平成30年10月1日知事会見記録

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ページ番号1000729 

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平成30年10月1日10時30分から11時03分

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。最初に、知事から発表があります。それでは、知事お願いいたします。

知事
 10月16日から10月22日まで、ジュネーブのCERN(セルン(欧州原子核研究機構))を訪問し、その後、フランス・パリで開催されるジャポニスム2018「地方の魅力―祭りと文化」における岩手県参加行事に出席してまいります。
 CERN(セルン)では、ILC、国際リニアコライダーの建設実現に向けた岩手県の取組状況をお伝えし、国際社会における一層の協力を訴えてまいります。
 また、今年は日仏友好160周年で、国が主催し、7月から来年2月までの間、パリを中心に日本の文化を紹介するジャポニスム2018が開催されているわけですが、政府や民間団体等によるさまざまな催しが行われています。そこに岩手県も参加するわけですけれども、日本の地方の祭りや文化を紹介する「地方の魅力―祭りと文化」というところ、これは政府主催で開催される公式企画なのですけれども、そこに岩手県として参加します。岩手からは、祭り、踊りを紹介する企画行事にさんさ踊りと鬼剣舞、地方文化を紹介する企画行事に鬼剣舞、鹿踊り、神楽、虎舞、総勢約60名が参加して公演やパレードを行います。また、いわてマンガプロジェクトの紹介展示も行います。
 この行事は、日本文化の多様性豊かな魅力に注目し、フランスにおいてまだ知られざる日本を見つけ、楽しむ機会を提供することを開催目的としておりまして、私も会場でのスピーチやパレードへの参加を通じて、岩手を大いにアピールしたいと考えています。
 また、ジャポニスム参加に合わせて、これまで岩手県と交流を深めてきているフランス・アルザス地方の関連施設を会場にして、岩手県主催のレセプションを開催し、在仏の関係者の皆さんに震災復興支援に対する御礼を改めてお伝えし、2つの世界遺産など魅力ある観光地や県産品をPRし、ラグビーワールドカップ2019™釜石開催など、未来に向けた岩手県の取組も発信してまいります。
 以上です。

広聴広報課
 以上で知事からの発表を終わります。

幹事社
 それでは、ただいまの発表事項1件について、各社から質問があればお願いします。

記者
 CERN(セルン)の方で1点お伺いしたいのですが、今、ILCが正念場と言われる中で、今回、CERN(セルン)の関係者と意見交換されるということですが、今回の機会をどういった機会にしたいかというか、どういった効果を狙って行かれるのか、お願いします。

知事
 今、ヨーロッパの方で2020年からの5カ年計画にILCが盛り込まれるかどうかで、そのためには今年中に日本政府がILCに前向きな方向性を打ち出すかどうかという大事なところでありますので、そのヨーロッパの加速器研究の中心地CERN(セルン)に行き、CERN(セルン)の幹部の方、また、リン・エバンス博士、ILCの方の推進組織であるリニアコライダー・コラボレーションの責任者であるリン・エバンス博士にもお目にかかることを予定しておりまして、今国内の関係者が一体となって政府への働きかけ、国民理解増進のための取組など行っていることや、また、建設候補地としての岩手における受け入れ準備状況など、改めてしっかり伝えてくることが意義があると考えております。

記者
 ありがとうございます。あともう一点、ジャポニスムの方ですが、さまざま祭りであるとか、地方の文化、また、復興支援の御礼ということもいろいろあるようですけれども、このジャポニスムの参加でどういったところを特にもアピールしてきたいか、どういったことにつなげていきたいかという点をお願いします。

知事
 1つは、日本文化をパリを中心にフランスの皆さん、さらにヨーロッパの皆さん、世界の皆さんに伝えていくという、日本の中に岩手ありということをはっきり示したいと思いますし、日本の中でも郷土芸能の数も多いし、活動も盛んな岩手、また、パリはじめフランスでも人気がある漫画文化にも取り組んでいる岩手、そういう岩手の昔からのいいところと先端的なカルチャー、両方アピールしていきたいというふうに思います。

