平成30年度「いわて教育の日」のつどい
本県では、学校、家庭及び地域社会が連携して、次代を担う豊かな人間性を備えた子どもを育成するため、11月1日を「いわて教育の日」と定めています。
今年も県民一人ひとりが教育の重要性を認識し、本県における教育のあり方を考える契機として「いわて教育の日」のつどいを開催しました。
- テーマ:『みんなで育む学びの場いわて』
- 主催:岩手県、岩手県教育委員会
- 共催:県内各市町村(花巻市を除く)、各市町村教育委員会、「いわて教育の日」推進協議会
- 後援:岩手日報社、朝日新聞盛岡総局、毎日新聞盛岡支局、読売新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、産経新聞盛岡支局、河北新報社盛岡総局、共同通信社盛岡支局、時事通信社盛岡支局、デーリー東北新聞社、岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手朝日テレビ、めんこいテレビ、エフエム岩手、花巻市(順不同)
- 期日:平成30年10月31日(水曜日)13時15分から16時まで
- 会場:岩手県民会館 中ホール
- 対象:県内教育関係者及び一般県民
- 参加者数:約540人
司会 岩手県立盛岡第一高等学校 3年 武蔵 未侑さん
また、当日ご来場いただいた方々に、アンケート調査に協力していただきました。ありがとうございました。
第1部 開会行事
主催者挨拶
岩手県教育委員会教育長 高橋 嘉行
祝辞
岩手県議会議長 佐々木 順一 様
教育表彰(事績顕著者表彰)
教育表彰(事績顕著者表彰)受賞者
11団体、39人
分野:学校教育、学校保健(学校医、学校歯科医、学校薬剤師)、部活動指導、社会教育、学術・文化財及び教育行政
第2部 児童生徒による発表
北上市立黒沢尻北小学校 合唱部
「あいや節幻想曲」「群青」他
黒沢尻北小学校合唱部は、4~6年生の歌うことが大好きな仲間が集まって活動しており、毎日歌声を校舎に響かせています。今年度のコンクールでは、NHK全国音楽コンクール7年連続8回目の東北大会出場を果たし、東北大会では銀賞を受賞することができました。また、全日本合唱コンクール県大会では、金賞、子ども音楽コンクールでも9年連続東北大会に出場し、今年度は2回目の最優秀賞を受賞し、全国大会に出場します。
発表では、美しいハーモニーと豊かな表現力による素晴らしい歌声に、会場から大きな拍手と多くの感動の声が寄せられました。
県立花巻農業高等学校 鹿踊り部
花農春日流鹿踊「一番庭」
花巻農業高校鹿踊り部は、花巻市東和町の「春日流落合鹿踊保存会」の御指導を仰いで始まり、創設60年目です。今年度は、3年生14名、2年生6名、1年生4名で活動し、地元の祭りや老人施設の慰問など年間約30回の公演を行っています。8月に行われた全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門では、最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞しました。
発表では、華麗かつ迫力のある素晴らしい演技に、会場から惜しみない拍手と多くの感動の声が寄せられました。
第3部 講演
- 演題 「子どものために手をつなぐ ~いま、親そして大人ができること」
- 講師 大阪大学大学院教授・教育学博士 小野田 正利 氏
大阪大学大学院教授・教育学博士の小野田正利氏をお招きし、学校と保護者との間に生じるトラブルの解消について、保護者にとって教師は子どもに対して1人である一方で、教師にとっての子どもは40人のうちの1人であるため、お互いに同じものが見えているとは限らないなど、具体的な例を交えながら、分かりやすく話していただきました。
(プロフィール)
大阪大学大学院人間科学研究科教授。教育学博士。1955年、愛知県日進町(現日進市)生まれ。長崎大学教育学部助教授などを経て、1997年から大阪大学助教授、2002年から現職。専門は教育制度学、学校経営学。
学校と教職員の"等身大"の姿を明らかにすることをライフワークとしており、「学校と保護者の間に生じるトラブル」研究の第一人者として、「学校現場に元気と活力を!」をモットーに、年間200件を超える依頼が殺到する講演は教育関係者や保護者に人気。
主な著書に、『ストップ自子チュー~親と教師がつながる』旬報社、『普通の教師が普通に生きる学校~モンスターペアレント論を超えて』時事通信社など。
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