西和賀町(平成23年度 政党要望)

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ページ番号1001235  更新日 平成31年2月20日

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1 地域医療の確保と医師対策について(既存の町立沢内病院は老朽化・狭隘化が著しく、住民への日常的な医療の提供はもとより、緊急時や災害時にも対応できるスペースの確保は困難な状況であり、町は、町民病院を整備し、保健医療福祉の地域包括的システム構築のための柱として位置付けたいと考えており、その為にも安定したした常勤医師の配置は欠かせない。現在、町単独で養成した医師が中部病院で研修中であり、今後においても新たな医師養成に取組む予定だが、養成医師が育つまでの経営の健全化と病院機能の維持において常勤医師の不足が見込まれることから、自治医大養成医師の派遣等医師の配置について県からの支援を要望)

県では、自治医大卒業医師を毎年2~3名養成し、これまでも計画的に配置していますが、近年、地域の中核的な病院においても十分な勤務医が確保できず、機能維持が困難な状況にあります。
こうした状況を踏まえ、今後とも全県的な医療の確保や地域の医療機関の状況等を総合的に勘案しながら、必要な医師が配置できるよう努めていきます。

  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

2 地域経済の活性化及び災害耐性力を高めるための森林活用への取組支援について

(1)林道・作業道等基盤整備支援

(1)木材搬出コスト低減化の要となる林道・作業道等の新規開設及び既存道の改修

林道の整備については、国の交付金等を活用し、開設及び改良に対する補助事業又は県代行事業を行っています。
作業道の整備については、森林整備事業や森林整備加速化・林業再生基金事業により支援していますが、森林整備加速化・林業再生基金事業の事業期間は、平成26年度まで延長となったので、この事業の中の定額補助を活用し、作業路網の整備を促進していきます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:森林保全課、森林整備課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)バイオマスエネルギー利用拡大支援

(1)西和賀における「エネルギーの地産地消」の主力となる薪ストーブ等の効果的な利用拡大を図る上で重要な下記の事項に対する県機関における調査研究開発及び情報提供と指導

  • 燃焼機器等を購入する場合に目安となる性能評価
  • 薪ストーブに適した住宅性能の向上
  • 薪の効率的な運搬に係わる機械・器具等

木質バイオマス燃料としての薪は、地産地消の燃料の代表であり、古くから山村地域の貴重なエネルギー源となっていますので、今後も地域に根ざしたローカルエネルギーとして利用を進めていきます。
なお、調査研究開発及び情報提供と指導については、個別、具体に対応していきたいと考えています。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(2)大型施設向け森林バイオマスボイラーの導入に係わる助成

県では、平成23年3月に「いわて木質バイオマスエネルギー利用拡大プラン(第3ステージ)」を策定し、木質バイオマスエネルギーの利用促進に取り組んでいます。
木質バイオマス利用施設の整備については、平成26年度までの延長が決まった「森林整備加速化・林業再生基金事業」などの補助事業を活用し、積極的に支援していきます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

(3)将来構想として検討している地域熱供給体制構築のための調査研究及び具現化

国は、第2次補正予算により、木質系震災廃棄物等の活用可能性調査(林野庁直轄事業)を実施し、地域のニーズにあった熱・電併給システム等が3月中に提案される予定となっています。
県としては、こうした国の成果を踏まえつつ、県が委嘱する木質バイオマスコーディネーター等を活用した技術支援等により、その具現化に向けた支援を行っていきたいと考えています。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(3)町産材活用支援

(1)伐採、搬出、運搬等における先端的機械の導入助成拡大等

伐採から搬出・運搬コストの低減を図るための高性能林業機械の導入については、国の「森林・林業・木材産業づくり交付金事業」や、平成26年度までの延長が決まった「森林整備加速化・林業再生基金事業」の補助事業を活用して、積極的に支援していきます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

(2)大型施設向け森林バイオマスボイラーの導入に係わる助成

県では、平成23年3月に「いわて木質バイオマスエネルギー利用拡大プラン(第3ステージ)」を策定し、木質バイオマスエネルギーの利用促進に取り組んでいます。
木質バイオマス利用施設の整備については、平成26年度までの延長が決まった「森林整備加速化・林業再生基金事業」などの補助事業を活用し、積極的に支援していきます。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:林業振興課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

3 県立西和賀高等学校の存続について(当初23年6月を目途に第2次県立高校再編計画案が県教育委員会から開示されることとなっていたが、先の東日本大震災により凍結されている。『地域の必要性と質の原理』を重視するとともに、教育享受機会の確保の観点からも、西和賀高校の存続について要望)

平成23年度上半期の策定を予定していた「第二次県立高等学校整備計画(仮称)」につきましては、東日本大震災津波の発生に伴い、県内における転居、また、県外との転出入の動向等が不透明となり、現時点で県内各ブロックにおける中長期的な中学校卒業者数の推移等を見込むことが困難であることから、今年度中の策定は見送ることとしました。
今後、復興に向けた地域づくりの方向性、また、各ブロックにおける中学校卒業生の動向、推移等を見据えながら策定の時期について調整の上、改めて各地域の意見を伺いながら各高校及び学科の配置について検討することとしています。

  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:学校教育課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

4 主要地方道盛岡横手線(県道1号)道路整備促進について

(1)泉沢地区の急カーブの解消と歩道設置

主要地方道盛岡横手線では、現在、狭隘箇所や急カーブの解消のため、八ツ又地区、貝沢地区で整備を進めています。
泉沢地区の急カーブの解消等については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(2)湯之沢~巻渕への歩道設置

歩道設置については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

5 国道107号の改良整備促進について(百間平付近の急カーブや落石・雪崩危険箇所について、トンネル化を含めた整備促進について要望)

一般国道107号の百間平付近の整備については、落石、雪崩の危険性や、交通量の推移、公共事業予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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