幹事社
 ほかに発表事項について各社からいかがでしょうか。
 発表事項について質問がなければ、発表事項以外については、本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はありませんので、各社から質問があればお願いします。

記者
 台風24号についてお聞きします。県の方で現在把握されている被害がありましたら教えてください。また、今回の台風に関する準備体制なども教えてください。

知事
 いわゆる人的被害、家屋被害というものは報告がありません。農林水産業など産業関係の被害については、これから調査が本格化するというところです。道路の関係や、また、鉄道、バス等交通関係は、ある程度影響を受けているところですけれども、もう天気もよくなっていますので、今日から復旧したり、また必要な修理が行われると期待します。
 そして、事前の体制につきましては、昨日、9月30日12時15分に県の災害警戒本部を設置し、風水害対策支援チームに集まっていただき、検討してもらい、その結果を踏まえて市町村長への助言を行いました。県の災害警戒本部は、昨日の18時25分には災害特別警戒本部に移行して、体制の強化を図り、また、情報収集に努めたところであります。市町村もそれぞれ気象警報が発表される前から、県も気象警報が発表される前に災害警戒本部を設置したのですが、市町村も警報発表前から災害警戒本部を設置するなど、早目、早目の警戒態勢を整え、避難準備・高齢者等避難開始の発令や避難所の開設など、迅速に対応いただいたというふうに思っております。

幹事社
 ほかにいかがでしょうか。

記者
 (岩手)競馬についてお尋ねします。全頭(薬物)検査が実施されましたが、7月の1頭目の(禁止薬物陽性馬の)発覚時に全頭(薬物)検査というお考えだったり、そういう議論はありませんでしたでしょうか。

知事
 全頭(薬物)検査については、短期間のうちに禁止薬物陽性馬の発生が繰り返されたということを踏まえて行ったところであります。

記者
 9月14日と15日にかけて2頭目が発覚したと記憶しているのですが、これで即座に全頭(薬物)検査を判断していれば、(レースを)取り止めた22日というのは実施できたのではないかという意見がありますが、いかがでしょうか。

知事
 そういう意味では、短期間のうちに2度目の禁止薬物陽性馬の発生を許してしまったところに問題があると考えておりまして、公正競馬の確保のための全頭(薬物)検査等の措置を迅速にとったところでありますけれども、さらに再発防止策を競馬議会に補正予算も可決していただきながら進めていかなければならないというところです。

幹事社
 ほかいかがでしょうか。では、すみません、幹事社から。先ほどの質問に関連して、台風24号の件なのですけれども、確かに昨日、風水害支援チームがもうお昼の時点で助言をされて対応して、高齢者等避難準備開始を市町村で発出していました。ただ、市町村によって時間帯にばらつきがあって、暴風警報が出たのが夕方でしたけれども

 (緊急速報メール受信音)

知事
 一応内容を教えてほしいな。

広聴広報課
 解除です、盛岡松川。

知事
 はい。

幹事社
 失礼しました。それで、夜間の避難は危ないので、早目にということで、そういう趣旨で動いているのですけれども、(午後)3時台とか4時台に出したところもあれば、盛岡市は(午後)7時だったのです。夜になってしまうと。2年前に台風10号災害があった教訓から動いていて、それに迅速に対応する市町村もあれば、遅いからしていないという言い方はきっと語弊があるので、ちょっとまずいのかもしれないですけれども、時間差があると。空振りを恐れないというところの浸透がどこまでできているのかというのは、風水害支援チームの起動の仕方としては適切というか、それにのっとって動いていたとは思うのですけれども、それを受ける市町村側にうまく浸透させるという意味では、改めてその都度、大きい被害がなくても、それぞれの準備の避難情報関係の発出の仕方について検証というか、いろいろ市町村となぜこの時間になったかというのを確認して、さらに次に本当に大きい被害が起きるのを防ぐためにどうできるかという検証は必要なのではないかと思うのですけれども、知事はその点どのように受け止められますか。

