平成27年度「いわて教育の日」のつどい(10周年記念行事)
本県では、学校、家庭及び地域社会が連携して、次代を担う豊かな人間性を備えた子どもを育成するため、11月1日を「いわて教育の日」と定めています。
今年も県民一人ひとりが教育の重要性を認識し、本県における教育のあり方を考える機会として「いわて教育の日」のつどいを開催しました。
- テーマ:『みんなで育む学びの場いわて』
- 主催:岩手県、岩手県教育委員会
- 共催:県内各市町村、各市町村教育委員会、「いわて教育の日」推進協議会
- 後援:岩手日報社、朝日新聞盛岡総局、毎日新聞社盛岡支局、読売新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、産業経済新聞社盛岡支局、河北新報社盛岡総局、共同通信社盛岡支局、時事通信社盛岡支局、デーリー東北新聞社、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手朝日テレビ、めんこいテレビ、エフエム岩手(順不同)
- 期日:平成27年11月26日(木曜)13時00分から16時25分
- 会場:岩手県民会館 大ホール
- 対象:県内教育関係者、一般県民、児童生徒等
- 参加者数:約1,600人
総合司会 岩手県立盛岡第三高等学校 3年 櫻 茜理 さん
また、当日ご来場いただいた方々に、アンケート調査に協力していただきました。ありがとうございました。
第1部 開会行事
主催者挨拶
岩手県知事 達増 拓也
岩手県教育委員会委員長 八重樫 勝
祝辞
岩手県議会議長 田村 誠 様
子どもたちの命を守り、いじめを許さない社会をつくる宣言
宣言朗読 盛岡市立上田中学校 3年 木村 恒太郎 さん
昨年、今年と2年続けて中学生がいじめを一因として自ら命を絶つという痛ましい事案の発生を受けて、このような事案を繰り返すことのないよう、そして、岩手の子どもたちの健やかな成長を願い、「子どもたちの命を守り、いじめを許さない社会をつくること」を宣言し、満場の拍手をもって採択されました。
第2部 児童による発表
田野畑村立田野畑小学校
郷土芸能:菅窪鹿踊「ほらがえし」
田野畑小学校菅窪鹿踊保存会・小学生踊り組の4年生から6年生は、保存会の方々からご指導をいただきながら、30数年の歴史ある小学生踊り組で伝承活動を続けてきた先輩たちに負けないように、一生懸命練習しています。
子どもたちの元気いっぱいの踊りに、会場から大きな拍手が送られました。
第3部 講演
講師:安西 祐一郎 氏(独立行政法人日本学術振興会理事長)
演題:「未来に生きる子どもたちのために」~これからの岩手の教育に期待すること~
グローバル化や人口減少など社会が大きく変容する中で、「主体的に生きる」、「多様な人々と生きる」、「協力して生きる」、「感謝して生きる」、「誇りにして生きる」ことの大切さや、子どもたちが生きていくことを支えるために、学校や地域が安心して戻れる場所となることの重要さ、日本のこれからの教育がどのように変わっていくのかなどを、分かりやすく話していただきました。
(プロフィール)
1974年慶應義塾大学大学院博士課程修了。専攻は認知科学・情報科学。同大学理工学部教授、理工学部長を経て2001~09年慶應義塾長。11年から現職。環太平洋大学協会(Association of Pacific Rim Universities;APRU)会長など要職を歴任、文部科学省中央教育審議会(中教審)委員として大学改革の議論をリード、第7期会長時に高等学校教育・大学教育・大学入試の一体的改革について答申をまとめた。
第4部 記念行事
内容:「イーハトーヴ交響曲」
出演:冨田 勲 氏、初音ミク、県内小中高校生、イーハトーヴシンガーズ ほか
演奏:いわてフィルハーモニー 代表・指揮 寺崎 巌 氏
合唱指揮:声楽家 太田代 将孝 氏
世界的な作曲家 冨田 勲 氏をお招きし、初音ミク、県内児童生徒やイーハトーヴシンガーズ、いわてフィルハーモニーにより、冨田 氏が宮沢賢治の世界を音で表現した「イーハトーヴ交響曲」の素晴らしい演奏が行われました。
幻想的な演奏と美しいハーモニーに会場から惜しみない拍手が送られました。
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