするというのと、あとは全体を5%に下げるというのと、その辺りがまずやりやすいところかなと思っています。ただ、消費税減税は地方の財源を大きく減らすことになりますので、それに対してはいろいろな無駄遣いをなくすというのがあるのですけれども、赤字国債を発行してでも地方財源を減らさないようにするという、だから絶対地方財源は減らさないということがセットになります。
 あと、日(本)銀(行)が利上げをしないと円安が止まりませんので、日銀が安心して利上げができると。物価上昇率と同じくらいの3%ぐらいの利上げをすると。さすがに3%ぐらいの利上げをすると、物価上昇率も下がって、2%という、もともとアベノミクスが目標にしていて、国際的に2%成長ぐらいが安定した成長だろうと、そのくらいの物価上昇率が安定した経済成長に伴う物価上昇率だろうと。その2%を目指して、今は3%ぐらいにまで、そのくらいの利上げをすると消費とか投資とか経済活動が一気に冷え込みまして、普通にしていると破産、倒産、失業がどんどん増えるので、それを防ぐためにも消費税の減税ということで消費を拡大して、経済を下支えすると。ですから、思い切った財政出動がないと、日銀が安心して利上げできない。円安は止まらなくて、輸入物価を中心とした物価高騰も止まらないという今の日本の経済状況なので、今言った政策パッケージを、私は日本は必要としていると思っているので、政策論争としては、そうあるべきと考えております。
 というふうに、有権者の皆さんも今政党が出しているやつから選ぶのではなくて、自分で考えて、自分にとってとか、あるいはできれば日本全体とか、更には国際社会のことも考えて、こうしたほうがいいというのを有権者が自分で考えて、それに近い政党を選ぶべきなのです。政党の税制に関する公約というのは、過去選挙の最中に変わったこともありますので、自民党の橋本総理のときの恒久減税するかしないかなど、政党はそういうことをしていいのです。投票日の前であれば、選挙の最中に公約を変えるということもあり得るので、有権者はそれをさせる、今これが必要でしょうということを有権者ができるだけ政治に伝えていくという局面だと思います。

記者
 今回の解散の大義についてなのですけれども、高市首相は自身と、あと維新との連立政権について有権者に問いたいというように位置付けていらっしゃるかと思うのですけれども、一方で大義が乏しいとの指摘もあります。知事として、一有権者として、今回の選挙の大義について、どういうふうに考えていらっしゃるか教えていただきたいです。

知事
 過去に通常国会、1月解散の例が一つあるとか、あと12月中に通常国会を解散した例があるとか、二つぐらい例があるのですけれども、どちらも野党が強く求めていたそうです。野党が解散を強く求めていた。だから、大義があるとすれば、国民や野党が強く求めたということがあれば大義になると思います。国民や野党が強く求めたというのがなければ、それは大義なき解散と言っていいと思います。

記者
 つまり今回の解散というのは、大義なき解散と言えてしまうのではないかというお考え。

知事
 野党も国民も求めていなかったですから。

幹事社
 総選挙絡みはいいですか。大丈夫ですね。では、それ以外の質問ある社はどうぞ。

記者
 2月に開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピックについて伺います。日本代表のほうには、県勢ではジャンプやスノーボードなどの競技で5人が代表入りされるということが決まっておりますけれども、開幕を前に各選手への期待のお声を伺えればと思います。

知事
 まず、こちらのほうはうれしい、あっという間、うれしい突然なのですけれども、あっという間に5人も選手が選ばれていて、冬のオリンピックに5人も、しかもその5人が5人とも世界のトップ、メダルを狙えるような人たちばかりが5人も選ばれるというのはびっくりでありまして、すごいことだと思っております。岩手のスポーツ全体のレベルの向上というのがこの背景にあり、岩手のスポーツをやっている人たちにとって大きな励みになりますし、スポーツをやっていない人も含めて岩手県民にとって大きな励みになることでありますので、是非それぞれ思う存分、自由自在に活躍して、結果としてメダルというのを含めた好成績を上げられることを期待いたします。

広聴広報課
 以上をもちまして記者会見を終わります。

次回記者会見

次の定例記者会見は2月4日(水曜日)の予定です。

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