第2期岩手県海岸漂着物対策推進地域計画

ページ番号1062952  更新日 令和5年3月23日

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策定の目的

 海洋プラスチックごみなどによる地球規模での海洋環境の汚染によって、生態系等への悪影響が世界的に懸念され、海洋ごみ対策に関連するSDGsの目標が設定されるなど、海岸漂着物対策は、持続可能な社会の実現のための重要かつ喫緊の課題となっており、国においても、平成30年6月に海岸漂着物処理推進法を改正する等、海岸漂着物対策に係る取組が推進されています。
 これらの動きを踏まえ、被災前の姿を取り戻しつつある本県の海岸の良好な景観や海洋資源を保全し、持続可能な社会を形成していくため、多様な主体が連携・協力して、海岸漂着物等の円滑な処理や効果的な発生抑制を図る施策等を推進することを目的として、海岸漂着物処理推進法第14条の規定に基づき、令和元年度に地域計画を策定しました(計画期間:令和元年度から令和4年度)。

 今般、これまでの地域計画の取組を踏まえ、一層の海岸漂着物等対策を進める観点から、令和5年度を始期とする第2期計画を策定しました(計画期間:令和5年度から令和8年度 4年間)。

策定の経緯

多様な意見を計画に反映させるため、岩手県海岸漂着物対策推進協議会における協議や、県内市町村、隣接県等関係機関への意見聴取、パブリック・コメントの実施を経て、令和5年3月に第2期地域計画を策定しました。

地域計画の概要

地域計画は、海岸漂着物処理推進法及び国が定める基本方針(海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針)に基づき、以下の事項を盛り込みました。

地域計画の構成

  1. 岩手県海岸漂着物対策推進地域計画の基本的事項
  2. 岩手県における海岸特性
  3. 岩手県における海岸漂着物等の現状と課題
  4. 海岸漂着物対策の基本方針
  5. 海岸漂着物対策を重点的に推進する区域及びその対策内容
  6. 関係者の相互協力及び役割分担に関する事項
  7. 海岸漂着物対策の実施に当たって配慮すべき事項

地域計画の期間

令和5年度~令和8年度(4年間)

基本目標

森から川を経て海に至る流域全体で、県民が一体となって河川や海岸の環境美化、3Rの推進等に積極的に取り組み、良好な環境が保たれた海岸を守ります。

海岸漂着物対策の基本方針

  1. 海岸漂着物等の円滑な処理
  2. 海岸漂着物等の効果的な発生抑制
  3. 環境学習・普及啓発
  4. 多様な主体の適切な役割分担と連携の確保

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このページに関するお問い合わせ

環境生活部 資源循環推進課 資源循環担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5367 ファクス番号:019-629-5369
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