いわて復興インデックス報告書(第7回)

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ページ番号1002387  更新日 平成31年2月20日

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復興計画の進行管理ツールのひとつとして年4回公表する「いわて復興インデックス報告書(第7回)」を取りまとめましたのでお知らせします。

「いわて復興インデックス」について

「いわて復興インデックス」は沿岸被災12市町村を中心とした本県の復旧、復興の現状やその推移を把握するため、復興計画に掲げる3つの原則(「安全」「暮らし」「なりわい」)の復興状況を示す統計データ28項目を取りまとめたものです。平成24年2月以降3ヶ月ごとに発表しており、今回が7回目となります。

報告書(第7回)の要旨について

がれき処理の進捗率(「安全」)

平成25年7月31日現在のがれき処理量は327.4万トンであり、災害廃棄物推計量(525.3万トン)に対するがれき処理の進捗率は62.3%となっている。

第6回時点(4月末)より100.2万トン増(進捗率19.1ポイント増)と処理ペースが上がっており、復興加速が顕在化している。

  • 第4回から第5回(平成24年10月末から平成25年1月末)
    52.9万トン増、進捗率10.1ポイント増
  • 第5回から第6回(平成24年1月末から平成25年4月末)
    70.7万トン増、進捗率13.4ポイント増
  • 第6回から今回(平成25年4月末から平成25年7月末)
    100.2万トン増、進捗率19.1ポイント増

人口総数、人口の社会増減(「暮らし」)

平成25年7月1日現在の沿岸部の人口は253,162人であり、震災前(平成23年3月1日現在)と比較すると、19,775人(7.2%)の減少、直近3ヶ月間では502人の減少(前年同期間:639人の減少)となった。

また、沿岸部の平成23年3月から平成25年6月までの人口の社会増減累計は8,696人の減少であり、平成25年4月から6月の直近3ヶ月間では87人の減少(前年同期間:240人の減少)となった。

人口減少傾向は続いているが、減少幅は昨年比で縮小している。

有効求人倍率(「暮らし」)、有効求職者数(「なりわい」)

平成25年6月における沿岸部(釜石、宮古、大船渡、久慈地域)の有効求人倍率(原数値)は前回(平成25年3月)に比較して0.13ポイント増の1.27となっており、平成25年5月より回復の兆しを見せている。

また、平成25年6月の有効求職者数は5,350人で、前年同月比で30.9%減となった。有効求職者数は震災直後の平成23年5月以降、全体として見れば減少傾向であり、指標(前年同月比)については平成24年4月以降15ヶ月連続でマイナスとなっている。

被災企業の事業再開や復興需要の増大による求人の増加を背景に有効求人倍率は引き続き高水準を維持している。

産地魚市場水揚量(「なりわい」)

平成25年4月から6月までの産地魚市場水揚量(年度累計)は18,110トンとなっており、平成20年度から22年度までの3年間の同期間における産地魚市場水揚量の平均値との比較では13.9%減(86.1%まで回復)となっている。なお、昨年同期間(第3回発表時点)の水揚量との比較では24.3%増である。

産地魚水揚量は、全体として漸次回復の傾向にあり、ここに来て回復の速度を増している。

主要観光地入込客数(「なりわい」)

平成25年第2四半期(平成25年4月から6月)における県内の主要観光地入込客数は1,767,900人回であり、前年同期間比で1.1%減(震災前の平成22年同期間比で6.7%増)となった。

各月で比較すると、震災前(平成22年)同月比において、平成25年3月から4ヵ月連続して上回っている。

内容の詳細については下記の添付ファイルをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

復興防災部 復興推進課 推進担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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