一戸町(平成23年度 政党要望)

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ページ番号1001223  更新日 平成31年3月12日

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1 「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に向けた取り組みについて

(1)御所野遺跡を含む「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に向けて、「平泉」登録における取り組み同様の具体的な指導をお願いするとともに、宣伝活動及び諸整備に対する財政的支援
(2)御所野遺跡の発掘調査や遺跡整備事業について、県の財政的支援

  1. 世界遺産登録に向けて必要となる保存管理計画の策定や景観条例の制定等については、文化庁や事務局である青森県との調整を含め、「平泉の文化遺産」で培った経験をもとにこれまでも支援を行ってきたところですが、今後推薦書作成に向けてさらに支援を行っていくこととしています。
  2. 平成21年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産暫定リストに登載されたことを受け、県では補助要綱を改正し、昨年度から御所野遺跡における発掘調査をはじめ、縄文時代の植生復元等の国庫補助事業についても、県費を嵩上げ補助しています
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:生涯学習文化課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

(3)世界文化遺産登録を目指した運動とそれを生かした地域づくりの推進のために県北広域振興局二戸センターへの担当係の配置

世界文化遺産登録に向けた県北広域振興局経営企画部二戸地域振興センターの組織体制の強化については、県南広域振興局の取組も参考にしながら、具体的な取組の推進に当たっての現地対応の必要性等を勘案し検討していきます。

  • 部局名:政策地域部
  • 回答課名:政策推進課
  • 反映区分:S その他

(4)県北地方の数少ない観光地のひとつである御所野縄文公園について、北東北の観光の拠点施設として旅行代理店などへ積極的な働きかけ

北海道を含む4道県に点在する縄文遺跡群は、歴史・文化的価値の高い遺跡であるとともに、観光客を誘致できる優れた観光資源と認識しており、一戸町の御所野遺跡を含む観光ルートを確立し、旅行商品化を促進するため、点となって存在しているこれらの縄文遺跡群を、遺跡はもとより周辺地域を含めた面としてセールスしていくことが重要と考えています。
このため、本年4月から開催する「いわてDC」に向け、平成23年10月に全国の旅行会社に旅行商品造成を働きかける会議を東京で開催したところであり、平成24年3月には、本県で旅行商品の販売促進を働きかけるイベントを開催することとしています。
また、DCのガイドブックをはじめ、各種媒体を通じて全国に情報発信しているところです。
さらに、東北新幹線が新青森まで開業したこともあり、首都圏等から青森県へのアクセスが改善され、より誘客を図りやすい状況になっていることから、今後とも北東北三県に北海道を加えた縄文遺跡群の観光ルート化に取り組んでいきます。

  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

2 岩手県立一戸病院における眼科外来診療再開及び医師確保について(眼科外来再開並びに常勤外科医師及び精神科医師の増員確保について要望)

一戸病院への眼科医師及び外科医師の配置については、関係大学に対して、医師の派遣を強く要請しておりますが、派遣元の大学においても医師の絶対数が不足しており、非常に困難な状況になっています。
精神科医師の増員については、招聘活動により平成24年1月から1名採用したところです。
引き続き関係大学等へ派遣を強く要請していくほか、即戦力となる医師の招聘活動などに積極的に取り組んでいきます。

  • 部局名:医療局
  • 回答課名:医師支援推進課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 一戸都市計画道路上野西法寺線第三期の事業促進について

一戸都市計画道路上野西法寺線の第三期区間については、平成22年度、沿道利用や周辺道路とのネットワークの形成などについて「まちづくり懇談会」を3回開催したところであり、平成23年度はその結果を踏まえ、IGR線との交差方法について協議を開始しました。
今後、さらに関係機関と調整を図りながら、事業化の前段となる都市計画変更の準備を進めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:都市計画課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

4 酸化亜鉛(ZnO)単結晶関連産業の集積による県北地域の振興について(酸化亜鉛単結晶関連産業の集積による県北地域の振興を図るため、酸化亜鉛単結晶による新たな製品の開発及び関連研究開発企業等への支援について要望)

酸化亜鉛単結晶及びその応用製品の研究開発については、県等の支援により工業技術センターや岩手大学、関連企業が製品化に向けて取り組んできたところです。
その結果、紫外線センサやディーゼルエンジン用圧力センサが開発されるなど、これまでの研究開発が着実に成果につながってきています。
今後とも、酸化亜鉛単結晶による新たな製品の研究開発支援に努めながら、酸化亜鉛単結晶関連製品の早期実用化や普及を図っていきたいと考えています。

  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:科学・ものづくり振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

5 いわて未来農業確立総合支援事業の予算枠の拡大について(生産者からは、レタス・トマトなどの規模拡大に伴う施設・機械の整備や新規拡大品目として位置付けられたねぎの生産管理用機械整備などへの支援要望が多く寄せられており、いわて未来農業確立総合支援事業の予算枠の拡大による一層の支援について要望)

いわて未来農業確立総合支援事業については、本県農業の核となる経営体の育成や園芸等の産地拡大を推進する上で重要であると認識しており、県北・沿岸地域の園芸振興においては、他地域よりも補助金の配分割合を高くして取り組んできたところです。
平成24年度についても、引き続き、本事業が効果的に実施できるようご協力をお願いします。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:農業振興課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

6 第6次産業化に向けた現行制度の見直しについて(現行制度の良さを活かしながら、農家や農業団体、自治体等が行う6次産業化への取り組みに対しては弾力的に運用し、例えば1戸の農家単位ではなく、複数の農家が一体となって加工施設を持って一定割合を加工販売できるような仕組みづくりなど、現行制度の見直しを要望)

6次産業の推進については、6次産業化のモデルとなる事業体を育成していくことが重要と考え、平成21年度から6次産業化にチャレンジする事業者を支援する事業を実施しています。
なお、加工施設の整備については、県単独事業の「いわて未来農業確立総合支援事業」や国の「未来を切り拓く6次産業化支援事業」で支援しています。これらの事業については複数の農業者で取り組むことができます。
また、事業の活用も含め、6次産業化についての様々な相談対応をワンストップで行う「いわて6次産業支援センター」を設置し、支援を行っています。

  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:流通課
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置

7 広域連携道路網の整備について

(1)一般県道一戸浄法寺線の早期改良整備

(特にも鳥海トンネル中里口から月舘・出ル町へのアクセス道路区間は冬期間の車両通行に困難を来たしている)
中里地区については、幅員が狭く歩道も設置されていないため、整備の必要性を認識しており、調査を進めているところです。
当該区間の改良整備については、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら総合的に検討していきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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