宮古管内の漁港（11）　小港漁港

小港漁港（こみなとぎょこう）

• 所在地:宮古市田老字和野
• 漁港指定:第1種 昭和26年11月14日
• 管理者:宮古市
• 関係漁協名:田老町漁協
• 背後集落名:和野、新田

小港漁港の紹介

本港は陸中海岸国立公園の景勝地真崎海岸にあり、この位置から本州最東端のとどヶ崎をはじめ姉ヶ崎、佐賀部、北は明神崎など雄大な海岸線を一望できる。
また、漁港の背後は宿泊施設、海水浴場、キャンプ場等のレクリエーション施設があり、多くの観光客が訪れその数は、年間70万人近くに達する。
付近は好漁場となっており、なかでもアワビは県内トップクラスの水揚げがある。
また、外海でのワカメ、コンブの養殖が盛んで、特にワカメをボイル加工した「真崎わかめ」は有名である。
漁港は、昭和37年から整備を進めているが、整備水準は低く、特に港内静穏度の確保が課題である。