知事
 風水害のような自然災害については、基本的には基礎自治体である市町村がそれぞれ自分のところにある河川であるとか、危険と思われる崖であるとか、また、高潮などでは海の様子とか、そういったのを自分たちの手元のところで状況をしながら、またそれらの潜在的に危険なところとその近くどういうふうに人が住んでいるのか、また避難するとすればどういうふうに避難していくのかという、避難所の位置とか、避難の段取りとか、そういうのを踏まえて総合的に市町村において判断するものであります。県としては、その判断の材料に資するような専門家の意見を早目に提供することができて良かったと思っておりますけれども、その後は市町村の判断なのですけれども、今回、市町村の判断に問題があって被害が拡大してきたというようなことは報告を受けておりません。

幹事社
 そのとおりだと思うのですけれども、確かに市町村の判断なのですが、そこに市町村によって避難情報の発出時間にばらつきがあること自体を県から言うのは難しいのかもしれませんが、受け取る側からすると、例えばあの町は比較的そういう空振りを恐れずぱっとすぐ(避難情報を)出すよねというのが色分けみたいなのがされて、ここはぎりぎりにならないと出さないみたいなのが、避難しなければいけない住民にとって、危機意識にとってプラスに働くかどうかというのがちょっと気になったので、その趣旨で質問したのですが、さらにいかがですか。

知事
 多分遠からず未来においては、市町村内にある河川の水の増え方とか、それから山や崖の地盤の緩み方とかというのがIoTとかAIとかの技術でリアルタイムで、自治体はもちろん、関係する住民のところにも届いて、そして自治体、住民、ほぼ同じタイミングで、もう危ないね、さあ逃げようみたいなふうになっていくのだと思います。

幹事社
 さらに何か本当に被害を防ぐというために、今の県の風水害支援チームの動き方としては、私も特に大きい問題があるとは思わないのですけれども、本当に被害を防ぐという意味で、それが市町村に届いて、判断を迅速にして、空振りでも避難情報を出して被害をとめるというようなものにさらに踏み込んで、何か指示とかというよりも、また助言とかになるのかもしれないですけれども、それを行う必要性とかというのは、今のところは知事はあまり考えることではないと思いますか。

知事
 今の技術からすると、それぞれの河川や崖や、あるいは海岸の危険な状態というのは、目視だったり、聞こえてくる音とか、あともう大雨と風で直接見に行けないから、今日昼過ぎにはどのくらいの状態で、午後、時間が経つに従って今雨や風はどのくらいだからとかという、そういう総合的な判断をそれぞれの市町村においてするということになると思うのですけれども、いずれにせよ人的犠牲が出なかったということは良かった、まだ報告がないという状況ではありますけれども、良かったことだと思っております。

幹事社
 ありがとうございます。すみません、あと別でもう一件。昨日、沖縄知事選(挙)が行われて、新人同士というか、5人((注)正しくは4人)出馬されたのでしょうか、玉城デニーさんが初当選したわけですけれども、新しい知事が誕生したことについて知事からコメントをいただければと思います。

知事
 沖縄県の県民の皆さんの民意が形になって、玉城デニーさんの当選ということになったのだと思います。結果として翁長前知事の志が引き継がれたような形になったのではないかなと思いますし、米軍基地問題をめぐる県民の民意というものが玉城デニー(新)知事を通じて、国とのやりとりとか、さまざまあるとは思うのですけれども、実現していくことを期待します。

幹事社
 今回の結果が、自民党の総裁選(挙)で安倍さんが3選を果たしたわけですけれども、その直後に政府・与党とは距離を置くというか、政策的に意見の違う候補が当選したことについてどう思うかということと、国政の影響とかというのは、知事はどのようにお考えでしょうか。

