平成29年度「いわて教育の日」のつどい
本県では、学校、家庭及び地域社会が連携して、次代を担う豊かな人間性を備えた子どもを育成するため、11月1日を「いわて教育の日」と定めています。
今年も県民一人ひとりが教育の重要性を認識し、本県における教育のあり方を考える契機として「いわて教育の日」のつどいを開催しました。
- テーマ:『みんなで育む学びの場いわて』
- 主催:岩手県、岩手県教育委員会
- 共催:県内各市町村(花巻市を除く)、各市町村教育委員会、「いわて教育の日」推進協議会
- 後援:岩手日報社、朝日新聞盛岡総局、毎日新聞盛岡支局、読売新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、産経新聞盛岡支局、河北新報社盛岡総局、共同通信社盛岡支局、時事通信社盛岡支局、デーリー東北新聞社、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手朝日テレビ、めんこいテレビ、エフエム岩手、花巻市(順不同)
- 期日:平成29年11月1日(水曜日)13時15分から16時まで
- 会場:岩手県民会館 中ホール
- 対象:県内教育関係者及び一般県民
- 参加者数:約510人
司会 岩手県立黒沢尻北高等学校 3年 高橋 楓さん
また、当日ご来場いただいた方々に、アンケート調査に協力していただきました。ありがとうございました。
第1部 開会行事
主催者挨拶
岩手県教育委員会教育長 高橋 嘉行
祝辞
岩手県議会議長 佐々木 順一 様 (岩手県議会副議長 五日市 王 様 代読)
教育表彰(事績顕著者表彰)
教育表彰(事績顕著者表彰)受賞者
9団体、34人
分野:学校教育、学校保健(学校医、学校歯科医、学校薬剤師)、部活動指導、社会教育、文化財及び教育行政
第2部 生徒による発表
北上市立上野中学校 吹奏楽部
テーマ「Music Forever」
上野中学校吹奏楽部は、演奏技術の向上はさることながら、聴いてくださる方々に元気と感動を届けられる演奏を目指し、今年度のコンクールでは7年連続8回目の東北大会出場を果たし、3年連続の金賞を受賞することができました。
発表では、美しい音色と豊かな表現力による素晴らしい演奏に、会場から大きな拍手と多くの感動の声が寄せられました。
県立北上翔南高等学校 鬼剣舞部
郷土芸能鬼剣舞「一番庭他組み踊り」
北上翔南高校鬼剣舞部は、地域に育まれた鬼剣舞の伝承活動を国指定重要無形民俗文化財「岩崎鬼剣舞」からご指導いただき、82名の部員で活動しています。日頃は老人保健施設の慰問や各種イベント、国際交流事業などに参加しています。また、全国高等学校総合文化祭では、文部科学大臣賞1回、文化庁長官賞を3回受賞しました。
発表では、華麗かつ迫力のある素晴らしい演技に、会場から惜しみない拍手と多くの感動の声が寄せられました。
第3部 講演
- 演題 「これからの人間教育と学力の育成~我々の世界と我の世界を生きる力を育む~」
- 講師 プール学院大学学監・聖ウルスラ学院理事長 梶田 叡一 氏
グローバル化が進む知識基盤社会の中で、子ども達が自分自身の人生を生き抜く力を身につけるためには、様々な困難を乗り越えるたくましさと豊かな感性を育てる「人間教育」を通して、自分に自信を持った、自分で考え、行動できる主体的な生徒の育成が大切であることなど、分かりやすく話していただきました。
(プロフィール)
京都大学卒。文学博士。大阪大学や京都大学の教授、京都ノートルダム女子大学や兵庫教育大学などの学長を経て、現在、プール学院大学(大阪府)学監、聖ウルスラ学院(宮城県)理事長。平成30年度より桃山学院教育大学(大阪府)学長就任予定。
中央教育審議会副会長(教育制度分科会長・教育課程部会長など)を歴任。神戸新聞社平和賞、宮城県と京都府の知事表彰などを受賞。
主な著書に『不干斉ハビアンの思想』/創元社、『人間教育のために』/金子書房、『新しい大学教育を創る』有斐閣など。
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