サーキュラーエコノミーの実現に向けて

ページ番号1091233  更新日 令和7年12月3日

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資源でつながる地域の力 廃棄物を出さない新しい経済へ

サーキュラーエコノミーって?

サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、資源を大量に採取し、大量に製品を作り、大量に廃棄するという従来のリニアエコノミー(線形経済)に代わって、資源を最大限効率的に利用し、循環させることで廃棄物を無くし、資源の投入を抑える、新しい経済の仕組みです。

サーキュラーエコノミー概念図

なぜ今サーキュラーエコノミーへの転換が必要なの?

使い捨て製品や安価なプラスチック用品などの便利なモノがあふれ豊かで快適な生活が実現しました。しかしその結果、世界で年間2億トン近く廃棄されるプラスチックが、完全に分解されずにマイクロプラスチックとなって海洋などの自然に流出し生態系に影響を与えています。電子・電気製品の世界全体の廃棄量は年間6200万トンに上り、これらの中には、金・銀・プラチナなどの貴金属やレアアースといった貴重な鉱物資源も含まれています。加えて、世界の食料生産量の3分の1にあたる13億トンの食品が廃棄され、大量の食品ロスは温室効果ガス排出、自然の破壊、過剰パッケージによるプラスチック汚染の原因になっています。

こうした大量生産・大量消費・大量廃棄の生活は、資源の枯渇問題だけでなく地球環境や生態系に回復不可能な負荷をかけており、近い将来人類の経済発展やウェルビーイング(幸福)にも甚大な被害をもたらすことが予測されています。

私たちにできること

サーキュラーエコノミーに移行するために、私たち消費者の立場でもできることが沢山あります。例えば、次のようなことに取り組んでみましょう。

(1)モノを買わずに、レンタルやシェアリングサービスで済ませる

(2)リサイクルショップやフリマアプリで中古品を買ってみる

(3)こまめなメンテナンスで長く使う

(4)壊れても修理して使う

(5)長寿命品を買って大切に使う

(6)過剰包装の製品よりも簡易包装の製品を選択する

(7)ごみをしっかり分別する

(8)再生材を製品に使用するメーカーを調べて積極的に再生製品を選ぶ

(9)ごみの減量化・再資源化に取り組むお店を積極的に選んで利用する

サーキュラーエコノミーの実現に向けた岩手県の取組

サーキュラーエコノミー教育・子ども向けコーナー

みのまわりでどんな資源の輪っかが回っているかな?
みんながいつもやっていることも、サーキュラーエコノミーにつながっているかもしれないよ。
”もったいない・いわてCE(サーキュラーエコノミー)大使”のエコロルといっしょに、
サーキュラーエコノミーチェックシートでチェックしてみよう!

チェックした数によって、CEマイスターの称号があたえられるよ!
みんなはどのランクのマイスターになるのか確認してみてね。

CEチェックシート(表面)

CEチェックシート(裏面)

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このページに関するお問い合わせ

環境生活部 資源循環推進課 資源循環担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5367 ファクス番号:019-629-5369
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。