令和元年度岩手県環境保全活動知事表彰
令和元年度岩手県環境保全活動知事表彰 受賞者
環境保全部門
環境保全に関した普及啓発活動、その他公共的活動等において、特に顕著な功績のあった個人又は団体を表彰するものです。
岩泉町立釜津田中学校森林愛護少年団(岩泉町)
- 平成3年に結成以来、河川敷清掃のほか、釜津田地区内の「学びの森」で木や生物の観察、下草刈などの整備活動に取り組んでいる。
- 育樹祭に参加して植樹や雑草の刈払い作業等を行うなど、広く自然環境の保全に取り組んでいる。
環境美化部門
緑化、浄化、清掃等地域環境の美化活動や、地区衛生組織活動において、特に顕著な功績のあった個人又は団体を表彰するものです。
加藤 國夫 氏(盛岡市)
- 平成15年度以来、盛岡市きれいなまち推進員として地域及び盛岡市のごみ処理の適正化を図り、地域の生活環境の向上に尽力している。
- 現在も、環境美化活動に寄与し、地域のリーダーとして活躍中。
藤平 直樹 氏(盛岡市)
- 平成14年度以来、盛岡市きれいなまち推進員として地域及び盛岡市のごみ処理の適正化を図り、地域の生活環境の向上に尽力している。
- 現在も、環境美化活動に寄与し、地域のリーダーとして活躍中。
自然保護部門
自然環境保全地域及び鳥獣保護区等の保全や、自然公園の保護及び適正な利用指導等自然保護活動において、特に顕著な功績のあった個人又は団体を表彰するものです。
織笠 章 氏(北上市)
- 平成11年から長年にわたり、県鳥獣保護管理員として、野生鳥獣の生息環境を保全するため、鳥獣保護区等に指定されている区域内の保全管理に努めるとともに、鳥獣保護思想の普及啓発を積極的に実施している。
- 狩猟事故及び違反を防止するため、狩猟及び有害鳥獣捕獲の期間における巡視活動等を計画的に実施し、狩猟者に対して積極的に指導啓発を行っている。
菅野 範正 氏(奥州市)
- 平成16年から江刺猟友会会長として、平成18年からは社団法人岩手県猟友会理事、平成20年から同会副会長、平成25年から公益社団法人岩手県猟友会理事、同年から平成29年まで同会副会長として、長年にわたり、狩猟の適正化や指定管理鳥獣捕獲等事業の実施など、鳥獣保護管理に寄与している。
- 平成24年から県環境審議会委員、特に自然・鳥獣部会委員として、鳥獣保護管理計画や第二種特定鳥獣管理計画の策定、鳥獣保護区等の指定等を通じて、鳥獣保護管理行政の推進に貢献している。
小平沢 由男 氏(久慈市)
- 昭和54年から長年にわたり、県鳥獣保護管理員として、野生鳥獣の生息環境を保全するため、鳥獣保護区等に指定されている区域内の保全管理に努めるとともに、鳥獣保護思想の普及啓発を積極的に実施している。
- 狩猟事故及び違反を防止するため、狩猟及び有害鳥獣捕獲の期間における巡視活動等を計画的に実施し、狩猟者に対して積極的に指導啓発を行っている。
地球温暖化防止部門
地球温暖化防止に資する活動や、地球温暖化に関する教育活動、温室効果ガスの排出を低減する技術開発や製品化において、特に顕著な功績のあった個人又は団体を表彰するものです。
いわて生活協同組合(滝沢市)
- 事業所での節電、施設設備の省エネ化、電気自動車の積極的な稼働に加え、事業所への太陽光発電設置や木質バイオマス発電への出資、風力発電の稼働により、2018年度CO2排出量が2005年度比76%削減を達成している。
- 地産地消の推進により、輸送に係るCO2排出量20,272トンを削減したほか、コープの森づくり活動により9年間で17,600本を植樹するなど、CO2排出量の削減に貢献している。
株式会社川徳(盛岡市)
- CO2排出量の94%を占める電気使用量の目標設定を行いBEMSによるエネルギー使用の集中管理、照明のLED化、高効率ヒートポンプチラーへの更新等の設備更新に加え、従業員による省エネ活動等を行った結果、2018年度電気使用量が2002年度比22.2%削減を達成した。
- 2006年から現在まで「いわて地球環境にやさしい事業所」4つ星認定を維持し、継続して成果を上げている。
久慈バイオマスエネルギー株式会社(久慈市)
- 地域の製材所で発生したバークを価値のある燃料に変え、林業振興、地域資源循環型社会の実現に貢献している。
- 安価なバークによる熱利用により、菌床しいたけ栽培事業のエネルギーコストが大きく削減され、農産物の安定供給、地域産業の振興に貢献している。
- バーク燃料の排熱を利用して乾燥させた木質チップを市内施設に供給し、木質バイオマス熱利用拡大の一翼を担っている。
太平洋セメント株式会社大船渡工場(大船渡市)
- 省エネ、エネルギー原単位低減会議や省エネ提案強調月間等により、職員の意識啓発を図るとともに、高効率機器の導入や煙突照明のLED化、不要機器の停止による電力原単位の削減等を行っている。
- 2017年には国内最大規模のバイオマス発電事業を行う新会社「大船渡発電株式会社」をイーレックス株式会社と共同出資で設立し、2020年1月から営業運転開始しており、CO2排出量の削減につながることが期待される。
トヨタ紡織東北株式会社(北上市)
- 2010年から取り組んでいる「2020環境取組プラン」、のほか、2013年から開始したE-JIT活動により、LED照明や省エネエアコンの導入、高効率生産による稼働時間短縮、デマンド監視による最大電気使用量管理、待機電力低減の推進、ハイブリッド車導入等に取り組んでいる。
- 上記の取組により、2015年度から2018年度まで、Δ6.3%/年でCO2削減を続けている。
水環境・水資源部門
総合的な水資源の開発・利用等に関する活動や、水資源保全・涵養に関する活動において、特に顕著な功績のあった個人又は団体を表彰するものです。
奥州市立木細工小学校(奥州市)
- 平成8年以来、長年にわたり良好な水質の保全を意識し、地域社会や関係機関からの協力を得て、水生生物調査を継続的に実施している。
- 稚魚放流や魚つかみなど、水環境の保全意識を高める取組を継続して実施している。
表彰式
- 開催日 令和2年1月25日(土曜)
- 場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ) 8F 会議室804A
- 令和元年度水と緑の交流フォーラムにて表彰式を行いました。
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