知事
 1つは、民意というのはやはり大事なのだなということが教訓だったと思います。もう一つ、米軍基地問題については、オスプレイが東京の(横田)基地に移動したりとか、あと岩手県でのいわゆる超低空飛行の訓練問題というのが起きたりして、日本の領土内のどこでも米軍が自由に移動、訓練ができるということが、沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題で、本当にそれでいいのかという思いが全国的に広がってきているのではないかと思います。その中で、普天間基地のような非常に危険な基地があっていいのか、そしてそこを廃止するからといって、敗戦直後でもないのに全く新しい外国軍基地を日本国内に新たに造るということが本当にいいのかということが、日本全体として考え直されているところなのだと思います。
 特にドイツ、イタリアと比べても、米軍の自由度が高いといいますか、そういう日本の米軍の基地のあり方とか、運用のあり方というのが、形式的には朝鮮戦争が終わっていないという極東の安全保障環境の厳しさから来ているものだとすれば、今年の平昌(ピョンチャン)オリンピック以降、一気に安全保障環境が改善する方向に向かっているということもあるわけですので、そういう意味で日本全体として在沖縄というよりも在日米軍のあり方について変えていく時が来ているのかなというふうに思います。

幹事社
 ありがとうございます。ほかにいかがですか。

記者
 先日の県議会の常任委員会の総務委員会の中で指摘があった三陸防災復興プロジェクト(2019)の、今回補正に盛り込まれた2億3,000万円余りの予算についてなのですが、そもそもプロジェクト自体が一過性のイベントにすぎないのではないかというような指摘が複数の議員からありましたが、知事はその辺はどのようにお考えでしょうか。

知事
 シンポジウムでありますとか、過去やっていたような、類似するような事業もあり、来年、三陸防災復興プロジェクト2019として成功すれば、その後も継続をしていってもいいようなイベントばかりではないかと思っております。

記者
 シンポジウムと、あと要はプロジェクトの効果が見えにくいという意見もありましたけれども、その中で県の方ではまだちょっと概要が全体的には示せないというようなお話でしたが、その辺りは知事はどのようにお考えでしょうか。

知事
 詳細な部分について、これから決めるというところはあるのですけれども、ただプロジェクト概要については既に首都圏の方で開かれてたツーリズムフェアみたいなところ((注)正しくは「ツーリズムEXPOジャパン2018」)でもブースを出して宣伝もしていますし、いろんな旅行代理店にそうやって働きかけて、イベントの内容とか、まず旅行商品につなげていくとか、対外的にも宣伝するとかということはもう始めているわけでありまして、概要については既に今年初めの実行委員会で決定していたと言っていいと思います。
 あとは、効果について、もし完全に貨幣、お金で換算できる効果だけを考えるのであれば、風化防止の効果がどのくらいかというのはなかなかお金に換算できないでしょうし、また、震災翌年にJRとのコラボで行ったデスティネーションキャンペーンというものが、そこでつくった協議会が、その後、いわて観光キャンペーン推進協議会という名前、看板を変えて、その時のオール岩手で観光をPRしていく体制がその後引き継がれて、岩手の観光推進の力になっているようにうまくいけば三陸防災復興プロジェクト2019を実行する体制がその後の岩手三陸沿岸地方を対外的にPRしていく司令塔の役割というのですかね、そういうのを果たし続けることにもなるでしょう。それから、そこも金銭的に幾らの効果というのがなかなかわかりにくいのだと思いますし、あと、東京オリンピック・パラリンピック関連のbeyond(ビヨンド)2020にも認定されていて、復興五輪を成功させるためのプレイベント的なものとして鈴木俊一大臣からも期待するという趣旨のこと伺っているのですけれども、そこもそういう効果というのは金額的には示しにくいのかなと思います。
 いずれにせよ、過去類似の事業があったものがかなり盛り込まれていたりとかはするのですけれども、三陸防災復興プロジェクトという形で風化防止から国内外の防災への貢献、そして復興そのもの、プラス将来の観光振興や物産の販売とかにつなげていくというような形でまとめる事業は初めてのことですし、東日本大震災、被災した日本のあちこちを見てもこれを県の単位でやるのは初めての試みでありますので、見たことがない、聞いたことがないという感覚は持たれるのかと思います。その辺はどんどん質問いただいて、それに対してきちっと答えていくことができればいいのではないかと思います。

