宮古管内の漁港（7）　小本漁港

小本漁港（おもとぎょこう）

• 所在地:下閉伊郡岩泉町小本字小本
• 漁港指定:第1種 昭和26年10月17日
• 管理者:岩泉町
• 関係漁協名:小本浜漁協
• 背後集落名:小本、中野

小本漁港の紹介

日本三大鍾乳洞のひとつ龍泉洞の中にある地底湖のエメラルドグリーンに輝く水を源とする小本川の河口に位置した県内では珍しく川を利用した河川港である。
集落は山沿いの平地に小本と中野の2つの集落があり、併せて約350戸、うち半分が漁家である。
元々、木材や生活物資の搬入の基地となっていた。
現在は、採介藻漁業を中心とした磯漁業と船びき網、サケ延縄漁業等、岩泉町の沿岸漁業の拠点港として重要な役割を果たしている。
昭和28年から漁港整備を始め、現在、老朽化した導流堤の補修とともに物揚場などの整備を行っている。