記者
 そうすると、これまでも沿岸市町村で類似性のようなイベントがあったとしても、要は三陸防災復興プロジェクトというくくりの中で開催することに意義があるというふうな捉え方でよろしいのでしょうか。

知事
 そうですね、風化させないようにしたいということ、そして防災のための教訓を引き出して発信したいということ、また、復興の力にしたい、その辺は切実なニーズが沿岸の方にあり、プラス将来の地域振興につながるような観光や物産のPRというような、それを大きい仕掛けでやるのは岩手でも初めてだし、日本としても初めてのことなので、かなり政府の方はオリンピック・パラリンピック担当大臣部局以外も、復興庁も関心持っていただいていますし、ぜひ政府ともさまざま連携しながら、岩手県外とのさまざまなつながりの力も生かしながら復興後半の盛り上げによって、改めて関心を高め、今からでもさまざまな支援というのをいただき、そして復興の完成からその後の振興につなげていくという、今までやったことがない、未来を切り拓く事業でありますので、よろしくお願いしたいなというふうに思います。

記者
 わかりました。あと私も先ほどの(岩手)競馬の関係で1点お伺いしたいのですが、先ほども質問が出ましたけれども、今回補正予算で1億円、警備体制の強化という部分、いろいろさまざまな部分で組み込まれましたが、そもそも最初の発覚時からそういった対応をとれなかったという部分については、管理者としては知事はどのようにお考えなのでしょうか。

知事
 短期間のうちに禁止薬物陽性馬の発生が繰り返されたというのは、これは非常に問題でありまして、競馬の公正性に疑いを招くような事態となったということは非常に遺憾に受け止めております。そういう意味で、再発させないためのさまざまな措置を補正予算も承認いただきながらとっていくということで、二度とこういうことが起きないように対応していきたいというふうに思っています。

記者
 知事ご自身について、対応が遅かったというような判断はないでしょうか。

知事
 禁止薬物陽性馬の2度目の発生を防げなかったということは非常にじくじたる思いで、大変遺憾に思っております。

記者
 宮古・室蘭フェリーについてお伺いします。先日、運航会社から(10月)6日から減便して、南下便については八戸に寄港して、そこでトラック、ドライバーを降ろすという発表がありましたけれども、県民感覚として就航からわずか3カ月(で減便)というのはちょっと早いような気はするのですけれども、知事はどのように受け止められたかと、あと何か対策をお考えであればお聞かせください。

知事
 実際やってみて、実際の利用状況を確認し、また、物流事業者の皆さんの要望などもいただいて、さらなるサービス向上のためにダイヤ改編するというふうに受け止めております。復興道路がまだ完成には至っていないことなど今後の事情、そういう背景の変化によって、またダイヤについては違ってくるというふうには思っておりますけれども、現状においてサービスを向上させて、より多くの皆さんに宮古・室蘭フェリーを利用いただこうという、そういう経営判断としては、なるほどというふうに受け止めております。

記者
 (復興道路が)全線開通するまで航路を維持できるかどうかというのが県にとっても大事なことなのではないかと思いますけれども、危機感みたいな、存続の危機なのではないかというか、そういった感覚はどうなのでしょう、お持ちでしょうか。

知事
 ビジネスというのは常に危機とともにあるのだと思いますけれども、旅客の方の滑り出しの好調さ、また、北海道(胆振東部)地震で消防隊や消防車両、また、さまざまな支援物資の輸送に非常に力があり、またそのことが広く報道されて、改めて知名度も高まったと思いますので、今回のダイヤ改編がさらなるサービス向上につながって、利用が高まることを期待します。

広聴広報課
 以上をもちまして記者会見を終わります。

 次の定例記者会見は10月15日(月曜日)の予定です。

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